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花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

夏のユリ科の花達、オニユリ、カノコユリ、テッポウユリ、他。

2022-08-18 | 花の写真
以前に庭の花としてカサブランカとヤマユリはアップ済ですが、その後のユリ科の花から幾つか集めてみました。

オニユリ(鬼百合)   別名:テンガイユリ(天蓋百合) 英名:タイガーリリー
ユリ科ユリ属、多年草、、東アジア原産、花期:7月~8月、
名のオニは形が豪快で見事なことから強調的な意味と赤鬼の顔に似ているということから名前 。
オニユリは原種で、品種改良や変種として日本全国にもたくさんの品種が分布しています。

カノコユリ(鹿の子百合)  別名:ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)、
ユリ科ユリ属、多年草、花期:6月~8月、
花弁が著しく反転する、鹿の斑点をぎっしり並べたような鹿の子模様に似ている、
ピンクのつぶつぶが特徴

テッポウユリ(鉄砲百合) 
ユリ科ユリ属 多年草 花期:6月~8月
ラッパのような形状の大きな花 と真っ白な花色が特徴です。
テッポウユリ(日本原産)とタカサゴユリ(台湾原産)は似ていますが、テッポウユリは花弁の外側が白い。
タカサゴユリは紫色の筋が入っており、別名:ホソバテッポウユリの如く葉は他のユリに比べて細い、又大型です。
但しテッポウ、タカサゴ、の交雑種が多く外見からは判別しにくい。(写真はシンテッポウユリかもしれません)
これはタカサゴユリに近いか?


スカシユリ(透百合)    別名:ハマユリ、イワユリ(これらは海浜や岩場
に自生)
ユリ科ユリ属 花期:6月~8月
上向きに咲く花です。
ユリは、ラッパのような独特の花の形状などから、下向きに咲かせることが多いので
上向きは珍しいと言える。

旧ユリ科に分類されていたものからやユリに近いもの達です。
ナツズイセン(夏水仙)
ヒガンバナ(ユリ)科ヒガンバナ(リコリス)属 多年草 中国原産花期:8月
和名の由来は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから。
薄桃色の花を数輪まとまって咲かせます。
花は長さ7㎝前後の筒状で、先端が6裂してラッパ状に開きます。
似た花にタヌキノカミソリがあります。
キツネノカミソリと同じヒガンバナ科の多年草で、原産地は中国の湖北省から雲南省あたりに分布し、日本には自生していませんが、観賞用として移入されています。本名は「リコリス・インカルナタ」の名前です。 
淡いピンク色の花びらに、濃いピンクの縦の線が入っています。

アストロメリア    別名:ユリズイセン、ユメユリソウ、
ユリズイセン科ユリズイセン(アストロメリア)属、多年草、南米原産、花期:5月~7月、
花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴で、6枚の花弁のうち、
外側の3枚は丸みがあって大きく、単色または複色、内側の3枚のうち上の
2枚は特にこの縞模様がはっきりしています 。


ヤマホトトギス(山杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:7月~9月
ホトトギスは花の模様が鳥のホトトギス(不如帰)のおなかの模様に似ているから。
よく似たヤマジノホトトギスとの違いはヤマジノホトトギスの花被片は水平に開くのに対し、ヤマホトトギスは、大きく反り返る。

キツネノカミソリ(狐の剃刀)
ヒガンバナ(ユリ)科ヒガンバナ属、多年草、有毒植物、花期:8月~9月、
山野に生え、葉は夏には枯れ、その後に花茎を伸ばして黄赤色の花を3~5個付ける。

トリトマ      別名:シャグマユリ(赤熊百合)、トーチリリー
ツルボラン(ユリ)科シャグマユリ(クニフォフィア)属、多年草、南アフリカ原産、花期:6月~11月、
何本も伸びる花茎の先にオレンジ色の花穂をつけた姿が雄大です。
下向きに咲く筒状の花の色が咲き進むにつれて変化する姿を燃えるたいまつ(トーチ)に見立て、
トーチリリーの英名があります。

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夏空の暑さに負けないで、ノカンゾウ、モミジアオイ、ヒマワリ、メマツヨイグサ等。

2022-08-08 | 花の写真
明日は、関東地方は再び猛暑日だそうで、勘弁してくれ~の思いです。
コロナ禍の拡大で、高齢者の外出自粛に、猛暑日ときたら、
それでなくても行動範囲が狭いのにますます狭くなっていきます。

