野草の中には似たような花がたくさん有りいつも名前の判断に困っています。
下記のような花達もその内の一つです。
▼ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科キケマン属、越年草、 花期:4月~6月、
やや湿った至る所に生えている。
これらは同じ花でしょうか? 多分同じ花なのでしょう。 それでは次のこれは、
眼の検査をしているみたいですが、これらは、少しずつ白い部分が多くなっています、何でしょうか?
花弁の先端部にのみ紅紫色があり他が白いのは、 シロヤブケマン となっていました。
又、完全に花が白いのは、ユキヤブケマン と言うようです。
これらの花と似て間違い易いのが、下の2つですね。
▼ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索) ケシ科キケマン属、多年草、花期:4月~6月、川岸や低地に生える。
▼ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科キケマン属、多年草、花期:4月~5月、
この2つの違いは、花や葉の形に変化が多いのでかなり難しい。
一番は、苞葉(花の付け根に生えている葉)がジロボウがギザギザががなく長楕円、
ヤマエンゴは、3~7個のギザギザがある。この確認が分かり易いようです。葉はすっきり細目。
▼カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、多年草、花期:4月~5月、野や丘陵地の道端に多い。
夏にかけてどんどん伸びて、垣根を越して隣の家まで侵入するところからこの名がついた。
花は、葉腋に1から3個付け、濃紫色の斑紋と白い毛が目立つ。
▼ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、多年草、花期:3月~5月、野や田の畔の湿り気のある野原に多い。
花が白いものをシロバナサギゴケと言う。花冠は紅紫色で長さ1.5〜2cm、中央部は隆起して黄色となり
赤褐色の斑紋がある
▼トキワハゼ(常盤爆)
ハエドクソウ(サギゴケ)科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、
花冠は、淡紫色で長さは約1cm、上唇は下唇の約半分の卵形、中央部は黄色で隆起し赤褐色の斑紋がある。
茎は直立して伸びる。
ムラサキサギゴケとトキワハゼの違いは、
ムラサキサギゴケは、花の大きさがが大きく、横に這う枝を出す、上唇が深く2裂し、反り返る。
トキワハゼは、上唇の先端は浅く裂けて反り返らない、側弁は白色でサイズは半分位に小さい。
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次に見つけた時に、これは何って覚えやすいです^^
トキワハゼは、かなり小さいですが、
見つけると嬉しくなります^^
ps.
ジンボロウエンゴサク(次郎坊延胡索)
→ジロウボウエンゴサク?かと
花を撮ったのは出来は悪いがいろいろあります、どう表現して投稿しようかなと考えても所詮ありふれたものになってしまいます。
暖かくなり多くの花が咲き嬉しいですが、自分の為にと思ってやっていますが、少しでもお役に立てたならこんな嬉しいことはありません。
ジロボウエンゴサクどうもありがとうございました。
9時過ぎると酔いが回って注意力散漫になっているんですね、気を付けるようにします。Thanks,