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自衛官の安保法違憲訴訟 東京高裁が審理やり直し命じる

2018-01-31 20:00:49 | アジア情勢複雑怪奇

どこまで行っても、どこからつついても下らない、能力の足らない男が、俺のじいさんはお前CIAと懇意だぜ、某宗教団体しっとるけ、つえーんだぜ、そこからつながるのは米共和党だ、ネオコン様だぜ、アデルソンだぜ、みたいな背景をかさに、国民が選んだ国会議員の質問に何一つまともに答える気もない、その資質もない、という事態を私たちは見ている。

凄いことですよ、ほんと。まだ民主党批判で乗り切ろうというバカさ加減は爆笑ものでしょう。もう、受けないコントかよって感じ。

低姿勢が一変、安倍首相 ヤジに怒り「民進批判」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180130-00000487-fnn-pol

 

さてそんな中、なにやら静かに爆弾が、といった趣。

自衛官の安保法違憲訴訟 東京高裁が審理やり直し命じる
1月31日 17時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180131/k10011310231000.html

3年前に成立した安全保障関連法では、日本と密接な関係にある他国への武力攻撃によって日本の存立が脅かされるような「存立危機事態」が起きた場合、集団的自衛権によって武力行使ができると定められています。

茨城県の陸上自衛隊員は、憲法9条に違反しているとして、国に対して、出動命令が出ても従う義務がないことを確認する訴えを起こしました。

1審の東京地方裁判所は「出動命令が出る事態に直面しているとはいえない」として訴えを退け、自衛官が控訴していました。

これに対して高裁は、

2審の判決で東京高等裁判所の杉原則彦裁判長は、国が「将来的に存立危機事態が発生することを具体的に想定できる状況ではない」などと主張していることについて「安全保障関連法が成立したことに照らして採用できない」と指摘しました。
そのうえで「命令に従わない自衛官は免職を含む重大な処分などを受けることになり、あとから救済することはできない」として、東京地裁で審理をやり直すよう命じました。

との判断を下した。審理をやり直すことになる。これは朗報だが、これでも間に合わない可能性は極大だし、こういう事態になると、さらに「攻撃」をしかけてくることが過去の例から予想される。

裁判所も、伊達判決を巡るとてつもない疑惑(というより確定した恥辱だと思うが)を抱えている以上、ここでくだらない忖度をしようものなら、司法に対する信頼を失う。

そのぐらいの危機感はあるんじゃないか、いやあってほしい。

検証・法治国家崩壊:砂川裁判と日米密約交渉 (「戦後再発見」双書3)
吉田 敏浩,新原 昭治,末浪 靖司
創元社

 

■ ステルスクーデター

突飛な言い方に聞こえることをあえて言うようだが、要するに、私たちはあの閣議決定で解釈改憲が可能だと安倍総理が言った時から、ステルスのクーデターの中にいるのだと思う。

最終的に、国民の名において憲法を改正することによって、あたかも国民が望んで「革命」を、求めた、起こしたかのような形にもっていくつもりなんだろう。

憲法を制定するとは、革命(名前はなんであれ大変革)を起こした人たちが、その前に戻さないよう法によって統治機構を作るということ。それを、現在権力を持った人間が、国民に知らせずに行っている。こんな異常な状態はそうあるものではない。

明治維新もそうだと言ってしまえばそれまでだが、こういうインチキを通すのは間違ってる。

あれは安倍政権によるクーデターだった/石川健治氏

 

■ 参考

議会を取り戻せ(6)

 


 


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