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花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

花の少ない時期の貴重なヤツデ。チラホラ早春の花の返り咲きか?ボケ等。

2022-12-09 | 花の写真
晩秋から初冬へと季節は変わり、肌寒く感じる日も多くなりました。
この時期の草木は実を付けることが多いですが、花で目につくものに、
華やかさはないですが、ヤツデやヒイラギ等があります。

ヤツデ(八つ手)   別名:テングノハウチワ
ウコギ科ヤツデ属、常緑低木、花期:11月~12月、翌年5月黒色の実を付ける。
枝の頂部から伸びた花茎に直径5ミリほどの白い小花が25輪ほど毬状に集まって咲く。
花には5枚の白い花弁があり、春の花のような芳香を放つ。
地味な花だが他に花が少ない時季であるため、キンバエやハナアブなどの虫が多数集まる。
雄しべが伸びる雄性期の後に、雌しべが伸びる雌性期がやってくる。
つまり、同じ花が時期によって性を変える仕組みになっているが、
一番最後に咲く花は雄花のままで終わるため、一般的には両性花と雄花があると表現される。
両性花になる花は上部に多く、下部の花は雄花で終わることが多い。
日陰でも育つので育てやすい。八つ手と言うから大きな葉が掌状に8裂かと思いきや
7裂又は9裂が多いようで、稀に5つ、あるいは11裂となる。
八手の八は数が多いという意味があるからのようです。


ヒイラギ(柊)
モクセイ科モクセイ属 常緑小高木 花期:10月~12月中旬 
冬に白い小花が集まって咲き、甘い芳香を放つ。とげ状の鋸歯をもつ葉が特徴 。
若樹のうちは葉の棘が多いが、老木になると葉の刺は次第に少なくなり、
縁は丸くなって先端だけに棘をもつようになる。

この時期は、花は少ないが早春を思い出す花に出合い、春が来るのが待ち遠しいです。

ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、早生種は12月頃、晩生種は2月にかけて咲く。

 
ユキヤナギ(雪柳)   別名:コゴメザクラ
バラ科シモツケ属、落葉低木、花期:2月~4月、
毎年今頃でも流石に満開状態にはなりませんが、川土手でよく花を見ます。


エゴノキ
エゴノキ科エゴノキ属、落葉小高木、花期:5月~6月、
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する。
流石に鈴なりに咲いていることはありませんが、以前もこの場所で見ました。

ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~5月、庭木、盆栽、我が家は鉢植え。

クサボケ(草木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、花期:3月~5月、ボケよりひと回り小さい。
枝が横に広がって草状に立ち上り、葉が出ると共にオレンジ色の花を咲かせる。

ツツジ(躑躅)
ツツジ(躑躅)とはツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属の植物の総称です。
サツキもチラホラと見かけます。

スイセン等の草の花も見かけるようになりましたが、後日回しにします。
春よ来い、早く来い。本番の花を見たい心境です。
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ご近所からの花達、キダチチョウセンアサガオ、アサリナ、ダイモンジソウ、他。

2022-11-25 | 花の写真
今は紅葉が一番でしょうが、花も頑張って咲いてくれていますので、
幾つか選んでみました。月並みなものばかりで出来るだけかぶらないものからです。

キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔) 
ナス科キダチチョウセンアサガオ属、有毒植物。
園芸名:エンジェルストランペット、エンジェルトランペットと言われています。
花は淡黄色から淡紅色と変化し、ガクの先端は4~5浅裂し、白色もある。
花や色や形で色々な種類があります。
同じ漢字では同じコダチチョウセンアサガオもあります。
花は白色または黄色が多く、ガクの先端は2~3深裂して角ばらない。

ダリア  別名:テンジクボタン   キク科 花期:5月~10月
花形や色彩の豊富さ、多彩さは、多くの園芸植物の中でも品種数は多い方です。

ダイモンジソウ(大文字草)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:9月~11月
沢沿いの岩場や渓谷の岸壁に自生しているようですが、これは通りすがりの家の鉢植えです。
春に咲くユキノシタと間違えてしまいます。

アサリナ ’パークレイアナ’
オオバコ(ゴマノハグサ)科アサリナ(キリカズラ)属、1年草扱い、中米原産、花期:7月~11月、
花色は赤紫~ピンク、青紫、白があります。花つきはまばらですが花期は長いです。
バークレイアナのようにつる性なので、緑のカーテンとして利用される。

