読む日々

テーマばらばらの読書日記

訃報

2018-01-10 | 雑感
直木賞作家の葉室麟さんがお亡くなりになられた、と。記事読んでびっくりしました。
新聞連載小説の「紫匂う」に嵌り、以来よく図書館で借りて読んでいましたが。もう新作はないのですね。
北原亞以子さん、宇江佐真理さん、そして葉室麟さんと、好きな時代小説の作家さんがどんどんいらっしゃらなくなり寂しいです。

ご冥福をお祈りします。

ラストラン

2018-01-05 | 絵本
角野栄子「ラストラン」



バイク乗りの74歳が、5年ぶりにバイクに跨り、5歳で死に別れたバイク母親の実家を探しに岡山へ。

そこには何と、12歳時の、母、ふみ子の幽霊が!

母の幽霊に翻弄されつつ、共に過ごすうちに、母への喪失感を埋めていく主人公。

最後、ふーちゃんは娘を思い出すんだけど、当然目の前にいる長女と共に、赤ん坊だった次女も思い出す、その部分が、あぁ、母親だな、となぜか涙。

どんなに若くして亡くなった人も、そんな未来なんか知らない無邪気にいきていた時があるんだよね。

新年初投稿でしたね。明けましておめでとうございます。本年も訪問よろしくお願い致します。