花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、チョウ目編(蛾の仲間のみ)クロモンドクガ、ヤマトカギバ等、他。

2022-08-02 | 昆虫
八王子も連日の猛暑日が続いています。皆さんも熱中症には気を付けて下さい。
外に出ても動くのイヤになりますが、屋外の作業をしているのを見ると頭が下がります、
そして、昆虫なども活動が鈍ってしまうのだろうなと思ってしまいます。
今回は、7/25に昆虫観察チョウ目編で、蛾の仲間を後回しましたのでそのアップです。

蝶と蛾の違いについて
それぞれの区別方法には例外が多くありますので、言ってしまえば、
蝶と蛾は同じ「鱗翅目 」で同じとなります。
蝶の種類が多様な国(ドイツ、フランス、ロシア等)では言葉による区別がないようです。
それでもと言えば、蝶は昼飛び、蛾は夜に飛ぶと言われていますが、
やはり蝶の仲間には、暗い時間にとぶものがあり、蛾の仲間にも昼行性のものも多くいます。
だから私でも撮ることが出来ているんです。
蝶の触覚の先がこん棒状だが、蛾は櫛状または先がとがっている
蝶の触覚はセセリチョウの仲間を除いてほぼ全種が先がこん棒状です。
蛾は、先がとがっているのが殆どですが、くし状のものもいる。
櫛状の触覚を持つ蛾はオスで、同種のメスとがった触覚です。
その他、止まる時の翅の状態や色彩、胴体など色々言われますが決定的なものではないです。

<チョウ目>蛾の仲間
クロモンドクガ
ドクガ科  34-41mm  6-9月
地色は黄色で、1対の黒点があり、♂では大部分が黒褐色のものから、
黄色部が広いものなど変異が激しい。
♀は前翅の中央部から後縁にかけて黒褐色。  
 

??  *アカエグリバ himesijimiさんの教えて頂きました、ありがとうございました。
ヤガ科  40-50mm 3‐11月
枯葉に似た蛾。頭部先端が突出する。前翅後縁は、えぐられた様に深く湾曲。
これを見た時は何かよくわかりませんでした、飛び立ちましたのでガと思いました。
アケビコノハガのような形でした。シャチホコガ科かもしれません
*尖った口先にほんとに蛾かと思っていました、1枚追加する。
木の葉の擬態らしいですね。

マエベニノメイガ *アメリカピンクノメイガ 23/9/28訂正
ツトガ科ノメイガ亜科  21mm前後  5-7月
前翅が紅色の「ノメイガ亜科」の蛾という意味ですが、後翅は薄褐色です。
飛んでいてなかなか確認できませんが、又物陰に隠れるように止まるので撮り難いです。
*マエベニノメイガに似るか、体と前翅後縁の黄色い部分が無く、全体が暗桃紅色 の為。

以下、形が同じようで、微妙に模様が違いますので、大判でアップしておきます。

?? ウラベニエダ シャク *hanatyanさんに教えて頂き、ありがとうございました。
ピントはやや甘いですが特徴ある模様と思いましたが、名前はタイムオーバーでギブアップです。
*シャクガ科エダシャク亜科  19-26mm  4‐9月
*黄色っぽく、外側3分の1が濃褐色にくすんだ翅を持つシャクガ。

ヤマトカギバ
カギバガ科カギバガ亜科 25-37mm 4-9月
淡いベージュ色で、前翅の先端が尖り、前翅・後翅を貫く2本の褐色線を持つカギバガの仲間。


ヒメウスアオシャク
シャクガ科アオシャク亜科  20-22mm 4-9月
鋸歯状のギザギザした波状の横筋が2本あるアオシャクの仲間。
緑色を帯びるものと帯びないものがある。

ヒトスジオオメイガ 
ツトガ科オオメイガ亜科  19-22mm  7-8月
白色で、前翅に一対の小黒紋と淡褐色の線がある。頭部先端から下唇鬚が長く伸びている。


ウスキクロテンヒメシャク
シャクガ科ヒメシャク亜科 20-26mm  6-10月
灰白色地に、淡褐色の筋模様があるシャクガ。4枚の翅にひとつずつ小さな黒点がある。
上と同じ名前かどうかわかりませんが、似ているように思います。

ユーマダラエダシャク  
シャクガ科エダシャク亜科 40-50mm  5‐6,8‐10月
白色地に、灰褐色~褐色の斑紋があるシャクガ。鳥の糞に擬態していると言われる。

チャノウンモンエダシャク
シャクガ科エダシャク亜科  40mm前後 5-10月
黒色の明瞭な外横線があり、外横線より下側は淡褐色をしている。


▼ヒメハマキ?の仲間  画像不鮮明につき判定できず。

案の定に、昆虫の名前は、難しくて全部の名前に行きつきませんでした。
間違いや名前が、お分かりの方は教えて頂けたらたいへんに嬉しいです。
何回も繰り返しているうちには、もう少しマシになるこもしれません。
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