ランタナ    別名:シチヘンゲ(ランタナ・カマラ)、
クマツヅラ科ランタナ(シチヘンゲ)属、常緑低木、中南米原産、花期:5月~10月、
初夏から秋まで可愛らしい花を次々と咲かせる、常緑性開花期が長い。

冬咲きクレマチス (クレマチス・シルホサ)
10月にまず一度に花が咲き、その後5月ぐらいまで、ぱらぱらと長期間、花が咲き続ける。 
我が家の冬咲きクレマチス・アンスンエンシスは未だ蕾です。

ツメレンゲ(爪蓮華)
ベンケイソウ科イワレンゲ属 多年生多肉植物 花期:10月~11月
中央軸が伸び上がって高さ10~30cmの花穂を塔状に立て、多数の花を円錐状に群生させる。
花弁5枚では披針形で白色、葯は赤く、花弁に映える。

コスモス(秋桜)   和名:オオハルシャギク
キク科コスモス属、一年草、熱帯アメリカ原産、花期:6月~11月
コスモス(秋桜)の花はピンクをはじめ、赤、白、黄色など色合いが豊富です。
咲き方も八重咲、花弁が筒状になったストロー咲きなど多様です。 
キバナコスモス
濃い黄色の花を咲かせるため、コスモスとはかなり違った印象を受けます。 
黄色系しかなかったキバナコスモスですが、はじめ赤花の品種‘サンセット’が育成され、
その後も次々と品種が生まれ、彩りも豊かになり、夏秋花壇の植え込みには欠かせないほどです。
 
ウインターコスモス(ビデンス)   ▼チョコレートコスモス(香りがチョコレート)
コスモスの流れで、上の2つは我が家からの参加です。

花の少ない時期とは言え探せばいくらでもでてくるのですね。

花木も山茶花等が花を付けているのが目につきます、又の機会回しです。
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春を先撮り、ホトケノザ、ホシノヒトミ、イヌガタラシ、ハナイバナ、他。

2022-11-19 | 花の写真
最近少し気温が下がったと思っていましたが、今日は日の下にいるとポカポカと居眠りしたくなるような陽気でした。
秋過ぎれば、春遠からじのように春によく見る野草花も返り咲きかいくつか見ました。

ホトケノザ(仏の座)  別名:サンガイグサ 
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、

ホシノヒトミ(星の瞳)    (正式名:オオイヌノフグリ)
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、

ナズナ(薺)    別名:ペンペングサ、シャミセングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、

イヌガラシ(犬芥子)
アブラナ科イヌガラシ属、多年草、花期:4月~9月、

ウシハコベ(牛繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年草 花期は1〜12月 (花は4〜6月に多い )
コハコベは花柱が3個に対して、ウシハコベは花柱が5個。 

コハコベ(ハコベ)(小繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1月~12月、

ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1~越年草、花期:3月~12月、
花冠は径2-3mmで5裂する。
 

セイヨウタンポポ  キク科タンポポ属、花期:3月~10月、
総苞の外片は反り返る。これは確認してないが多分そうでしょう。

トキワハゼ(常盤爆)
ハエドクソウ(サギゴケ)科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、

キツネノマゴ (狐の孫)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属、1年草、花期:8月~10月、
花の大きさは7mmほど、遅くなって咲いたのでしょう。


本当はこんなのんびりしたことを言ってられないほどに、
世界には異常気候(気候変動)近年進んでいます。
連日のニュースでも、干ばつ、水害、土砂崩れ、山火事、等世界の各地で起きています。
異常気象が起これば、作物の生産量の低減が起きてきます。
世界中で食料価格が高騰しています。アフリカ等は干ばつの影響で飢饉に苦しんでいます。
近年増えている異常気象は地球温暖化が関係しているのでしょう。
NGO、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、
昨年各国の温暖化対策を採点して順位付けした報告書を発表しています。
日本は64位中の45位で昨年と同順位。温室効果ガスの削減目標は評価できるものの、
それを実行する明確な計画を欠いているのが問題点だと指摘している。
こん なことも気になります。チョット話が花と逸れてしまいました。
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芭蕉の花、芭蕉(ジャパニーズバナナ)とバナナの違い。

2022-11-14 | 花の写真

時々通る散歩コースに芭蕉が生えています。
ここ数年で随分と増えた気がしてましたが、花が無いなと思いつつ通り過ごしていた、
最近、思わず裏側を覗いて見たら、少し林になっていてやっぱり咲いていました。

バショウ(芭蕉)   英名:ジャパニーズ・バナナ、
バショウ科バショウ属、多年草、中国原産、花期:夏~秋
花や果実は,バナナにとてもよく似ていますが その見分け方は 、
バナナの苞は紫色なのに対し バショウの苞は緑色~薄黄色。
葉心から花穂を出し 大型の花序を形成します。
雌雄異花で 最初に苞の基部近くの雌花が咲き 果実ができ
花序はそのまま伸び続けて 先端の苞の間に雄花が咲き始めるという雌性先熟です。
多数の苞が重なったもので 1枚 1枚 めくれてその間にある雄花が咲きます。
花冠(かかん)は、筒状唇状、帯黄白色です。
まれに結実(けつじつ)して、長さ約6センチのバナナ状の果実がつきます。


 
と言う訳で上の写真の花は雄花ということになります。
早い時期に気付かず、雌花自身が撮っていませんので紹介出来ず申し訳ないです。

バショウ(芭蕉)とバナナの違い
バショウもバナナもバショウ科バショウ属の大型多年草です、木に見えるが草の分類です。
バショウは、中国原産です、寒さに強い植物で一見食べられそうに見えますが、
種が非常に多く、タンニンを含むので渋くて食用には適しない
日本では、主に庭等の観賞用と植えられているが、沖縄では、かってはこの植物を用いた工芸品が作られ、
その中でも芭蕉布(無形文化財)と呼ばれる織物が特に有名のようです。

実はヨーグルトに入れる等してバナナを毎日食しているが、小学校の時の事を思いだします、
オヤジは既に病で長い間床に伏していて、死ぬ前に”バナナ食べてみたいなぁ~”と言っていたの、
いくら貧しかったと言え今ならいくらでも食べさせてやれるのになぁ~との思いです。

バナナは、熱帯アジア、マレーシア原産です。
寒さに弱いため日本の気候では栽培できていません。
栽培されているバナナの多くは私達が普段食べている生食用と実が非常に硬く、
加熱しなければ食べられないブランテンバナナと呼ばれる加熱用のものに分けられます。

おまけですが、昔これも葉だけ見てバショウと勘違いしたものです。

チュウキンレン(地湧金蓮花)  別名:耐寒バナナ、チャイニーズ・イエロー・バナナ
バショウ科ムセラ属、亜熱帯性植物、中国雲南省原産 、
花序はふつう芽生えの2年目に出て、そのあとは毎年出ます。
苞は基部から1個ずつめくれていき、8~10個の花群が上向きにつきます。
開花は数か月続きます。
見た目は黄金色のハスの花のようなのですが、黄色の花のように見えるのは、
実は苞(ホウ)と呼ばれる花弁状の葉で、本当の花はその間に小さく細い筒のように咲いており、
目立ちません。

あるとこにはあるようですが、余り見掛けないようなので投稿しておきました。
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露地栽培の小菊、秋はやっぱり菊ですね。

2022-11-09 | 花の写真
菊は古くからなじみの深い花です。
日本には7世紀に中国から導入され、品種改良がなされて、現在の園芸品種があります。
花は品種により形態が様々で、花色や咲く時期、咲き方も様々で
私にはどれが何なのか説明できるレベルにありませんの単に菊としてだけの投稿です。

近所の畑に咲いているのを撮ったものです。




 

 


菊はキク科の宿根草で、関東以西では露地で越冬できるほど丈夫です。
露地栽培のほとんどは秋咲きで、品種によって多少違いますが
日長が13時間以下になると花芽分化し、12~15日後に蕾が見え、 
それから50日位で満開になります。

ここでは、ポットマム、スプレーギクなどが主ですが、
愛好者が栽培する観賞用菊は大輪菊など見応えがあるんですが、
又機会がありましたら投稿してみます。
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和の食材に似た名前、オカワカメ、フユノハナワラビ、イモカタバミ、ツワブキ、他。

2022-11-07 | 花の写真
11月7日は立冬です。
冬至とは、二十四節気と言う紀元前まえからの古い暦で、1年を4つの季節に分け
更に6つにそれぞれに名前がついています。
立冬は良く冬の始まりと言われています。冬至(12/22)が真冬に当たります。
少し日本の季節とずれている感じがしないでもないですが、
太陽の動きから計算された暦で、中国北部の内陸部で考えられたからの様です。

