THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

straw hat(chicago)

2019-06-29 13:35:14 | CHICAGO

麦わら帽子(むぎわらぼうし、麦藁帽子)は、あるいは藁様の素材(様々な植物由来あるいは合成素材)で編んだ帽子

麦わらは麦稈(ばっかん)ともいい麦稈帽子(ばっかんぼうし)あるいは単に麦稈帽(ばっかんぼう)ともいう。また、麦わらは英語ではストロー(Straw)ともいいストローハット(Straw hat)ともいう。

丸い山形をしており、日除けのつばが広い。あご紐が付けられる場合もあるほか、男女ともにリボンが巻かれたり飾りが付けられたりすることもある。に日よけとして用いられる。夏の野良仕事や海水浴などによく用いられるため、夏の風物詩ともなっている。そのため「麦わら」や「麦わら帽子」は夏の季語になっている。

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ファイターズ対ホークス第2戦、札幌ドーム!!

2019-06-29 13:29:27 | free form space

連敗から早く脱出してよ…
貯金1だとさ…( i _ i )
昨日の試合、ドッと帰りはじめた観客。千賀投手にファイターズはきりきり舞いだもんなあ。
ところが最終回の猛攻には笑った!
周りを見渡すと俺の前におじさんが2人だけ。
3人で大熱狂したよ!惜しかったけど。
あ〜多少はスッキリした!
さあ、本日は杉浦君。
頑張れ!!

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ice cream(chicago)

2019-06-29 04:44:29 | CHICAGO

説明

アイスクリームは、牛乳などを原料にして、冷やしながら空気を含むように攪拌してクリーム状とし、これを凍らせた菓子である。そのうち、柔らかいものは「ソフトクリーム」と呼ばれる。 後述する通り、国によっては「アイスクリーム」製品の規格を規定する場合がある。 ウィキペディア

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VOL,165 SUSUKINO live house HOT TIME (PART,4)

2019-06-29 01:22:16 | Live Set List

ハイ!大好評を博したSTA企画「リブレーション」ライブレポートのパート4であります。

8、5:10~5:40

8バンド目は、先ほどの伊達男スギちゃん率いるその名も「杉ちゃんバンド」のバックで、燻し銀の演奏を繰り広げてくれていた7人が、今度はメインを張ります。

このバンドに会えるのを、心待ちにしているファンが一杯いるのだよ。

毎回ライブには「杉ちゃんバンド」「BERRY JAM」が常にカップリングです。

そういうわけで満を持して、一旦袖へと下がった「BERRY JAM」が再びステージに現れました。

このバンドも「ホットタイム」には初参加。

 「BERRY JAM」(ジャンルは往年の洋楽スタンダードで)

先述どおり、スギちゃんを除いたメンバーがこのバンドへと変身です!

一度でもライブを見た方ならばお分かりでしょうが、同じメンバー構成ながら、全然タイプの違う落ち着き払ったムードのサウンドを聞かせてくれるのだから驚愕ですよ。

主に札幌を中心に活動しているのだけど、何故か私は小樽屋外イベントでばかり観ています。場所はマリンフェスタや浅草橋、雪明かりの路。

その都度、熱演を繰り広げてくれていたのです。

メンバーからのメッセージです

「お洒落で音楽好きな大人の方にフィットする、曲づくりを目指し活動してきました。

去年、遂に念願の音楽の街・小樽浅草橋に出演することができ夢が叶いました。

2年前に雪明かりの路オールディズライブを観て小樽の皆さんの情熱を知りました。

そしてピグスティの出演はありますが、STAのこのビッグイベントに2度も参加ができて嬉しく思います。

たくさんのバンドさん、プレイヤーさんとも親交が持てればと思います。どうかよろしくお願いします!」

去年の夏のステージではロングへアに花飾り、華麗にアロハを着こなしていた女性シンガー・チエミさん。先ほどまではコーラスでしたが、ここでは艶やかなる雰囲気を漂わせ、フロントセンターにてボーカルを披露しながらライブは進行。今回は帽子から服装に至るまで黒で決めたダンディーな男性陣と共に、キーボードのアイ嬢と黒の衣装で統一。

サングラス姿のメンバーはいなくなったよ。

夕闇迫る中でも気分爽快!(ビルの中だけど・・・・笑)

編成を紹介しますね。

チエミ嬢がメインボーカルとサックス担当。

エレアコ・ギター&コーラスはリーダーのヒロさん(事前にマサへ直々丁重なるご挨拶をしに来てくれました。今回はなんとアコースティックギターを担当。この姿を観るのは初)

もう一人のギタリスト・タイキくんはストラトキャスター(サンバースト・カラー。同じくメイプル指板。コーラスも兼任)

ニューギターのジミーくんはチェリーレッドの335を使用。

ニューレディのキーボード奏者アイさんもコーラスをこなします。

そしてベーシスト&コーラス&ヴォーカルのトモさんは堂々たるシェイプが神々しいHSアンダーソンの黒ベース。ローズ指板(モリダイラ楽器)。

最後にドラムスのカバくん。

全員がボーカル&コーラスをこなせるというのは、最大の強みですなあ(ヴォーカルにはリバーブを深めにかけて頂きました)。

オープニング・ナンバーでは、意外性を狙ったのか重量感や厚みもタップリある、カバくんの激しくも正確なるドラム・ビートが炸裂した「イージーラヴァー(フィル・コリンズ&フィリップ・ベイリー)」だあ!

「ベリージャムです。さあ!メドレーでいくぞ~!!」

セットリストに対するひねり具合が、常に絶妙ですね。

お馴染みのイントロリフがはじまった途端、気分はすっかりとディスコ・フィーリングにドップリと浸かりきって、

オーディエンス達は、ジッとイスに座ってなんかいられないよお~!とばかりに我を忘れ踊り狂っています。

会場内はディスコに早変わり。

ダンサンブルに盛り上がりをみせていましたよ。

グイグイとうねって迫りくる、強引なまでのタイトなアンサンブル。

当時ジェネシスのフィルとEW&Fのフィリップがガッチリとタッグを組んだということだけで話題沸騰した、デュエットブーム到来とも言えるターニング・ポイント・ドラヴィング・ヒットナンバーを、ものの見事に再現してくれています。

しびれちゃうなあ。個人的にもドツボにはまってしまいました(これはメンバーに直接伝えてもいます)。

そのウンチクに関してはロック通ならばご存知のはず。リアルに蘇ってきましたよ。

ここで特筆すべき点といえば、やはりギターのお二方に尽きるでしょう。

まず原曲なのですが、主役はファンキーなハネハネ・リフのタッチ感覚。

これをタイキくんがギターで違和感なく、見事忠実に再現しているのですよ。

ストラトキャスターによるトレブリーな音質もフルに発揮。

そしてジミーさんはもう一つのアクセントを、ギターでさりげなく奏でているのですよ。

なるほど、トリプルギターにキーボードと、パート人数が増えただけ、如実に早速それが反映されているではないか。

普通ならばこれほどに高度な構成の楽曲はスルーしかねないけれども、ベリージャムは余裕の表情で味付けを注入してサラッとこなしてる。

やはり彼らは只者ではなかった・・・・。4月のライブではしっとり系に比重が置かれていたけど、今回はバリエーションが豊富だ。

「それでは、ここでちょっとポップ目の曲をお届けしたいと思います。ザ・モンキーズで・・・・ディ・ドリーム・ビリーヴァー」

今もって心に染み入る別格のアンセムだ。ベリージャムでこの曲を聞くのは初。

甘く切ないノスタルジー臭響くピアノの音色に導かれて歌い出したのは、ベーシスト・トモさんだあ!

チエミ嬢とはまた違った魅力溢れる男の力強きミディアム・ラブソング。魂の咆哮に酔いしれるヒトトキというのも乙なもの。

咽び泣く歌メロは、説得力がほとばしり出ています。

トモさんのボーカルは毎ステージで必ず1曲聞かせていただきますが、改めて目から鱗状態。ベース&ボーカルでこのタイプの曲にチャレンジするのってけっこう至難の技なのですが、とても勉強になりました。

ヒントも得られましたよ。

更には後半で転調後、チエミ嬢も加わってきてよりドラマティックな展開へと雪崩れ込む。

厚みのあるハーモニーは天下一品。味わい深さを醸し出しています。

私は1981年に故ピーター・トークの新宿厚生年金会館来日公演でこの曲を体験しましたが、懇切丁寧噛み締めるように優しく歌い紡いでいたのが印象深かったなあ。もちろんピーターがピアノ演奏をしながら、スポットライトを浴びて歌っていました。

若い世代にとっては伝説のジャパニーズ・ロッカー、忌野清志郎による日本語歌詞でのカバーでコマーシャルに起用されていたから耳に馴染みがあることでしょう。

「踊れない曲をやります」

チエミ嬢のサックスを大々的にフューチャーしたビージーズ第2期黄金時代のしっとり系バラード「愛はきらめきの中に」でダメオシ。しかもかっこよくインストウルメンタルにアレンジ。これもベリージャムでは初めて聞きました。

主演ジョン・トラボルタの名画「サタディ・ナイト・フィーバー」での金門橋デートシーンに流れていましたね。

落ち着き払ったステージングに徹してはいますが、内に秘めたるパッションは常に燃え上がっているようです。

それまでのバンド達が繰り広げてくれた、賑やかなお祭り騒ぎ大会の後だけに、グッとシックに迫ってくるものがあります。

アダルトな気分に浸りきって、チークダンスに洒落こむカップルも数組出現。

ここはじっくりと聞き入ってみるのも一興。中々に新鮮だ。と思っていたらドンドン過熱していきソロバトルに発展。

サックスからギター、そしてキーボードへと間髪入れずに目まぐるしくバトンを繋いでいく。

圧巻だよ。敬服しちゃう。脱帽だ。

それにしても、このバンドのレパートリーの豊富さには敬服してしまいますよ。

一体全体持ち曲はどれだけあるのだろうか・・・・今度しっかりと尋ねてみたいものです。

しかもベリージャムのメンバー達の許容量の幅はハンパではないね。

なんでも巧みにこなせちゃうんだから。

洋楽、邦楽、オールディズからディスコ、果てはJ-POPに至るまで網羅しています。

ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが窺い知れます。さすがだ!

「イエイ!!どうもありがとうございます。メドレーでお送りしました。懐かしいですね。まだ私が生まれてなかった頃の曲」「全然、生まれてない?・・・(笑)」「チエミちゃ~ん!!」「は~い!!最後までどうぞお付き合いくださいませ・・・。」

メインのMCはチエミ嬢。

「先ほどのバンドには負けないように(杉ちゃんバンドのこと!)まだまだ頑張ります。あのバンド、ガラが悪かったよ~(笑)。

今日はギターのタイキにMCを任せようとしたんだけど却下されました・・・。

じゃあ、次はまたもや私が普段あまり持ち慣れていないアルト・サックスを手に歌います。

タイトルを言わなくも、あっ!とすぐに瞬間わかると思います。タイトルは言わないでね・・・。」

大都会の夜の世界の気品が充満している、ちょっとテンポ遅めでジャジーな渋い「スムース・オペレーター」(シャーディー)

開巻からチエミ嬢がサックスをブローして、スポット・ライトを独占。

皆の視線を一身に集めています。

歌声も独特なる語り口調で低く囁き掛ける、意外にもテクニックが必要な難しい作品。

一世を風靡したMTV時代に鮮烈なる映像とシャーディーのファッションが、妖艶なる美を醸し出していて多方面に一石を投じていましたね。

ベースソロは決して派手ではないんだけれども、流麗なるアート風ラインを鮮やかに描ききっています。

確かな実力に裏打ちされた巧みの技だ。

追随する形で引き継ぐサックス・ソロの応酬も聞きもの。

締めくくりはボーカルに橋渡し。会場は虜になっていましたよ。

 「暗い感じで進行していますが、ベリージャムは明るい曲はないのでまだまだこのままいきます。飲んで、歌って、踊れる人はよろしくね。もうサックスは吹きませんから!それでは続きまして・・・あれです・・・・・・」

 しっとりとした場面から余韻を残して、天才スティーヴィー・ワンダーが生み出した革新的な「オーバー・ジョイド」

センスのいい選曲。

雰囲気一変して繊細で黒っぽいグルーヴも加味してきます。

私の一番好きなスティーヴィーの曲。これは何度聴いても鳥肌が立つほど、目いっぱいに震えがきちゃうのさ。

音楽の神様が創作したのではないかと思えるほどに、一切の無駄も無い完璧で崇高なる曲に感じます。

それにしてもこの日は、女性ミュージシャンが目白押しで大変にけっこうな事です。

もうこの辺に辿りついたら、メンバー達もリラックスしてきたのか饒舌になってきました。

さあてと、次には何をやってくれるのかな・・・ワクワクものですよ。

「まだまだいくわよ~!。最近クィーンが映画をキッカケにまたまた再評価されていますね。来年明けたら来日公演も行われるし。

とっても良いことだ。というわけでして、ベリージャムらしく、クィーンをやってみましょう!ヴォーカルはトモさんに代わってもらって・・・・よろしくお願いします。それではまず、メンバー紹介をしたいと思います」

バスドラムの連打に合わせて、一人一人を懇切丁寧にユニークなジョークも交えて猛アピール。

そのままの勢いで流れにのって

人気曲で「愛という名の欲望」だ。

ヒロさんの真骨頂。アコギの乾いた歯切れ良いコード・ストロークで元気一杯の幕開けだ。

クィーンがロカビリーに走ったと当時のロック界が話題騒然となった軽快なるナンバー。

結局はこれで念願のアメリカを制覇したんだからクィーンは大したバンドだね。

ストレイ・キャッツが受けていただけに、時流を狙っての大当たり。

まあ、いずれにしろ、どれだけの年月を経ても、決して古臭くなったりしない光輝く永遠のポップ・アイコン。

よりコンパクトに纏め上げられた、終盤戦にはもってこいの一撃ですね。

何から何まで申し分ないほどにうまいなあ・・・・皆、楽しそうだよ。

この光景を後方の席から眺めていると、主催した甲斐があったなあ・・・とシミジミ・・・・。

ギターとドラムスの若い2人は、メンバーの中では息子ほど世代違いなのに、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。

牽引役も堂々とムーディーに請け負っていたし。

時には先輩達を凌駕するほどの存在感も発揮していました。

ナチュラル・トーンで迫ってくるギター・ソロには、風格さえ滲んでいてしみじみと泣かせるなあ。

 「少し明るいよね。最後の曲となりました・・・・・また暗い曲をお送りします。」

ここで一気に黄金のスタンダードへと突入します。

威勢のいいカウント「1・2・3・4!!」から飛び出してきたのは

「ホワッツ・ゴーイング・オン」(マービン・ゲイ)

この曲は数多くのミュージシャン達が現在もカバーしている、非常にライブ栄えするモータウン・レコードを代表する定番中の定番。

栄光のソウルミュージック美学。

ここから多大なる影響を受けたアーティストは膨大。

ラストにこの曲をもってくるなんて中々に心憎い配慮ですなあ。

もちろんベリー・ジャムはこだわりにこだわりぬいた趣向を施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。

ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは素晴らしい。

 当然、アンコールの声が鳴り止みません。

「どうもありがとうございます。どうしよう・・・・・用意してなかった・・・・それではせっかくなので、超スタンダードで・・・・・ウィアー・オール・アローン(ボズ・スキャッグス)」

フィナーレは非の打ち所のない甘美なまでのパーフェクトなAOR金字塔。

熱冷ましにはもってこいだね。

エモーショナルなピアノによる美しい旋律を筆頭に、徐々に高みへと登り詰めていく様は感動的ですらあります。

起承転結のお手本のようなもの。いやが上にもエクスタシーワールドへと誘われてしまいます。クラブさながらに色彩も鮮やかなライトが揺れている・・・・。

最後の最後まできっかりと琴線に訴えかけてくるのだ。

「またベリー・ジャムを見かけましたら、今後とも応援よろしくお願いします。」

これで締めくくり。

もう完全に参りました・・・。おつかれさまでした。

9、5:50~6:20

この時間帯になってくると、会場内も熱気が充満してきました。

私の横の席に座っている、ダンディーなお二人は相当な音楽通。

バンドが演奏する1曲1曲のたびに、色々と自分達の若い頃がフラッシュバックするようで思い出話に花が咲いてます。

マサが司会進行している姿を見ていて、わざわざご挨拶までしてくれました。なんでも音楽関連の事業を展開しているそうでお互いに名刺交換までしちゃいましたよ。

どんどんと、このような共通の話題で繋がる輪が広がっています。

「COVER SOUL&THE GANG」

多分、世界中で一番多いであろうカバーバンドは、王道路線のビートルズでしょうね。俄然と断言しちゃうもんね。

もちろんこのバンドも筋金入りで、ファブフォーと同じく4人編成です。

編成はと言いますと・・・・ギター&ボーカルにジョンジー・ヤマダ(ハリスン役)

フェンダーを使用。超派手なサイケデリック・カラーのストラトキャスターを使用(ローズ指板)

マジカルミステリーツアーが蘇る見事な仕上がり。自分でペイントを施したのかなあ・・・・?

ベース&ボーカルにはストレートにその名もポール・ヒヌマッカートニー!

当然カールヘフナーのヴァイオリンベースを使用(ローズ指板)

残念ながらサウスポーではないけれどね(笑)。しかも後期ビートルズよろしく髭までたくわえるという芸の細かさ。ジョンのような眼鏡と帽子も、とても良く似合っているよ。

エレアコ・ギター&ボーカル&担当はオジョーズ・スズキ(ジョン・レノン役)。

ブラウンサンバーストのオベション・ギター使用。

そしてドラムにリンゴシュー・サクラエ(リンゴ・スター役)という布陣。

とにかくオリジナル曲の計測タイムは短い。だから9曲も演奏しちゃいました!それでも余裕があったから、もう1曲追加できそうな構成。

さてさて、このバンド名・・・・懐かしいなあ。

マサとヒヌマッカートニーくんの付き合いも長いよね。

お互いに大好きなビートルズ話で意気投合して以来、長年の顔見知り。

スタジオにライブハウスにと事あるごとに会った途端、盛り上がるのです。で、STA企画「リブレーション」にも度々参加していただきました。

ヴィニーズバー、そしてここホットタイムなどで。

ピグスティーのSTAライブにも、わざわざ表敬訪問してくれましたっけ。

それからも常に連絡は取り合ってはいたものの年月も経過してしまい、今回遂に登場の運びとなりました。

でもヒヌマッカートニー以外のメンバーは、一新されていたので新鮮に映りますね。

実はヒヌマッカートニーはJR白石駅舎内において、定期ライブイベント出演を重ねているのですよ。

場所柄、音響問題も考慮して大掛かりなバンド編成はどうみても無理だから弾き語り中心でね。

そこに出演する数々のミュージシャン達と、ビートルズ探求で意見が一致。

勢いにのって合体。当初の「カヴァーソウル」改め「カヴァーソウル&ザ・ギャング」に落ち着いたと言う次第だ。

なるほどねえ・・・納得だ。やっと、ことの真相が判明してスッとしたよん。

それだけではありませんよ!

ヒヌマッカートニー君は自分へのご褒美として、な・な・な・なんと、前週までリバプール旅行と洒落こんでいたのですよ。

海外旅行は初。しかも一人旅で青春時代からの憧れの地へね。

ビートルズ三昧の日々を満喫してきた御様子。これは「マジカル・アメージング・ツアー」そのものだ。中々やるな、おぬし。

度々フェイス・ブックにアップされる現地のフォトやメッセージに私まで一喜一憂。一緒にその場所にいるような気分に浸っちゃいましたよ。

ホットタイムでも逐一ヒヌマッカートニーから直接土産話を聞かせてもらったよ。羨ましい限りだ。

地元ではビートルズ・ツアーを常に組んでいるらしく安全で快適、効率よくスムーズに過ごせたのだそうです。

さてさて、オープニングは・・・・・

「エイト・ディズ・ア・ウィーク」

イントロで奏でられるギターコード・ストロークが響き渡るだけで、もう気分はウキウキと高揚感に満たされちゃいます。

これは売れっ子で忙しいビートルズが「一週間が8日あればなあ・・・」という気持ちを歌にしたもの。

ジョンジー・ヤマダがリード・ボーカル。

本家には申し訳ありませんが、彼の発する歌声も負けず劣らず絶品です。

ベースのポール・ヒヌマッカートニーはずっとピック使用。常に自己主張する様が微笑ましい。

コーラスに至るまで、研究されつくしているね。

真面目な話、今までに見てきたカヴァーソウルのライブの中でも絶品の仕上がり具合だよ。息もリズムもピッタリだ。真剣に取り組んできた甲斐があったね。数多くの経験がものをいう。

ノリに乗っている雰囲気がこちらサイドにまでビンビンと伝わってきます。

躍動感溢れるビートに包まれているところへ、間髪入れずにMCへ。

「どうも、あ~ハロー!!カヴァー・ソウル&ザ・ギャングです!

こんなにいっぱいのお客さんが集まってくれたなんてすごいことです。ライブではしゃべりすぎて時間がなくなるので、今回は手短かに済ませますね。よろしくお願いします。ア・ハード・デイズ・ナイト!!・・・・1・2・3・4!!」

超多忙なビートルズのへヴィーなる一夜が曲の基本コンセプト。

12弦のリッケンバッカーではないけれども「ジャーン!」のコードでイントロのサウンドを再現。

これほどまでにシンプルかつインパクト絶大なイントロってこの世に存在すると思うかい!「シンプル・イズ・ベスト」

ガタガタと頭の固い能書き野郎なんてこれ一発で一瞬に消し飛んでしまうさ。

やはりビートルズは不世出の天才、金字塔、偉大で別格だ!

「カヴァーソウルがやってくる!ヤア!ヤア!ヤア!」

なんとセンターに立つ、おジョーズ・スズキ君が、ここではリード・ヴォーカルをつとめています。後半部分ではポール・ヒヌマッカートニーが歌を引き継いでいます。

そしてびっくりするぐらいによく通るハイノート・コーラスで大奮闘。つまり3人が曲毎に仲良くパートを分け合って歌うのですよ。これは申し分なき鉄壁の体制。

4人とも10代からずっと変わらずに、心からビートルズを愛し続けてきた証なのでしょうね。

同じ方向性を持ちながら一つになって一致団結ビートルズ追求する夢のコラボレーション。麗しき友情だなんて美しすぎるぜい。

「え~我々は先ほども紹介していただきましたが、JR白石駅内で定期的にライブを開催しています。そこに集う仲間達が合体したユニットがこのバンドなのです。皆ビートルズが好きでずっとやっています。今日も駅でのライブを終えて急遽こちらに駆けつけてきました。久し振りにホットタイムへ出させてもらい感謝しています。

それではのってきたところでバラードをやります・・・・」

ドラム・スティックによる、カウント4つ打ちから「サムシング」

驚きのいかしたセレクションだ。

だってこれ以外の曲目は初期が中心なんだけど、これのみ晩年期からなんだからね。この4人、ルックスからも察することができますが、徹底的に初期のシンプルでストレートなビートルズに重点を置いています。

