花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

マイナーな虫さん、クチナガガガンボ、ヤマトクサカゲロウ、コハナグモ、他

2020-11-04 | 昆虫
11月に入り、いよいよ昆虫なども見掛けなくなります。
アゲハチョウ、赤トンボ、カブトムシ等のメジャーな昆虫でなく、
小さかったりあまり人から目にかけてもらえないような虫を幾つか選びました。

▼コウヤボウキにクチナガガガンボ  ハエ目ヒメガガンボ科 10mm、5-10月
ガガンボはあまり人気の虫では無い様で、細かく記述されているのも少ない。
団体でいることもある。

ヤマトクサカゲロウ   別名:ニッポンクサカゲロウ
アミメカゲロウ目クサカゲロウ科、開張 22-29mm、 6-11月、
背中に1本の黄色い筋があり、翅脈は体色と同じ緑色をしている。
似た種も多いが、頭部の斑紋や翅脈の色等で同定できるようだ。

▼?? 写真が不鮮明でもあり、少しでも納得できそうなものがなく不明

コハナグモ
クモ目カニグモ科、♀ 4-6mm ♂ 3-4mm、6-9月
腹部は丸くて黄白色、頭胸部と脚が緑色のクモ。第1脚・第2脚が長い。
葉や花の上で脚を大きく広げて獲物を待ち伏せる。

ヤミイロカニグモ♀
クモ目カニグモ科、 ♂ 5-6mm ♀ 7-8mm、 4-11月、
葉上に見られ、小さい虫を捕食する。
腹部に2本の縞模様がある。♂は黒褐色、♀は赤褐色をしている。
ただし、アズマカニグモもほぼ同じ模様をしている為、外見での同定は困難 。

▼チャイロアサヒハエトリ?6mm前後   ▼

▼コバネヒシバッタ?  10mm、
 

トホシクビボソハムシの幼虫
甲虫目ハムシ科トホシクビボソハムシは、クコの葉が食草です。約6mm。
汚れたしずくのように見えます。体にねばねばした粘液をため、その中に自分の糞を入れています。
表面のこの部分を取り除くと一般的なハムシ類の幼虫になります。
体を守るためにこのように粘液で体を覆(おお)っているようです。
葉がボロボロになっているとこれは誰の仕業か?気になってしまいます。

アザミクロヒゲナガアブラムシ  体長約2.5mm、
体色は黒く、脚は腿節根元と脛節は黄褐色。角状管は黒く長い。尾片も黒色。
 
アザミの茎にいっぱい這いつくばっていました。

ナナフシ(ナナフシモドキ)
ナナフシ目ナナフシ科、   ♂ 60mm前後 ♀ 85mm前後、 6-11月
まるで木の枝に6本の脚がはえたような体型の昆虫。
よく似たエダナナフシとは、本種の方が触角が短いことで見分けられる。
メスは、緑色~褐色。オスは、濃褐色でメスよりも細いが、
通常、メスだけで単為生殖をおこなうため、めったに見つからない。
ナナフシは小さな虫ではないが、なかなか分類で載せなかったのでここに載せた。

チャイロハバチの幼虫 ハバチ科    ▼蛹 似たものが多く名前特定できていない。

ハリガネムシ  
ハリガメムシ目に属する生物の総称。
実在する寄生虫である。日本には14種いる。 
カマキリ、カマドウマ、コオロギなどに寄生する。

カマキリのお腹から出て来て道路で車にカマキリとひかれているのをよく見る。
寄生虫と言うと良いイメージがありません。
昔、犬がファラリアにかかり体から手術して取り出した、今では薬で予防してると思いますが、
人間でも昔は野菜等人糞で育てていたころは回虫症になる人がいましたね、
世界的にはまだこの病気になる人がいるようです。
気分が悪くなる余計な話でした。
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