今回は、夏空に暑さにも負けずに咲いてくれていた花達です。
今年になり既に投稿済のものもありますが容赦願います。

ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
1日花です。

モミジアオイ(紅葉葵)   別名:紅蜀葵(コウショッキ) 
アオイ科フヨウ属、花期:7月~9月、花色:赤、多年草、
花弁は狭い卵形、葉形は紅葉のように3裂又は5裂しているのが名前の由来です。 


ヒマワリ(向日葵 )   別名:日車(ヒグルマ)日輪草(ニチリンソウ)
キク科ヒマワリ属 1年草 北米原産 花期:7月~9月
夏の代表的な花です。 品種は、八重咲や、ミニヒマワリ等多くあります。

エキナセア     別名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
キク科ムラサキバレンギク(エキナセア)属、多年草、北米原産、花期:6月~8月、
花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、
そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。

オオマツヨイグサ(大待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属 越年草 北米原産 花期:6月~9月
花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。 花径は大きく、6~8センチくらいある。
 花弁はハート形で4枚ある。

一般にツキミソウと呼ばれている。 富士には月見草がよく似合うと富獄百景(ふがくひゃくけい)に
書いた太宰治。この月見草がオオマツヨイグサではないかといわれる。

メマツヨイグサ(雌待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:6月~10月、
花は直立する頂生の穂状花序について日没とともに開き、径2.5〜5cm、裂片は黄緑色で赤みをおびない。
日中なので花はみなしぼんでいます。

何を投稿しようかとなると、昆虫など少し調べるとなると時間がかかるので、
比較的になじみのもので済ませてしまいました。
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我が家での極小の花、ナガエコミカンソウ、ミツバの花、他。

2022-07-31 | 花の写真
7月も今日で終わりです。
ということはブログを始めてからまる5年が経ったことになります。総括は後述。
区切りの締めは、極小の花ナガエコミカンソウとミツバの花です。

ナガエコミカンソウ (長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ
コミカンソウ科コミカンソウ属、1年草、インド洋マスカレーヌ諸島原産、花期:6月~1月、
葉は小さく長楕円形長さ7~15mm、花を数mm長い柄の先に咲き、草丈70cmになることも。
同じ葉腋から花柄短く雄花が下向きに、
花柄が長い雌花が上向きにつき、熟した実が葉の上に乗るのが特徴です、

まだまだ緑色の小さな実(1-2mm)です。


ミツバ(三葉)
セリ科ミツバ属、多年草、花期:6月~8月、香味野菜
枝の先から複散形花序をまばらにだし、白色の小さな花(1,2mm)をつける。
花柄に長短があるので、花序はセリ科らしい傘形にはならない


パイナップルリリー(ユーコミス)  和名:ホシオモト(星万年青)
ユリ科ユーコミス属、球根植物、中央、南アフリカ原産、花期:7月~8月、
花期になると太い花茎を真っ直ぐに伸ばし、花茎の上部に多数の小花を咲かせます。
花は花径2㎝前後で6枚の花弁を持って星形に開き、花茎を覆うように密生します。
7/17~本日では花も上部まで咲き進んできました。

クレマチス キャッツ・アイ (インテグリフォリア系)
キンポウゲ科  多年草 ヨーロッパ原産  花期:5月~10月
暑さ・寒さに大変強く、育てやすい品種のようです。
花は釣り鐘のような形で、下向きに咲きます。

ルドベキア・タカオ  別名:ルドベキア・トリロバ、ミツバオオハンゴウソウ
キく科オオハンゴウソウ(ルドベキア)属、多年草、北米原産、花期:7月~11月、
長期間咲き続ける褐色の花中央の筒状花と黄色い舌状花(花びら)からなる。
花径6-7cm。他のルドベキアに比べると小さなですが、株全体では非常に目立つ。
あちこちで咲いている、「みんなの花図鑑」からブログに移る最後の投稿もこの花でした。