だjからこそ、あまりにも渋すぎ!素敵な1ポイントとばかりに導入したのかな。思い入れタップリに・・・・。

咽び泣くような歌メロをフューチャー。ここでもジョンジー・ヤマダがリード・ボーカルをつとめます。独特で華麗なギターのフレーズもジョンジーが受け持つ。

ここではジックリと腰をすえて聞かせてもらいましょう。

ジョージ・ハリスン不朽の最高傑作を心ゆくまで堪能。こればかりはポールもジョンも絶賛していたもんね。

もうロックというフィールドを軽く超越して、芸術的な賛辞を多方面から浴びてるほどなのです。

ポールによる際立ったベースラインも流れるように描かれています。何故だか不思議とジョージの曲でのベースラインの流麗さは有名なのですよね。アンサンブルのお手本。

これら全ての構成をカヴァーソウル&ザ・ギャングは懇切丁寧、リスペクト精神タップリに演じきってくれました。

大抵ビートルズのカバーバンドってお手軽に3コード構成のレパートリーに走りがちなんだけど、このバンドは一味も二味も違うことをここに立証したわけだ。

オジョーズ・スズキくんがここではMCをバトン・タッチ。

 「はじめまして。白石駅コンコースから先ほどやってきました。このバンドメンバーになってからまだ1年足らず。

語り合うのはビートルズとプロレスのことばかり。私はジョン・レノンよりもタイガー・ジェット・シンが好き(笑)」

「全日派!?」「いえいえ、そこまではこだわっていませんよ。上田馬之介はお気に入りですが!さっきメンバーが長電話していましたね。こういうことを言っていると1曲分減ってしまいますので、次いきます・・・・アンド・アイ・ラブ・ハー」

序盤でのオジョーズ君が奏でるアコースティックギターと、絶え間なく打ち鳴らされるリンゴシューによるリム・ショットが聞かせどころ。

そしてボーカルはジョンジー・ヤマダくんに引き継がれます。

そのバックを縫うようにメロディアスなラインを描くギター・ピッキング・・・・・・何度聞いても鳥肌が立ってしまいます。

フロントマンの3人は楽器とボーカルの二刀流を器用にさりげなくこなしています。見落しがちだけど、とても勉強になるなあ。

オジョーズ・スズキくんのMC

「僕は嬉しい!実は今日の主催者マサさんが楽器店員時代に僕はヘフナーのベースを買ったんです!とても親切にしていただきました。エフェクターもサービスで付けて!といったんだけど、それは駄目!とキッパリ言われた!」

(ヒヌマッカートニーもだけど、この会場にいるお客さんの中にもマサから楽器を購入した人がいた!この後に出演するd3のシゲなんかたくさん買ってくれたもんなあ。この日のライブでプレイしているベースもその1本だし)

 「はい、どうも、ありがとうございます!メンバーの名前を登録記載する時にジョージと書いたつもりがジョーズと書いてしまったのです。決してギターが上手だというわけではなく、ごまかす事が上手なんだと言う意味です(笑)

先週、初めてリバプールに行ってきました。ビートルズ・バンドをやっているから、ずっとどんなところなんだろう?と思っていたら・・・・素晴らしかった!!小さな町だと聞いていたのだけど、とても大きかったよ。行ってよかったあ。それを糧に今後もうんとやっていきたい私です(拍手、大喝采!!)細かい話はのちほど・・・・特に女性の方達、大歓迎しますのでドンドンと聞いてきてください!

じゃあ、ええと、高く?低い?・・・ヘルプ!!」

あれ!?いつのまにか5曲目を迎えているのですね。ビックリ。

休む事なく次々に繰り出されるリバプール・サウンド。

ここではヒヌマッカートニーがリード・ボーカル。ボーカル・パートは手馴れたもの。

ジョンが作った心の悲痛なる叫びを演出。

特筆すべきは一体感に満ち溢れたコーラス・ワークです。

華麗によくハモッテいる。けっこう軽く扱われぎみではありますが、実はビートルズのハーモニーが肝なのですよ。

低中高音部のピッチ・バランスが素晴らしい。

聞けば聞くほどに、奥が深いね。

引き続き、メドレーで元気はつらつポール・ヒヌマッカートニーの「1・2・3・4!」カウントからいきなり「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」開始。