冬の訪れになると昆虫の動きもなくなりますが、私も同様です。
これからは、タイムリーな花の投稿とはいかないですね。

オカワカメ  別名:アサザカズラ、雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)
ツルムラサキ科アサザカズラ属 多年草 熱帯アメリカ原産 花期:7月~10月
オカワカメは「陸わかめ(おかわかめ)」、つまり陸のワカメという意味です。
茹でた葉がワカメのような食感になることから、名づけられました。
球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。茎葉は加熱すると、
ぬめりが出て、食感も色つやもワカメのようです。
今は花は殆ど終わっています。

ジンジャーリリー  別名:ジンジャー、ハナシュクシャ(花縮砂) ハナショウガ(花生姜) 
ショウガ科シュクシャ属 球根 インド、マレーシア原産 花期:7月~10月
大きな花茎を伸ばして、その咲きにたくさんの花が咲きます。
花は8㎝を越える大輪から1~2㎝の小輪まであります。
また、花色も、白、黄、朱紅、赤橙など多彩です。
名はショウガ科から来て、根からはほのかに生姜のような匂いがしますし
毒性はありませんが、食用ではありません。 

ハナ生姜とヤブ茗荷は間違い易いですが違いますので参考までに、
ヤブミョウガは、
今では既に皆黒い実になっています。

フユノハナワラビ  別名:冬蕨,花蕨,カゲワラビ,トコワラビ
ハナヤスリ目ハナヤスリ科ハナワラビ属、多年草 見頃:11月~12月 、
シダ植物なので、葉に見えるものは栄養葉(えいようよう)、
花に見えるものは胞子葉(ほうしよう)という。
オオハナワラビと似ていますが,こちらは小形で、栄養葉の羽片の頂片は鋭くギザギザしていない。
名の由来は、冬に栄養葉を、花のように見える胞子葉をつけた様子がワラビに似ることから。 

*上:葉の写真11/8追加
分かり難いかもしれませんが、オオハナワラビは葉の縁がギザギザして葉先が尖る。
**下:オオハナワラビと思われるのがありましたので11/9再追加です。

 
前回と葉が違うように見えますが、、

イモカタバミ(芋片喰)   別名:フシネハナカタバミ (節根花片喰 )
カタバミ科カタバミ属、多年草、南米原産、花期:5月~10月、
葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。
花は紫桃色からピンク、淡いピンク、白など幅があり、花形も地域により多少異なる。
何故芋かと言えば、根が芋状になっているからです。


ツワブキ(石蕗 )   別名:イシブキ
キク科ツワブキ属、多年草、花期:10月~12月、
花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。
斑入りや八重咲き、丁字咲きなどの園芸品種が栽培されてきました。
名の由来は、ツワブキの葉がフキ(蕗)の葉に似ているからという説があげられます。
ほかにも、葉に艶があることから「艶葉蕗(つやはぶき)」、葉が分厚いことから
「厚葉蕗(あつはぶき)」が転じた、などの説があります。  
写真は斑入りツワブキです。(ツワブキは投稿済でした)

ワカメショウガワラビフキイモと和食の材料となるものと、中身は違いますが、
花の名前につくものを無理矢理に並べてみました。
まだまだ探せばあると思いますが、手持ちの花がないのでここまで、お粗末さまでした。
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晩秋の野草花、よく見れば花の中に虫が、サラシナショウマ、ノハラアザミ、他。

2022-11-04 | 花の写真
昆虫のシーズンも終わりに近くなりました。
花を撮ってはいるが、よく見ると小さな昆虫が頑張っていました。
勿論、花が主役なんですが、

サラシナショウマ(更科升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期:8月~10月、
葉は2~3回3出複葉、茎の先に総状花序を出し、柄のある白い小さな花を多数つける。
イヌショウマとよく似ていますが、サラシナショウマは花柄がありが、
花柄がないのがイヌショウマ です。

ナミハナアブにも見えますがハナアブ科の虫がいます。

ノハラアザミ(野原薊)
キク科アザミ属、多年草、花期:8月~10月、
アザミの仲間は、世界中に300種類以上り日本でも100種類以上あるといわれます。
ノハラアザミの頭花は紅紫色で、枝先にしばしば2~3個集って上向きにつきます。
似たノアザミは春に咲くので区別できる。
 
クチナガガガンボ複数止まっているのもありました。

ヤマゼリ(山芹)
セリ科ヤマゼリ属、多年草、花期:7月~10月、
葉は、2~3回3出羽状複葉、小葉は卵形で粗い鋸歯がある。
小形の複散形花序に白色の小さな花が開く。
アカヤマアリに似ている虫がいました。

ウインターコスモス(琴姫)
キク科せンダングサ(ビデンス)属、宿根草、メキシコ原産、
鮮やかな黄色の花びらに白い縁が美しい花です。
ハナアブでしょうか止まっていました。

アキノノゲシ(秋の芥子)
キク科アキノゲシ属、1~越年草、花期:8月~11月、
淡黄色で約2cmの頭花は円錐花序につく、花の咲いた後は下の方が膨れ、上部が狭くなる。

余り虫が小さすぎて同定できませんが、ゾウムシの仲間?