庭の花壇も夏枯れでフロックスも終わりそうで、ミソハギも終わったら何もかも
お終い状態です。

ブログ投稿5年間を終えて、
昨年の7月末までの投稿状況は、
21/7/30  2082515PV   1032213UU  でした。
22/7/31  3028428PV      1494578UU      写真枚数 全25380枚 (2.1GB/3GB)
ブログを始めたのは、2017/8~ですが、
その前に「みんなの花図鑑」の仲間に入れて頂いたのが2016年7/22からです。
昔、退院してきたときは、杖がないと歩けない位に足が弱っていました。
そこで、毎日愛犬の”みみ”と朝晩の散歩を続けていました。
そのうちに散歩仲間が亡くなり、張り合いがなくなり、花の写真を撮って歩いていました、
どうしても花の名前が分からないものが沢山あり、教えて頂く為に投稿始めました。

ブログに入り、
UUがブログに訪問してくれた人数とすると、この1年間で46万人だとすると、
1日約1200人位の人が立ち寄っていただいていると言うことでよいのですか?
最初の頃よりは、少しは花のことも知るようになりましたが内容についてや、
もう少しキレイにするとか、読みやすくて役に立ったとか
当然これからも続けるならば、考えていかないと考えています。
分かり易い等の情報量からすると、動画をどうするか、宿題としておきます。

いずれにしても、見て頂いた方々には感謝の念でいっぱいです。
これからも、元気なうちは、細々と続けるつもりですので宜しくお願い致します。
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近所を歩いて,色取り取りの花が見られる。

2022-07-23 | 花の写真
ごく日常の生活範囲の場所で、色々な花をみることができます。

エキナセア   和名:ムラサキバレンギク、別名: エキナケア
キク科エキナセア属 多年草 北米原産 花期:6月~8月
花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。
くっきりした花形で存在感があり、花の観賞期間が長いので、夏花壇の彩りに存在感がある。
 

クレオメ   和名:セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)
フウチョウソウ科クレオメ属、一年草、熱帯アメリカ原産、花期:7月~10月、
花が少なくなる真夏にも元気によく開花します。
風に蝶が舞うような花姿からセイヨウフウチョウソウの名がつきました。

アガパンサス     別名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン(アガパンサス)属、多年草、花期:6月~8月、
さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、厚みのある革質の葉が茂る、 
 
これは白花です。

フェンネル    別名:ウイキョウ(茴香)
セリ科ウイキョウ属、多年草、南ヨーロッパ原産、花期:7月~8月、
糸状に細かく裂けた明るいグリーンの葉を持ち、全体に甘い独特な香りを持つハーブです。
黄色の小花を放射状に散らすように咲かせます。 食用や薬用に広く利用されてきた。

シュッコンベロニカ
ゴマノハグサ科ベロニカ属、欧州原産、
コンパクトな小型に改良された品種、花壇、鉢植えにお勧め!


ツルバキア・ビオラケア   別名:ソサイアティ・ガーリック
ネギ科ツルバキア属、多年草、南アフリカ原産、花期:5月~8月、
花茎の頂点に星形の花を放射状に十数輪付けます。
]花色は淡いすみれ色、白などがあります。


オオハンゴウソウ(大反魂草)
キク科オオハンゴウソウ属 多年草 北米原産 花期:7月~9月
茎の上部で枝分かれをし、先に黄色い花(頭花)をつける。
 花径は5センチから7センチくらいあり、筒状花の周りに舌状花がつく。
 舌状花は細長く、やや垂れ下がっている。


リアトリス
キク科ユリアザミ(リアトリス)属、多年草、北米原産、花期:6月~9月、
上から順に咲く個性的な花。リアトリスには、槍咲き系と球咲き系とに区別。
普通ピンク色が多いと思いますが、これは白花です、ピンク色は既に咲き終わっていた。
今回はこのへんでお終いです、あとは次の機会回しです。
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百合の女王と言えば、カサブランカ、強い香りのヤマユリ、とユリの仲間。

2022-07-21 | 花の写真
百合の女王と言えばカサブランカですが、世界的にも有名な花です。
しかし、我が家のは、寂しい咲き方です。
カサブランカ
ユリ科ユリ属 耐寒性球根植物 オランダ原産 花期:6月~8月
ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、日本から輸出されたタモトユリがオランダで改良された栽培品種です。
 うつむきかげんに大きな花を咲かせ、花の内側に小さなつぶつぶがあり、花粉は大きくオレンジ色をしています。
 

我が家の一番は、山百合です。
ヤマユリ(山百合)   別名:エイザンユリ、ヨシノユリ 他。
ユリ科ユリ属、多年草 花期:7月~8月
本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物です。 
強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。
しかし、数年前からイノシシに球根を食べられてしまい減って来ています。
今年も少し食べられたものがあります、絶滅しない程度にイノシシも考えているか?