ポール同様にここもピック弾きで、ベーシスト、ヒヌマッカートニーがリードヴォーカル。

ポールのキーはキツイんだけど、頑張っての熱唱だ。

迫力一本勝負。根性の見せどころ。力技でねじ伏せろ。

微妙なニュアンスまでをも、完コピしているのですよ。

そうとうの自信がなければ、これをこの位置にはもってこれないはず。

メンバー全員がエネルギッシュにイキイキとエンジョイしている様子が如実に伺えます。

ポールがあの若さですでに、独自のロックンロールスタイルを確立していたという奇跡的なライブ映えする名曲。

もう会場中、グチャグチャで熱狂の渦と化しています。

「ありがとうございます!それではMCのほうをお願いいます」「じゃあここでおしゃべり上手なジョンジー・スズキがメンバー紹介をしますね。」

各メンバーに対する屈託のないユニークなトークもこのバンドの売りの一つさ。

応援団が大挙駆けつけてくれているようで、絶えず声援が飛び交います。

「さっきからやたらと声がかかってるね・・・・・・シー・ラブズ・ユー」

メンバー一同、酸いも甘いも噛み分けた熟練の技で涼しい顔して自己陶酔の表情。

いくらスタジオ練習でパーフェクトにまとめ上げていても、いざ本番に臨んだ段階で多種多様なる出来事に出会うというのもライブならではの醍醐味であります。ステージには魔物が潜んでいる。

まあ、そうしゅっちゅう出会いたくはないですけどね(笑)。

でもこのバンドは順調そのもので、難なくこなしていきます。見えないトコでの血と汗と涙の結晶が報われたんだね。努力は裏切らない。

もうこのあたりともなると、鼻歌気分でも楽々乗り切れるのではないでしょうか。

だって数え切れないくらいに聴いて歌って演奏してきたはずだからね。

体の隅々にまでビートルズが滲み込んでいるんじゃあないのかい?

「またもや強烈なロックンロール・タイムに相応しき曲へと突入です・・・・・・抱きしめたい!!」

ジョンジーがイントロのナチュラル・トーンによるフィンガリングで滑らかに弾きだしたところを目印に演奏スタート。

役割分担がキッチリと事細かに配置されていていいですね。

そうなのだ。後半戦は怒涛のハードモードを完璧に全開で担っているのです。

もうこのあたりに達すると、バンドもすっかりと体も温まり肩の力も抜けてリラックス。

曲中ではひたすらに「オー!イエイ!アー!!WOOOO!!!」を連発して観客を鼓舞。

皆も乗り遅れちゃあ損だとばかりにコール&レスポンス。

ずっと熱心にパワフル。体力あるなあ。

「ハハハ!!ヘイ、サンキュー!!という事で最後の曲となってしまいました」

ジョンジーが元気一杯のリード・ボーカル兼任で「ツイスト&シャウト」

この曲はビートルズのオリジナルではありませんが、彼等が多大なる影響を受けてステージで好んで取り上げていた曲。レコーディングの時ジョンは数テイクで声が潰れてしまったという曰く付きの曲。

それを喉が張り裂けんばかりに声が続く限り熱唱していましたよ。過激パート担当の面目躍如といったところでしょうか。

「血圧は大丈夫ですか~!?」

余力を振り絞りながら「1・2・3・4~!!アー!アー!アー!アー!ワオワオ・イエー!!」の掛け合いではレッドゾーン振り切れ寸前。

彼らの独壇場と化していました。絶妙なる心地よい疲労感に包まれて幕。

 という事でビートルズ三昧でしっかりと時間内で収まっていました。

 そろそろお腹も空いてきたので、ここいらで「ホットタイム」名物の人気商品「オリジナル・カレーライス」を食してみました。

このユニークなデザイン・・・・これってムンクの「叫び」かな・・・・?

目はバナナのクラッカー。口はスティック状の菓子でした。

誰が考案したのかな?

味もボリュームも申し分なしです。ご馳走様でした。

 

****まだまだこの後もライブ・レポートは第5弾に続くよ~!!お楽しみにね!!**** 

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