10月中に撮ったものですが、これらの虫達ももういなくなっているこもしれません。
虫の声もいつの間にか聴くことがなくなりました。
昆虫の冬の乗り切りかたは、卵、蛹、幼虫、成虫と様々ですが、
成虫で冬を越す、テントウムシやキタキチョウ、ルリタテハ、タテハチョウやシジミチョウの一部は成虫ですので、
12月でも暖かければ見ることができるかもしれませんね。
今回は花の投稿でしたので余談でしたね。
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滅多に見られない花、サトイモの花

2022-09-12 | 花の写真
散歩していて、近所の畑にはサトイモが多く栽培されていますが、
その花は今迄見たことがなかったです。
少し通路より奥まった所でしたが、サトイモの花を見た時はテンションがあがりました。

サトイモ(里芋 )
オモダカ目サトイモ科サトイモ属 塊茎野菜  東南アジア原産 出回る時期9-12月
茎の地下部分(塊茎)である芋と、葉柄を食用にし、葉柄は芋茎(ズイキ)と呼ばれる。
名の由来は、山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることから
「里芋」という名が付いたとされる。
日本のサトイモは 花 を咲かせないと言われるが、実際には着花することがある。
脇から淡黄色の細長い仏炎苞を伸長させてくる。花は仏炎苞内で肉穂花序を形成する。
(22/9/9撮影)
花の中心部には、太い軸が一本伸び、軸 の上部には雄花が集まり、下部には雌花が 集まっています。

 
今日見たら枯れていました。何時から咲いたかわかりませんがあまり長くない。

国内で咲いている姿がみられるのは珍しいと言われるサトイモの花ですが、
周りの栽培している人に聞いても、昔見たことがあるかな程度でした。
もともと原産地は熱帯地方ですので、暑さや日照り等の条件で咲くようです。
近所のサトイモ畑のは、茎の色が緑色ですが今回の茎色は赤い色です。
何か品種により花の咲く程度が違うのかもしれません。
食べれる赤がらの品種は、八ツ頭、セレベス(赤目芋)、えび芋(唐の芋)などです。 
花の所有者に聞くことができませんのでこれ以上分かりません。
今年の猛暑が関係しているかもしれませんね。
茎を食べられるとすると、赤色の方でヤツガシラ、緑色はサトイモで食感が違うようです。
*後日追加:栽培者に会った時に品種は赤芽芋とお聞きしました。
 セレベスは、インドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)から伝わったとされる里芋で、
 その島の名前がつけられています。芽が赤いのが特徴で、
 「赤芽芋」又は「赤目芋(アカメイモ)」とも呼ばれていいる。

余談ですが、
散歩中に他のは 栽培している人と話していくうちに、サトイモの花も珍しいが、
サツマイモの花も珍しいよと言っていました。
我が国では沖縄県を除いて通常の条件では開花しません。
けれども、条件によっては開花することもあるようです。
さつまいもの花はアサガオに似た花が咲くようです。私は未だ見ていません。

笹の花も60~120年に1度咲くと言うことで珍しい花と言われていますが、
場所が違えばよく見ることがあります。
地下茎で繁殖するため、花を咲かせることは稀ですが、笹は花を付けると枯れてしまいます。
22/03/01に投稿済です。現在はどうなっている。
当然笹薮は枯れたままですが、緑色がヤブガラシの蔓が伸びていました。
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白花との競演、野草花、庭の花、花木より

2022-09-07 | 花の写真
投稿のチャンスが無く、お蔵入りのものから幾つか集めてみました。
白い花を中心に、その仲間です、圧倒的に白い花のが少ないものが多いです。

*シロツメクサをシロバナアカツメグサに訂正9/9 kaitoさんご指摘ありがとうございました。
シロバナアカツメクサ*        ▼アカツメクサ(ムラサキツメクサ)  
*アカツメクサの葉の形 花の直下からも出ています。
*▼シロツメクサ(クローバー)
*葉の形 3枚の小葉からなる濃い 緑色ですがしたの様なものもありました。
 
