花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

草藪昆虫観察、”小さい虫さん集合”「一寸の虫にも五分の魂」マルカメムシ、他

2021-05-26 | 昆虫
身の回りの草藪には、小さな虫達が、皆頑張って生きています。
「一寸の虫にも五分の魂」のことわざがありますが、
意味は、”どんなに弱い者でも意地をもっている”です。
そこで、今回は、一寸は約3cmですが、1cm位以下の虫を各種類から集めてみました。

<カメムシ目>
マルカメムシ
マルカメムシ科マルカメムシ亜科、大きさ 5-5.5mm、時 期 4-10月、
クズなど、マメ科植物の茎でよく見られる小さな丸っこいカメムシ。
一見カメムシらしくなく、むしろ甲虫の仲間に思えてしまう。

ツチカメムシ
ツチカメムシ科ツチカメムシ亜科、 大きさ 7-10mm、時 期 5-10月、
光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色のカメムシ。
地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁を吸う。

<甲虫目>
ヨツボシハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、大きさ 5-6mm、時 期 5-8月
淡黄色で、上翅の4つの黒紋が目立つハムシ。
アマチャヅル、カラスウリ、キヨスミギクなどの葉を食べる。成虫で越冬する。 

クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、大きさ 6-7mm、時 期 4-9月
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種。 
カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。
幼虫は地中にいて、ウリ類の根を食べて育つ。成虫で越冬する。

ヒゲナガルリマルノミハムシ ?  *ダイコンハムシ  5/27訂正
ハムシ科ハムシ亜科、 2mm前後  5mm前後、  4‐8月、
*正直言って明確には分かりませんが、アブラナ科植物に付き2mm前後から
黒色の丸っこいハムシ。. 全身黒色で光沢がある。.
ハネがあるのにあんまり飛翔せず、歩行による移動がほとんどで、活発に動き回ります。 
テントウムより遥かに小さい。害虫で嫌われています。


<チョウ目>
キスジホソマダラ(♀)
マダラガ科クロマダラ亜科、大きさ (開張)11-16mm、時 期 6-7月
黒色で、はねに黄白色の条状の斑紋があるガ。オスの触角は櫛歯状。
日中に活動し、花に集まる。

シリグロハマキガ(♂) 
ハマキガ科ハマキガ亜科、(開張) ♂16-22 ♀22-23  時 期 6-7月
♂は前翅の前縁の基部2/5にひだがあり、斑紋は暗褐色。
♀では斑紋が比較的淡色で、前縁のひだはない。

<バッタ目>
フキバッタの若齢幼虫
バッタ科フキバッタ亜科、大きさ ♂15-22mm ♀19-28mm、時 期 6-9月
体の側面に黒い筋がある黄緑色のバッタ。メスには翅がなく、オスには短い翅がある。
幼虫は、あまりにも小さいので、若齢幼虫です。 (成虫の半分以下)


<ハエ目>
ハエは同じ属に似たものが多くこれらの写真からでは特定は難しい様に思います。
キンバエ  クロバエ科        **ニクバエ ニクバエ科
*ヤドリバエ   ヤドリバエ科

<クモ目>
マミジロハエトリ(♀)
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm、時 期 5-8月
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。 
以前に、♂は投稿済ですが、今回は、♀です。

▼前脚が2本長いのでアシナガグモ科のクモと思いますが分かりません。
アシナガグモよりは小さかった、カメラを向けると直ぐに逃げるが、
蜘蛛の巣の途中で止まり体をゆすって威嚇?していた。何回も繰り返し眺めていた。


<その他>
カタツムリは巻き貝の一種で、ほとんどの個体が背負っている貝は右巻きですが、
1万匹に1匹の割合で貝が左巻きのカタツムリが存在していることが知られています。
兎に角、数nmmの小さなカタツムリでした。
左巻きの代表種は、ヒダリマキマイマイですが、1cm以下のものは、
赤ちゃん貝や、小さい貝は、 見分けがとっても難しいので、名前は割愛します。
10mm前後でオトメマイマイはいるがそれよりも小さい。
普通のカタツムリ、ミスジマイマイ?
またもや不完全なものになってしまいましたが、これ以上時間をかけられませんので、
見切り投稿します。
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