花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

ウシガエルのオタマジャクシは特定外来種です。オタマジャクシとカエル等

2021-07-26 | 生き物
暑い日が続いています、野鳥も水浴び等池に来ますが、金網が張ってあるので、
近づいてみるものも躊躇して戻って行きます。

近くのお寺さんの池に行ってみると、大きなオタマジャクシが見られます。
カエルへの成長過程のようですが、後ろ足の水かきが泳ぎ達者を思わせます。        
近づくと素早く水に潜り逃げてしまいます。
ウシガエルのオタマジャクシは、普通見るオタマジャクシの3倍位で6cm位あると思われました。
頭から尾っぽ迄10cm位のもいるようです。成長すると12-15cmになる。
2005年12月に特定外来生物に指定され、
2015年には環境省の生態系被害防止外来種リストの中では重点対策外来種に指定されている。

 ▼ウシガエル    別名:食用ガエル
アカガエル科アメリカアカガエル属、北米中東部原産、
もともとは日本に生息していなかったが、1920年前後に食用として持ち込まれた。
大型(最大18cm)警戒心が強く、大きい割には動きが俊敏で捕獲は難しい。
オスの鳴き声が、牛の声を低くしたような鳴き声をあげる。
以前にこの場所で撮ったものです。

田んぼで見かけたオタマジャクシは、ニホンアマガエルのようです。
ニホンアマガエル
アマガエル科アマガエル属、緑色のカエルといえば、たいていは本種のことを指す。 
体長は2.0 - 4.5cm程で、メスの方が大きく、通常オスは4センチメートル以下。
鼻筋から目、耳にかけて褐色の太い帯が通っている。 
写真の写りが悪くて良くわかりずらいですが、オタマジャクシの特徴は、
・背中に大きな黒い斑点がひとつだけある。・体がソラマメやおたふく豆のような形をしている。
・上から見ると両目が離れていて、体の側面についている。

オタマジャクシは、1~2カ月位でカエルに成長します。
しかし、ツチガエルやウシガエルなどの成長過程は長期間に及びます。 

ついでに家に来たヒキガエルです。 
ヒキガエル(アズマヒキガエル)
両生類ヒキガエルで世間ではガマガエル、イボガエル等と呼ばれている。
食性は昆虫全般やミミズを主食とする。
主に2つの亜種があり、東日本では、アズマヒキガエル、 
           西日本では、ニホンヒキガエル、
その違いは、アズマヒキガエルの方が、鼓膜が大きい。その他は殆ど同じです。
アズマヒキガエルは、体長6-15cmと言われています。
上の写真は5月のものですが、一日違いにとったもので、最初は池にいるのの
半分位の大きさでした。
今年はオタマジャクシを見ることがなかったので、相方に恵まれなかったようです。
カエルにとっても昔と環境が変わって厳しくなっているかもしれませんね。

カエル(蛙)とは、部首に虫偏がありますが昆虫ではありません、
卵から孵化したての頃は四肢を持たず、尾がある。
また鰓呼吸をし、水中で生活する。孵化してから凡そ2~3週間で四肢が生え、
尾が消失して陸上生活をする種が多い。
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