花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

紅葉シーズンの始まりです。

2020-11-02 | 植物
ちょっと山道に逸れて少しばかり登りのある場所を歩いてみました。
山間の道はやや日が陰って紅葉は陽に照り輝くものですが、タイミングが悪かったですね。
全体的な黄葉には未だ少し早かったです。


   

         

  

  


 
山道では珍しいフユワラビに出合いました。

フユノハナワラビ
ハナヤスリ目ハナヤスリ科ハナワラビ属、多年草 見頃:11月~12月 、
シダ植物なので、葉に見えるものは栄養葉(えいようよう)、
花に見えるものは胞子葉(ほうしよう)という。 
オオハナワラビと似ていますが,こちらは小形で、栄養葉の羽片の頂片は鋭くギザギザしていない。

ヤブタバコ(藪煙草)
キク科ヤブタバコ属、越年草、花期:8月~10月、
太い茎は途中でのびるのをやめ、数本の長い横枝を出す。
根生葉が大きく、煙草の葉に似ているのでこの名がある。
上部の葉腋に黄色の頭花を下向きに1個ずつつける。 
似たコヤブタバコがあり、花は緑白色でと似ていたが、
苞葉が多数つくとありましたので、ヤブタバコとしましたが、、

サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期:8月~10月、
茎は40-150cm、茎の先端に総状花序をだし、柄のある白い小さな花を密に付ける。
晒菜は、若菜を茹でて水で晒して食べることによる。
下はイヌショウマ、上の花柄の長さの違いがわかりますね。

1時間ほどの散策で一人と出会っただけの人知れずの山道ですが、周りをゆっくりと歩き、
ヤマイモのつるに付いているムカゴを少しばかり採り、秋の風情を楽しみましたが、
所々にイノシシがミミズ?を掘り返した痕がありましたので、早々にお終いにしました。
 
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