作・演出 前川知大
出演 大杉漣 佐々木蔵之介
不思議な縁で結ばれた男二人が、生と死の狭間にあるらしい会議室(Room No.0002)と、前世、現世、来世を行き来しながら、生きてゆく意味を、自分と他者が織りなす人間模様のなかで、惑い、探し、求め、そしてやがて希望を見出していく――。
「狭き門より入れ」に引き続き、２回目のTeam申
前川知大さんの脚本、いいですね。重いテーマを時に軽く時に重く、笑いも交えてテンポ良く見せてくれる作品・・・かなり好みです
小劇場向きの脚本、演出ど真ん中。贅沢だけど、もっと小さな劇場で観てみたい。パルコで観たかったなぁ～ドラマシティはギリギリの大きさ・・・ここより大きな劇場だと魅力半減、って気がします
前々世は、横暴な父とその死の影に悩まされ自殺した息子・・・前世は医者で骨髄移植のドナー・・・な佐々木蔵之介さんと、前々世は口下手で愛情表現下手、息子に見捨てられて事故死した父親・・・前世は温泉旅館の社長で再生不良性貧血の娘を持つ父親・・・な大杉漣さん。
恨み？復讐？？前世の借りは次の人生で返す・・・・
お二人のノンストップノンセーブちからいっぱいな掛け合い、最高に面白かったです
縁があって、この人生で出会った人たち・・・・
生まれ変わって次の人生でも巡り合えるならば、復讐の連鎖ではなく感謝の連鎖となりますように
