花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察(5月)クモらしくないですがこれもクモです、オナガグモ。他

2021-05-19 | 昆虫
梅雨の走りが続いています。散歩は自粛です。
花ばかりが続いていましたので、たまには昆虫観察からにしました。
(*昆虫観察としてますが、クモは正しく言えば昆虫ではありません)

知らない人は、これは何ンだ! と思うか? まったく気がつかないと思う。
枯れた松葉がぶら下がっているように見えます。

長さ25mm前後、これはクモです。
オナガグモ(尾長蜘蛛)は、非常に細長い腹部を持つクモである。クモを食うクモとしても知られる。

他のクモのような蜘蛛の巣は張らない。
網らしい網は張らず、枝先の間に数本の糸を引いただけのものです。

オナガグモ(尾長蜘蛛)
クモ目ヒメグモ科、  ♀20-30mm、 ♂12-25mm、 5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
里山や山地の林縁などで見られる。
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。
昨年撮った緑色型
クモのイメージが変わりますね。

以下はその他、家の周りにいたクモ達の一部です。

アオオニグモ(♀)
コガネグモ科オニグモ属、 大きさ ♀ 9-11mm ♂ 6mm前後 時 期 5-7月
大型種を含むこの群の中では中型の種である。
腹部は白色~白緑色で、脚は鮮やかな黄緑色のクモ。腹部に一対の紺色紋がある。
最初花に隠れていたが獲物をゲットすると引き上げて ”いただきます”でしょうか。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科    大きさ ♀ 8-11mm ♂ 7-9mm 時 期 5-8月
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
草の間を素早く徘徊し、巧みにジャンプして獲物を捕らえる。
 

チュウガタコガネグモ(中型黄金蜘蛛 )
コガネグモ科   大きさ ♀ 17mm前後 ♂ 5mm前後、時 期 5-9月
腹部の黄色線が中央部で斑紋状になったコガネグモの仲間。
腹部の模様は見ようによっては人面のようにも見える。
林の周辺や草原などに、X字形の白い隠れ帯をつけた円網を張り、
その中央部に脚を2本ずつそろえてとまる。 
腹部の黄色い線はあまり認められないが、腹部に赤い紋も無いので中型とした。

ギンメッキゴミグモ
コガネグモ科  大きさ ♀ 3.5-7mm ♂ 3-4mm、時 期 5-9月、
腹部はやや細長く、銀白色。周縁に黒班がある。色彩変異があり、全体が黒色の個体もいる。
林縁、公園、人家周辺などに垂直円網を張り、その中央に、頭部を上に向けて静止する。

マミジロハエトリ(♂)
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm、時 期 5-8月
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。

ヤミイロカニグモ
カニグモ科  大きさ ♀6~8mm,♂5~6mm、 時 期 4-11月、
体全体は黄褐色から暗褐色をしている。背甲は両側に沿って暗色の斑紋がある。
腹部は後方が幅広く台形に近い形、背面には白い横筋模様がある。
このクモは網を張らず、下草の葉の上で獲物を待つタイプです。♂はもっと黒いですから写真は♀です。

素人ですので名前は苦戦してますので、もし間違っていたらご指摘頂ければ幸いです。
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