花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

野草花 7月、ハンゲショウ、タイトゴメ、ヒルガオ、ヤブガラシ、ヤブミョウガ、他

2019-07-13 | 自宅の花
野草花を幾つか集めてみました。

 ▼ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
ドクダミ科ハンゲショウ属、多年草、花期:7月~8月、
水辺や湿地に群生する、上部の葉の付け根から花弁のない白い小花を穂状につける。
名の由来は、夏至から11日目にあたる日を暦上では半夏生(今年は7月2日)と呼びその頃咲くからと
花期になると上部の花近くの葉が下半分白くなることから半化粧、片白草と呼ばれている。

 ▼オカタイトゴメ(丘大唐米)
ベンケイソウ科マンネングサ属、多年草、花期:6月~7月、
マンネングサの花に似ていますが、葉が細長い大唐米に似たことからついたようです。
タイトゴメは海岸の岩の上や崖に生えるので、普通の街中や道端にあるのをオカタイトゴメとしています。
厳密には違いがあるようですが、葉の先に粒状突起などがあるようですが個体差があるので(これはあるように見える)、
判断材料にはならないようです、全体的にタイトゴメよりオカタイトゴメの方が小振りのようです。

  ▼コヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属、つる性多年草、花期:6月~8月、
ヒルガオと見た目は同じようですが、全体的にはヒルガオより花径は小さい(4~5cm)
これも個体差があり見分けは難しいが一般的には葉の形が少し違う。
ヒルガオは葉は長楕円形で基部の両側は耳状に尖る。
コヒルガオは葉は細い三角形で基部の両側が鉾形に張り出す。
苞と花柄でも違うようです、花柄がつるりでしたらヒルガオ、縮れていたらコヒルガオ。

 ▼ヤブガラシ(ビンボウカズラ)  和名:ヤブカラシ 藪枯れ
ブドウ科ヤブガラシ属、つる性の雑草、花期:6月~8月
日本ではどこでも見かける厄介な雑草で上へ上へと伸びて行くブドウに似た植物です。
和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。
ヤブガラシは、抜いても切っても、地下に広がる地下茎を完全に駆逐するのはかなり難しい、
しかし藪はからしません、多種多様な植物が地面を覆う下草までびっしり共存しているような場所では、ヤブガラジはあまり生えず、未だあまり生えていない所に生える。
 
花は薄緑色の花弁4枚と雄しべが4本雌しべが1本ある。花は朝開花し、昼前には花弁と雄しべは脱落し、雌しべが中央に立った花盤が残る 
ヤブガラシは、抜いても切っても、地下に広がる地下茎を完全に駆逐するのはかなり難しい、
▲緑色はまだ開いていない花弁です昼遅いと花盤(オレンジからピンク色に変わる)と花柱だけが残っている。

 ▼チダケサシ?
ユキノシタ科チダケサシ属、多年草、花期:7月~8月、
葉は2~3回羽状に複葉、小葉は楕円形又は倒卵形で縁には不揃いの鋸歯があるということで、
写りが悪く、チダケサシとしたが似た花が多いので自信はありません、もし間違えていたら教えて下さい。

 ▼ヤブミョウガ(藪茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属、多年草、花期:8月~9月、
根は白色で長く横に這う、茎は50~90cmで中ほどに葉を6,7枚を集めて付ける。
花は白色で径7~10mm、果実は青藍色に熟す。
  参考までに食用の茗荷の花は、
  以前撮影分

 ▼コマツヨイグサ(小待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:7月~8月、
柱頭は4裂し雄しべが8個、4個の萼片は反り返る。花柄状の萼筒の下部に子房がある 。

野草花は似た花が多くキレイに必要な場所が映ってないと難しく、なかなか覚えられません。
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