花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

野草化(?)している花達、シクラメンコウム、クロッカス、ムラサキハナナ、他

2021-03-10 | 花の写真
野菜や園芸品種を野草の中で育てるのは大変と思いますが、
中には、道を歩いていると野草の如くに育っているのを見ることがあります。

土手で珍しい小さい花が咲いていると思い良く見たらシクラメンの良く似ていました。

シクラメン・コウム
サクラソウ科シクラメン属、多年草、イラン、トルコ等原産、花期:1月~3月
原種シクラメンの中では、花は少し小さめで、花びらが丸みを帯びた形をしています。
 花色は白~濃いピンク、紫まであり、意外と幅が広い上に、
葉も多様で、模様やシルバーリーフの色々な組み合わせがあるようです。
草藪と思われるところに、あちらこちに固まって咲いていました。
自生地では、落葉樹林の下によく生えていて、落葉した葉が積もった腐葉土に
埋もれるようにして育ちますとありましたので、納得しました。

クロッカス      別名:ハナサフラン
アヤメ科サフラン(クロッカス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:2月~4月、11月、
原種数は80種、春咲き種だけでなく、秋咲き種もあります。
葉は松葉のように細く長く伸び、花は日中開き、夜間は閉じるのが特徴。
花色は、黄、白、藤、青紫など多彩です。
畑栽培も良く見ますが、とんでもない枯れ草の間でも見かけることもあります。

福寿草     畑の外れに群生すかの様に混み合って咲いていました。

アブラナ(油菜)
アブラナ科アブラナ属、2年草、花期:4月
花茎を伸ばして次々に花が咲く。草丈は1mを越える。萼片は黄色で花弁の下に開く。 
花は花茎の先端にまとまって付き、 下から順に咲き上がっていきます。
花が咲く前に茎から摘んで野菜として流通している。
アブラナの種子からとれる菜種油ですが、現在はセイヨウアブラナから採取することが主流となっている。  
一般的に「菜の花」と呼ばれるのはアブラナが美しい花をつけたときの状態です。
アブラナ科アブラナ属の植物の花の総称として、すべてを『菜の花』と呼んでいるんです

ムラサキハナナ(紫花菜)  別名:オオアラセイトウ(大紫羅欄花) ショカツサイ(諸葛菜)、ハナダイコン(花大根) 
アブラナ科オオアラセイトウ属、1年草、中国原産、花期:3月~5月、
分枝して伸びた茎の先に総状花序を出し、花径2~3㎝程度の花を多数咲かせます。 
淡い紫色の4枚の花弁を持ち、中心には黄色い雄しべが6本と1本の雌しべがあります。
道端にドンドン増えて咲いています。
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