花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中の野草花 7月、ハゼラン、イヌホウズキ、ワルナスビ、イタドリ、ノカンゾウ、他

2019-07-07 | 花の写真
 散歩中の花の中から野草花を拾い出してみました。
 
  ▼ハゼラン(爆蘭)
ハゼラン(スベリヒユ)科ハゼラン属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月
茎の上部に細かく分岐してパラパラと花を付ける、花径6mm程の紫色の5弁花。
昼過ぎから三時頃から夕方まで花を咲かせるのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれる。
     

  ▼アメリカイヌホオズキ
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、、テリミノホオズキが似て見分けが難しい、
一番実がなった時の形や照り具合で判断すのが分かりやすい、ここでは花びらの切れ込みが、
基部近くまであるのと、葉や茎に毛があること、小果柄が1カ所からでていること、
しかしよく見ると、1つだけずれた位置のも見られるがこれもありだそうでアメリカイヌホオズキとした。


 ▼ワルナスビ(悪茄子)     別名:オニナスビ、アレチナス 等、
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎の高さ0.5~1mで直立、節ごとにくの字形に曲がる、茎に鋭い刺があり、先端に花径約2cmの
淡紫色または白色の花を6~10個つける。液果は約1.5cmの球形で黄色に熟す。
       

 ▼イタドリ(虎杖)   別名:スカンポ
タデ科ソバカズラ(イタドリ)属、多年草、花期:8月~10月、雌雄異株。
荒れ地や斜面のどこにでも見られるが、花の色や毛の多少など変化が多い。
薬用植物で、秋に根を取り乾燥したものが虎杖根で、便秘、蕁麻疹などに煎じて使う。
和名は、疼(いた)みを取り去る効果があるので疼取りと名付けられた。
この写真はまだ花が咲き始めなのでよく分からないが、花から雄しべが飛び出して葯が見えるので雄株だと思います。

 ▼ムシトリナデシコ(虫取り撫子)
ナデシコ科マンテマ属、1~越年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~7月、
花の付く節の下部分に粘液を分泌する、集散花序に紅色の小さな花を多数つける。
         

 ▼オカノトラノウ(丘虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:7月~8月、
花穂が虎の尾の様だと言うことでこの名がある。
花穂は10~20cmで一方に片寄って白い花を多数付ける。

 ▼ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:6月~8月、
野原や溝のやや湿った場所に咲く。葉の間から70cm位の太い茎を出しラッパ状の
橙赤色の花が10個ほど咲く。1日花で昼間でけ開く。
  ▼ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:6月~8月、
ノカンゾウとよく似ているが八重咲きです、半八重のもよく目にします。
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