我が家にもいろいろなユリがありましたが今はこの一株が咲いただけです。
シベリア(たぶん)
真っ白な花弁で上向きに咲くのが特徴的です。
この花もカサブランカなどと同じのオリエンタル・ハイブリッド です。 
花びらは6枚あるように見えますが、外側3枚は萼で、外花被と呼び、
内側3枚が本来の花びらで、内花被です。

初夏から夏になると多くのユリと出合いますが、
多くの種類がありますので、概略をまとめてみます。
世界にユリの原種は約100種、15種が日本の自生種です。
日本は美しい野生ユリが多い、ヤマユリ、カノコユリ、オトメユリ、ササユリ、テッポウユリ等。
交配に用いた野生種の系統別に分けて4種類をみてみます。
花は名前はわからずに、分類でそれらしい適当に当てはめてみただけで間違っているかもです。
1)オリエンタル・ハイブリッド
 主としてオランダで誕生した品種群
 交配に使われた日本のヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、タモトユリ等
 白花大輪のカサブランカ、桃花のマルコ・ポーロ、など。
(オリエンタルハイブリット系)



2)アジアティック・ハイブリッド
 花弁はさほど反転せず、盃状に開くのが特徴。草丈も1m以内とやや低い。
 オニユリ、スカシユリ、イワトユリ等
▼オニユリ
オニユリは葉腋にムカゴが付いている。

▼スカシユリ?(上向きなので全てスカシユリとしたが)
 



3)ロンギフローラム・ハイブリッド
 テッポウユリとタカサゴユリを交配して作った品種群。
 (花がラッパ形で長い筒状だったのでこちらにいれたが)
?
近くのテッポウユリ等は未だ咲いていませんでした。


4)トランペット・ハイブリット
 中国産のリーガルリリーやキカノコユリの交配種で、ラッパ形や漏斗状の花が咲く。

ヤマユリも今日現在では、花も枯れて落ちてきているものもあります。
又、花などに肥料など入れると、たぶんアライグマだと思いますが掘り返したあともあります。
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散歩途中の野草花、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニガクサ、キツリフネ、他。

2022-07-15 | 花の写真
花も咲いたが後で撮ろうなんて思っていると、既に時遅しとなることもたびたびです。
一重のノカンゾウ、八重咲きのヤブカンゾウもきれいな時は終わりそうです。

ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
葉の間から花茎を伸ばし、橙赤色のラッパ状の花が10個程咲く。一日花で昼間だけ咲く。

ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、ノカンゾウの近縁種で八重咲きです。
少し咲き終わった花が目立って来ました。
佐渡の大野亀のトビシマカンゾウの群落は見事ですが、返ることができませんでした。

ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ属 多年草 花期:7月~9月 山野のやや湿ったところに生える 。
葉は卵状長楕円形~広披針形で、先は尖り不揃いの鋸歯がある。
枝先に長さ3〜10cmの花穂をだし、淡紅色の小さな花をつける。花冠は長さ1〜1.2cm。
上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がる。 

アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~10月、
先端の青紫色の唇形花を何段かに輪生する。花冠は1~1.3cm、上段はやや直立し、
下唇は3裂し、萼の内側に毛がある。
アキノタムラソウを調べていたらナツノタムラソウもあるようでした。
その違いは、ナツノの特徴は雄しべが花冠から飛び出るのがアキノタムラソウといちばん違うところ です。
アキノの名があるのに夏から咲いているので、なにこれはと思ってしまいます。
 
キツリフネ(黄釣船)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、花期:8月~9月
黄色い花と、後ろに伸びる距の先が巻かずに垂れること、
花が葉の下に咲くところが、ツリフネソウとの明確な相違です。

ハゼラン(爆蘭)
ハゼラン(スベリヒユ)科ハゼラン属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月
茎の上部に細かく分岐してパラパラと花を付ける、花径6mm程の紫色の5弁花。
昼過ぎから三時頃から夕方まで花を咲かせるのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれる

オカタイトゴメ(丘大唐米)
ベンケイソウ科キリンソウ属 多年草 花期:6月~7月
マンネングサの仲間は似ていてよく気を付けて見ないと判断できませんが、
マルバ、コモチ、ツルマンネングサでもないようで、タイトゴメかと思いましたが、
海岸植物のタイトゴメに非常によく似ているが、タイトゴメより全体が小形で、
葉が円柱状のタイトゴメに対して葉がやや角張っている。
葉は互生し、上部の葉は非常に密につくからオカタイトゴメとしました。
茎先に集散花序を出し、径8mmほどの星形に開く黄色い5弁花を数個ずつつけます。

オカトラノオ(岡虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:6月~7月、
花の形を虎の尻尾になぞらえて命名された。地方によっては、犬の尻尾、猫の尻尾などと呼ぶ。
「オカ(岡)」は、似た花のヌマトラノオに対するもので、生育地の違いによる。
家の裏にもありましたが、どうも草刈りをして刈り取ったようで、今年は見られずです。


ヤマノイモ(山の芋)     
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草 花期:7月~8月 雌雄異株です。
細長いハート型の葉の間から一斉に顔を出すように、上を向いて立っているのが、雄花です。
雄花序は葉腋から2~5個が直立します。
雌花序は下垂します。
ヤマノイモに昆虫の幼虫でもいないか探していたので、雑な撮り方の為に」
後日改めてヤマノイモ、オニドコロなど似たもの及び雄花、雌花を整理して再投稿します。
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散歩中に出合った花(6月)彩が派手めなものから、ハルシャギク、タチアオイ 他。

2022-06-25 | 花の写真
八王子の本日の最高気温は37℃全く外に出て歩く元気がありませんでした。
今年の夏は電力がひっ迫するので、節電要請されていますが、流石にエアコンなしでは厳しいですね。
以前に散歩中に見掛けて花を幾つか取り上げてみましたが、花に責任はないのですが、
なんと暑苦しさを更に感じさせるものになりまして申し訳ありません。

ハルシャギク(波斯菊 )   別名:ジャノメギク
キク科ハルシャギク属、1年草、北米原産、花期:7月~9月
同じハルシャギク属のオオキンケイギクは駆除すべき特定外来生物に指定されているが、
ハルシャギクは要注意外来生物にもなっ ていない。
波斯菊の波斯はペルシャの事だがペルシャ(イラン)には自生しないという。
中心が濃紅色で、周辺は黄色の蛇の目模様であり、別名のジャノメソウ(蛇目草)の由来です。

タチアオイ(立葵)   別名:ホリホック、ツユアオイ
アオイ科ビロードアオイ属、東ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。
草丈は1~3mで茎は直立する。花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。
梅雨入りの頃咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる。(別名ツユアオイの名の由来)



ガザニア    別名:クンショウギク(勲章菊)
キク科クンショウギク属 多年草 南アフリカ原産 花期:4月~10月
勲章のように鮮やかな花を春から秋まで咲かせます。 
多くの種類がありますが、ビックキスイエローフレーム?

モミジバゼラニウム
フウロウソウ科テンジクアオイ属 多年草 花期:4月~11月
モミジのような暗赤色に黄緑色の覆輪のある葉に特徴があり、
花は星咲きで、ゼラニウムと比較するとやや見劣りがしますので葉を楽しむ。

ユリ(百合)   別名:リリー
ユリ科  スカシユリ系と思いますが、詳細名分かりません。 6月頃咲く
花弁と花弁の間が透けています。上向き咲きです。


▼?? 
ハルシャギクのつもりで撮っていましたが、少し違う感じがしました、
コレオプシスに似ているようにも思いますが、何分葉を撮っていなかったので判断できず。

ウチワサボテン(団扇仙人掌)  
 サボテン科オプンティア属  南米、イスラエル等原産 花期:5月~9月
ウチワサボテンの茎は平べったくまるでウチワのように見えることから。  
花は黄色が多いです。種類によっては花の色が異なります。
勿論色々なタイプの花を見かけますが、又別の機会に回します。
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小さな虫の世界(6月) 初見のオトシブミからヒゲナガガ等。

2022-06-17 | 花の写真
ニッチな趣味ではないですが、ニッチはビジネスの分野ではよく使われる言葉ですが、
多くの人が取り上げないようなものを取り上げたいと思い、
多くの人が気にしない小さな昆虫から幾つか選んでみました。

