花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

小さな野草達、コニシキソウ、オオニシキソウ、アメリカタカサブロウ、他

2020-09-01 | 野草
今回も野草ですが、苦手な小さな花ばかりですので見苦しいですが、お許しください。

コニシキソウ(小錦草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~9月、畑、道端等に生える。
茎は長さ10〜20cmになり、地を這って広がる。葉は対生し、長さ0.7〜1cmの長楕円形で、
表面の暗紫色の斑紋がよく目立つ
花は小さく、腺体の付属体は白色または赤色を帯びる花弁状です。
花序の直径は約0.6mm、長さ約1.2mm。(腺体とは、蜜などの分泌物を放出する部分)
枝の上部の葉腋に汚れた淡紅紫色の杯状花序をつける。
さく果には白色の寝た毛が密生する。 
よく似た仲間にニシキソウがあるが、ニシキソウはさく果に毛がない。 

オオニシキソウ(大錦草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎は淡紅色を帯び、直立または斜上して高さ20〜40cmになる。
腺体は円形。腺体の付属体はよく発達し、白い花びらのように見える。
さく果は直径約1.7mmの卵球形で無毛。  

アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)
キク科タカサブロウ属、1年草、熱帯アメリカ原産、花期:9月~10月、帰化植物。
日本在来種のタカサブロウに比べ、葉が細く鋸状の細かいギザギザがある。
頭花はタカサブロウよりも小さく、周辺の舌状花がたくさんあるので花弁が重なって、
やや乱れる感じがある。種子(痩果)の断面は菱形で、黒褐色に熟し、
こぶ状の突起があって縁には灰白色の部分がある。

アメリカフウーロ(亜米利加風露)
フウロソウ科フウロソウ属、越年草、北米原産、花期:5月~6月茎はやや倒れながら伸びる。
葉は大きく3~5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれている。
花は薄い紫で小さく(径5mm程度)、茎の先端に散房状につくが、小さくて目立たない。 
花びらは5枚、春から秋にかけてダラダラと開花する傾向が強い。

アメリカイヌホオズキ
ナス科イヌホオズキ属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
花は2~3個が枝咲きにつき、4~5mmで淡紫色又は白色。
花が終わると花柄は下に垂れ、5~8mmの球形でつやのある果実を付ける。
似た花に他に、イヌホオズキ、テリミノホオズキがあるが実の形から決めると分かり易い。
 横から見た形と色  イヌホオズキ  球形~縦長、  艶消し~弱光沢。
       アメリカイヌホオズキ  整った球形、  弱光沢~強光沢。
         テリミノホオズキ  横長、     弱光沢~強光沢。 

クワクサ(桑草)
クワ科クワクサ属、1年草、花期:9月~10月、
地味な草で目立ちにくい。葉がクワの形に似ていることが和名となった
葉腋に球状の花序を形成し、目立たない紫色を帯びた緑色の花を咲かせる。1つの花序の中には雄花と雌花がある。
球状の花序は直径約5mm、雄花と雌花が混在している。
こんな写真では花は良く分かりませんね、別の機会にもう少し分かり易くしたいと思います。
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