幸せを呼ぶ4つ葉のクローバーの様に4つ葉はいわれますが、本来クローバーは、
マメ 科シャジ クソ ウ属の多年 草 の総称です。

シロバナツユクサ(二段咲き)   白い花のトキワツユクサとは違います。
ツユクサ    マルバツユクサ、メガネツユクサなどは見つけられませんでした。


イモカタバミ(白)          ▼イモカタバミ
カバタミ

キツネノマゴ   白花は思っていたよりは多くあります。


コヒルガオ             ▼ヒルガオ


ベコニア

シュウメイギク      花はこれからあちこちで咲き始めます。


フヨウ   一般的に雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ 
ヤノネボンテンカ    フヨウに似る別名はタカサゴフヨウ


サルスベリ  別名は「百日紅」  開花期間が長い。
 

他に投稿予定もあったがまとめきらず、今回場つなぎになり内容薄く申し訳ありませんでした。

<花の色についてメモ>
花ある植物は虫さんに受粉してもらい子孫を増やしていきます。
虫さんに見つけてもらうために、目立つ綺麗な色を咲かせています。
自然界では、白い花が一番多く、次に黄色、青色と続く、、
赤い色はハチのようにあまり見えない虫が多いので少ないですが、人間が好きなので、
品種改良で多く作られるようになった。
花をキレイに見せているのは色素で、赤、青、紫色の花は「アントシアニン」
黄色いはには「カリテノイド」、白いはなには「フラボン」「フラボノール」などの
色素が含まれていますが、これらの色素は白色でなく殆ど無色透明のようです。
無色透明だと目立たないので花びらの中に小さな空気の泡を沢山つめて白く見せている。
小さな泡が沢山集まると、光を反射して白くみえる、波しぶきや石鹸の泡が白く見えると
同じ理屈だそうです。
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マメ科の小さな花から大きな株の花まで、ツルマメ、ヤブツルアズキ、クズ他。

2022-09-03 | 花の写真
今の時期に人の手が入ってない場所はクズの繁殖力が旺盛で生い茂りどこも大変なことに
なっています。
そこで今回はマメ科植物を取り上げてみました。

ツルマメ(蔓豆)   別名:ノマメ
マメ科ダイズ属、つる性1年草、花期:8月~9月、
ダイズの原種と言われている。野原・道端・畑地などに多く生える野草、
葉腋に3個~4個、淡紅紫色の長さ5~8mmの蝶形花を咲かせる 。

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
マメ科ササゲ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
茎や葉に黄褐色の毛がある、花は黄色で長さ1.5~1.8cm、2個が合着して筒状になり
くるりとねじれて、左側の翼弁にかぶさっている。
ノアズキに似ているが、葉の形と豆果の細さで区別するのが良いです。

インゲン(インゲンマメ:隠元豆 )
マメ科インゲンマメ属 1年草 中央アメリカ原産  野菜です。
基本は白い花ですが、蕾の頃は黄色く見えるのもあります。
インゲンは、つるの有無から、つるあり種(つる性種)とつるなし種(わい性種)に分けられます。
つるなし種はタネまきから収穫までの期間と収穫できる期間共に短く、反対に、
つるあり種はいずれも長くなります。また、両種の雑種で半つる性などの品種が育成されています。
サヤの非常に長い品種もあります。
 
1年に3回も作れることから、関西では三度豆などといわれます。温暖な気候を好みますが、
寒さには弱く、霜には極端に弱い野菜です。 
ムラサキインゲンの場合には、赤紫色の花がさきます。

クズ(葛)
マメ科クズ属、つる性多年草、花期:8月~9月、
クズの花穂は下から上へと咲き上がる。濃紺紫色の甘い芳香を発する花を咲かせる。花色には変異がみられ、
白いものをシロバナクズ、淡桃色のものをトキイロクズと呼ぶようです。
つるを伸ばして広い範囲で根を下ろし、繁茂力が高いので直ぐにこんもりとしてくる。

はびこり方が凄いので、道路整備の人も刈り取るのに苦労していました。
芝刈り機の音が唸りを上げていました。

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
マメ科ヌスビトハギ属、北米原産の帰化植物、花期:7月~9月、
花の長さは約9mm、旗弁の基部に黄緑色の2つの斑がある。果実3~5節が多い。

同じヌスビトハギ属のシロバナフジカンゾウか?それともケヤブハギ?


マメ科の野草花で似た花のノアズキ、ノササゲ、ヤブマメ等同時に投稿できればよかったのですが、
準備できていずに後日回しとなりました。
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