ヒメクロオトシブミ
甲虫目カブトムシ亜目オトシブミ科  大きさ 4-5mm  時期:4‐8月、
黒色のオトシブミ。この仲間の他種とくらべると頭部が短い。
脚は、黒色のものと黄褐色のものがいる。

「レンズ」では、キリンクビナガオトシブミが出てオオッと思ったが、
これは、マダガスカルしか生息しないとあり、首の長さも色も違いました、「ガクッ」。
オトシブミは、江戸時代に他人にばれないように手紙を道端に落とし、
他人に渡したという「落とし文」から来ている。 
落とし文の様な筒状に巻かれた葉が落ちていることがある。
この「落とし文」をせっせと作って路面に落とすのがオトシブミ科の昆虫である。

マルウンカ(丸浮塵子 )
カメムシ目マルウンカ科マルウンカ亜科 5.5-6mm  5‐8月
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。
テントウムシやハムシの仲間と思って甲虫目で見当たらない、カメムシ目でした。
テントウムシはこんな感じですから。

トビケラ (モリシタクダトビケラ?)
トビケラ(飛螻蛄)はトビケラ目 の昆虫の総称。
ほとんどの種で翅が刺毛に覆われている。全世界で46科、12,000種以上が認められ、
日本ではそのうち29科、400種以上の生息が認められているらしいが、
情報も少なく、 詳細名はよく分かりません。
アオヒゲナガトビケラ   18-20mm   4‐10月


クロハネシロヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科  13-15mm   4‐6月
翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。
林の周辺をゆっくり、ひらひらと飛ぶ姿は優雅ですよ。
下:♀かも

ヒゲコメツキ(髭米搗虫) 
甲虫目コメツキムシ科  21-27mm  5‐7月
光沢のある赤褐色で、黄白色の細かい紋をもつ大型のコメツキムシ。
オスは、くし状の立派な触角を持つ。メスの触角は鋸歯状。

ダイミョウキマダラハナバチ(キマダラハナバチ)
ハチ目ミツバチ科  11-13mm  4‐5月
黒褐色で、腹部に黄色の縞模様があるハチ。肢と触角は赤褐色。


▼小さなカタツムリ(蝸牛 )
カタツムリは、陸に棲む巻貝のうち殻を持つもの総称。
殻が細長いもの等もいるが、中でも球型や饅頭型の殻を持つものを指すこと を言う場合が多い。
厳密な定義がないため、殻をもつ陸貝をすべてカタツムリと呼ぶ場合がある。

左と右のカタツムリの違い分かりましたか? 右は左巻きです。右巻きが圧倒的に多いです。
殻が無いものを大雑把にナメクジと言う。


▼?? こんな昆虫いるのか? 撮り方がヘンなのか?小さな虫のような気がしますが、、。
昆虫のなかでも特にマイナーなものを選んでみましたが、
今年は是非、玉虫色の言葉もある、タマムシに出会いたいですね。
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身近な所では見かけない花達 ペラルゴニウム、ジコウニシキ、ネジキ、他。

2022-06-07 | 花の写真
身近な所の散歩では出合わなかった花です。
多分写真にとるのも初めてかもしれません。

ペラルゴニウム・シドイデス
フウロソウ科ペラルゴニウム属 多年草 南アフリカ原産 花期:4月~8月、
シルバーグレーの小さめの丸い葉に、花茎が長く伸びて小さく可憐な花を咲かせます。
花色は深いワインレッドで、蝶のような形も美しい 。 

サルビア・ファイヤーセンセーション
シソ科サルビア属 宿根草 花期:4月~11月、
サルビアの種類は多いですが、この色のものは初めてかも。他のサルビアより背が高い草丈50~80cm。
光沢の銅葉に赤紫色の花色がさえる サルビア、開花期が非常に長く、花穂全体が染まる。
写真は銅葉とは言えませんが多分季節や日当たりなどで違うからかなと。

ロータス ブリムストーン  別名:ロータス ヒルスッス
マメ科ドリグニウム(旧ミヤコグサ)属、常緑性低木、地中海沿岸原産、花期:5月~6月、
新芽はクリームイエローの明るい葉色をして、
ブリムストーンは硫黄の意味で、若葉の葉色に由来している。


