花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中にに出会った野草花。アキカラマツ、ツルボ、チョウジタデ、オモダカ、他

2021-09-02 | 野草(花)
散歩中に出会った野草花達、珍しくもないですが、秋を感じさせてくれます。

アキカラマツ(秋唐松)  別名:タカトウグサ(高遠草)  
キンポウゲ科カラマツソウ属、多年草、花期:7月~9月、
茎の先におおきな円錐花序をだし、淡黄白色小さな花を多数つける。
花径は8mmほど、萼は花びら状で3~4個あり、長さ約4mmで早く落ちる。

ツルボ(蔓穂)
キジカクシ科ツルボ属、多年草、 花期:8月~9月、
日当たりの良い所に生える。
葉は線形で花は総状花序を付け淡紫色の花を沢山付ける。花径は約6mm。
蔓状に伸びだした茎頂に米粒に似た花穂をつけることから。
  

チョウジタデ(丁字蓼)
アカバナ科チョウジタデ属、1年草、花期:8月~10月
葉腋に1個づつ黄色の1㎝弱の花をつける、花弁は4~5枚。花径約1cm。
葉‎: ‎互生し披針形で軟らかく長さ5~10㎝で全縁。
似た花にヒレタゴボウがありますが、花径が2cmくらいと大きい。葉の付き方の違いがある。

アキノノゲシ(秋の野芥子)
キク科アキノノゲシ属、1~2年草、花期:8月~11月、
茎の上部の葉はほとんどが全縁で小さい。 茎の上部に直径約2cmの頭花を円錐状に多数つける。
頭花はふつう淡黄色、まれに白色、淡紫色で、昼間開き、夕方にはしぼむ。総苞は長さ約1cm。
花後は下部が膨らむ。 そう果は長さ約5mmで、短いくちばしがある。

 ▼アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~10月、
先端の青紫色の唇形花を何段かに輪生する。花冠は1~1.3cm、
上段はやや直立し、下唇は3裂し、萼の内側に毛がある。
春に咲くハルノタムラソウもあるようです、気が付きませんでしたが、

オモダカ(面高)
オモダカ科オモダカ属、別名:ハナクワイ、溜池、水路、水田等に生育する抽水,湿性植物、
葉は矢じり形で先は鋭く尖る、全長は7~30cm位、花弁は3枚で白色で、雄花、
雌花が別々の単性花であるが、雌雄同株です。右:集合果の状態が殆どでした。
茎の上部に雄花が咲き、         下部に雌花が咲き多数の雌しべがある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー