読む日々

テーマばらばらの読書日記

君が降る日

2017-07-05 | 小説・現代
島本理生「君が降る日」

三編
表題作
長く付き合った枯れを事故で亡くした女性。喪失の苦しみを、事故車を運転手していた彼の先輩と分かち合いかけるが、やはり傷をなめあうのは違う、との結論に。

「冬の動物園」
幼い頃から長く付き合った彼に振られた女性になつく高校生男子。彼のお蔭で立ち直っていく姿。

「野ばら」
高校で出会った男女。女の子は友達だ、と思っていた。高校をでて彼に女の子の影が。そこで友情の終わりを嘆くと共に、実は高校のころは、男の子の方は彼女に恋してた、と悟る。


表題作より、二編目、三編目が良かったなぁ。若い女の子のヒリヒリする感じ、すごくうまく描かれてますね、いつものことながら。

野ばら。

後で気づくことってあるよね(。>д<)

満足度100

新潟県立歴史博物館

2017-07-02 | 雑感
長岡市へ行ったついでに、前から一度行ってみたかった県立歴史博物館へ足を伸ばしてみた。

自然溢れる景色の中の博物館。



今時期は常設展のみ。撮影Okなんですよ。


米どころの歴史。治水による新田開発。潟だらけの越後平野から、悪水を海へ流す工事を、藩を超えて。なんか感動。
川の下に川を通す工事の様子。
西川の下に新川を作ったんだよ江戸時代に!今はコンクリート製に変わってるけど健在です。



米作りの四季。残されてた絵を忠実に再現したジオラマみたいなの。


雪との戦い。これは上越地区ね。
新潟市あたりはこんなに積もりません。

縄文時代の再現部屋も感動的だったんだけど、感動しすぎて写真撮りそびれ^^;
なんか、自分も何回か前の前世でこんな暮らししてたのかも?!って身に迫って来た感じで、不思議にドキドキしてしまった。




周囲の緑も癒やされる。
紫陽花もお庭のやつとは違うわね。

長岡方面、各家庭の庭に紫陽花率劇的に高い!写真撮れなかったけど、紫陽花狩りに行った気分。

毛虫ががんばって歩いてた姿にキュン♡