コエビソウ(小海老草)    別名:オウムソウ、ベロペロネ 
キツネノマゴ科キツネノマゴ属 常緑低木 メキシコ原産 花期:5月~10月、
微妙に折れ曲がった花(苞)がまるで茹でたエビのようです。
重なったようにみえる苞の先端から白い花を咲かせます。
苞は長期間に渡り形が崩れず色も褪せないため長く観賞できます。
コエビソウは、以前にも投稿したことがあり珍しくないのですが、
花穂は異常に長いのがあり別の名前があるか気になり、ナガエビソウありませんでした。(穂状花序 は約5-15cm)

 右上:花期になると、分枝した茎の頂部に花序を出し、白い唇形花を咲かせます。
 
ジコウニシキ(慈光錦)    別名:ストリアータ、クチベニアロエ等 
ススキノキ科アロエ属   多年草 南アフリカ原産 花期:3月~5月、
葉は厚く、長さ30-50cmの披針形、縁が赤身を帯びる。
茎頂に花序をだし、3cm程の橙色の筒状の花を多数つける。 
花も終わり実になっているのも見えました。 

ネジキ(捩木)
ツツジ科ネジキ属 落葉小考高木 花期:5月~7月、
幹が捩れていることからこの名前がある。
葉は有柄で互生し、卵状楕円形で先はとがる。
前年度の葉腋から総状花序を出し、白花を多数下向き付ける、花冠はつぼ型で長さ8-10mm。

ダイオウマツ、ダイオウショウ(大王松)
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:4月~5月、
長さ20~60cmの葉っぱが3本ずつ束になっており、長く垂れ下がるのが特徴的。
松ぼっくりも15㎝と巨大です。
以前にもダイオウショウは投稿してますが、松ぼっくりは初めてです。
写真では葉っぱの長さが長くて松ぼっくりが大きく見えませんが手で持ってみたくなるほど大きいです。
日常の生活空間では、見ることがなかったですが、上記は先日の多摩動物公園に行った時、
動物以外で撮ったものから選びました。
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今年もアヤメ自分だけのアヤメまつりです。アヤメ科の仲間。

2022-05-14 | 花の写真
昨年も4月末に一人だけのアヤメまつりを投稿してましたので、
これは今年版です。

アヤメ    和名:アヤメ(菖蒲)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:5月、
葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせる多年草です。
多数の茎が株立ちになり、短く這う根茎からは多数のひげ根が伸びています。
花の外側に、大きな花びらが3枚あり、これを外花被といい、
基部に黄色い部分があり、筋が網の目の様に入っています。

シロバナアヤメ?


チャボアヤメ(三寸アヤメ)
背丈が低いアヤメなのでチャボアヤメとしたが矮性アヤメとした方が良かったかな。
  

イチハツ(一初)
アヤメ科アヤメ属、多年草、中国原産の帰化植物、花期:4月~5月、
アヤメ科の中で一番早く咲くからの名前だそうですが、アヤメ科のシャガの方が先に咲く。
青紫色の花の外側の花(外花被)には付け根部分中ほどまでに鶏冠のような白い襞がある


ダッチアイリス(オランダアヤメ)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
ジャーマンアイリスより少し早く咲いています。
 
我が家からのものも参加させます。


ジャーマンアイリス(ドイツアイリス)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:5月~6月、
切花、花壇用に栽培、ヨーロッパ原産の数種のアイリスを交雑した園芸品種。
虹の色(レインボーフラワー)とも呼ばれ、色とりどりの花を咲かせ華やかで品種多い。
 


キショウブ(黄菖蒲)   別名:イエローアイリス
アヤメ科アヤメ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~5月、
葉がショウブに似て、黄色い花が咲くので この名に。
外側に大きな花びら(外花被片)が3枚。花の中心部に小さな内花被片が3枚ある。



シャガ(射干)   別名:コチョウカ(胡蝶花)  
アヤメ科アヤメ属、多年草、 花期:4月~5月、
木陰などやや湿った所に群生する。中国原産の植物で古くから日本に渡来し、
これが野生化したと言われている。
今年既にシャガは投稿してますが、アヤメ科つながりで参加。

散歩中にはいくらでも出会います。
*5/15追加


アヤメ科アヤメ属で、「いずれがあやめか、かきつばた」の慣用句で 知られる
アヤメに似たカキツバタがありますが、これは浅い水辺に咲き、
花びらの中央が真白な剣型の模様がありことから見分けます。
まだ散歩中にでは見掛けていないので、後日の機会がありましたらと言うことでお終いです。 
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