春には、スギ、ヒノキの花粉症に悩まされていた人が多いと思いますが、
世界の3大花粉症のと言えば、スギ、ブタクサ、イネ科だそうです。
アメリカではブタクサ、ヨーロッパではイネ科が主犯格です。
夏~秋の花粉症原因は、キク科(ブタクサ、ヨモギ)、イネ科(カモガヤ、オオアワガエリ)植物等。
近所の川辺周辺を歩くとオオブタクサばかりが目につきブタクサは見ていないです。
☆ オオブタクサ(大豚草)
キク科ブタクサ属、1年草、北米原産の帰化植物、雌雄同株の風媒花、花期:8月~9月、
別名:クワモモドキ(クワ葉の形から)、茎は高さ3mにもなる、分岐して大きな株になる。
河原や造成地等に大群生する。 要注意外来生物に指定されている。
葉は全て対生し、3から5回切れ込む、花穂の形はブタクサに似ているがより大形です。
ブタクサとの雑種があり、成長後に葉が分裂しないものをマルバクワモドキとされる。
河原付近の至る所に
▲▶ 1面の藪になっている
ン
8月末撮影
▲花を打って花粉を落としたのでなく自然の状態で葉の上が黄色花粉だらけです。
花粉の飛散時期は?
夏の終わりから10月、11月になると減少する。関東は8月~9月かな。
飛散する距離は? 風媒花なので花粉が風により飛ばされるので、
スギ、ヒノキの花粉は、木が高いので、数10Kmだが、ブタクサは、数10m~100m未満。
花粉の飛散は午前中が中心です。
従って花粉症に弱い人は、この時期に草が生い茂る場所に近付かなければ大丈夫だ!
ちなみに私は杉林が多くある高尾山のある八王子の住人で、家の道路前にヒノキの大木があり、
春の季節に風にヒノキの花粉が白くたなびく所にいますが、幸いにも花粉症はありません。
これだけブタクサの花粉の中に行きましたのでこれからどうなるか分かりませんが、、、
☆ ヨモギ(蓬)
キク科ヨモギ属、多年草、花期:9月~10月、別名:モチグサ、エモギ、サシモグサ等多数。
早春のヨモギの若葉は、草餅や天ぷらに利用され好まれても、成長した夏以降は花粉症の原因で
嫌われる事が多くなります。
▲ヨモギの花粉の飛散は9月以降が多い。
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