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トランプ「ヒドロキシクロロキン服用してる」

2020-05-19 12:21:08 | 太平洋情勢乱雑怪奇

トラちゃんが、コロナ予防にヒドロキシククロロキンを毎日服用していることを明らかにし、アメリカで大騒ぎになっている。

‘THIS WILL KILL YOU’: Media goes into anti-HCQ panic mode after Trump says he’s taking the drug to fend off Covid-19

https://www.rt.com/usa/489024-hcq-trump-media-panic/

 

トランプ氏、コロナ予防へ「未承認薬を服用」明かす

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59273650Z10C20A5000000/

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は18日、新型コロナウイルスの感染予防のため、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を毎日服用していると明らかにした。ホワイトハウスの医者と相談したうえで1週間半前から飲んでいるという。まだ臨床試験(治験)の段階で、深刻な副作用も指摘される未承認の薬を現職大統領が服用することは物議を醸しそうだ。

 

これはつまり、一定の抗マラリア薬は感染初期に服用すると細胞変性がブロックされその後難しい状態になりにくい、という認識に基づき用心のために毎日飲んでるということなんでしょうね。

後述するように、これはこれで理屈はあるようだし、トランプはわざと見せているんだろうとは思う。

さはさりながら、こういう具合に市販薬を簡単に手にして飲み続ける、みたいな発想がアメリカの問題点の1つだとも思うんだなぁ。

つまり、トランプは実際には医師の処方の下に服用してる。しかし、表面的にみると、この薬さえ飲めばいいんだ、になっちゃう。

そして、日本やフランス、ロシア etc.と異なり、アメリカでは、たいていの状況において不安なら医者に行くのは当然なので実際行く、というスキームが大多数の人をカバーしてない。(保険があればいいというものでもない。対象額が問題だし、馴染んだものの考え方も問題)

そこから、薬だけ手にすればいいんだ、という人々が多く生まれ、既存の疾患との兼ね合わせがチェックできず副作用や誤使用例が生じたりする。もちろんドラッグアビューズもこの流れと無縁ではない。

 

■ 2日前のこと・・・

で、トランプの今回の行動は、思えば、2日前のこの話と同期してる。偶然だとしても。

15日付けで、ロシアの当局者は、

前臨床試験でメフロキンはコロナウィルスの細胞変性効果を止めるとの結果を得ている

と言っている。

Pre-Clinical Trials Show Mefloquine Stop Coronavirus Cytopathic Effect, Russian Official Says

https://sputniknews.com/russia/2020051510思う79316649-pre-clinical-trials-show-mefloquine-stop-coronavirus-cytopathic-effect-russian-official-says/

感染後48時間以内の投与で、細胞変性効果は100%止まったらしい。その後の投与でもそれなりの成果が出てる模様。

ロシア人が死なないと立腹する西側メディア&メフロキン続報

 

ということで、西側メディア、今こそ、トランプはプーチンの飼い犬だ、傀儡だと叫ばないと!!

でもここで叫ぶと、コロナ対応においてロシアの死亡率が比較相対的に西欧+米よりも非常に低い事実に突き当たり、そうであるなら、何そのメフロキン?となり、ええええ、既存のアンチウィルス薬が有効なのね、となってしまう。

あはははは!!!

 

笑いごとじゃないけど、当初から言われていた通り、この話はますます怪しく、ますます製薬がらみに思えてくる。

クロロキン&メフロキン

 

また、ワクチンはできません、ワクチンは難しいと言ってる人が多数いるんだけど、

ロシア当局は、1日15万件以上の検査をして、COVID対応が可能なように140万人のスペシャリストを訓練し、13万以上のベッドを空けて検査の結果に備えつつ治療をして

https://tass.com/society/1157749

その上で、大規模抗体検査を実施して、ワクチン投与計画を考え、8月末に接種を開始したいというスケジュールを発表してる。

 

あと、中国とアメリカも先行してワクチンの臨床試験をやってるんだから早晩結果が出てくるのでは? また、WHOに登録している臨床前確認中のワクチンは100件ぐらいある。多分、各国ごとに作られて、各国ごとに運用されるのではなかろうか。だって各国のそれまでの事情が違うから。

つまり、メディアが報じてそれを通して事態を理解する人たちと実際起こっていることには乖離があるという感じではなかろうか。

 

■ どうするコロナ・ファシズム!

で、メディアを通して、新コロナは致死率50%ぐらいの、ペストか何かみたいなものとして多くの人に受容されてしまっているようなんだけど、これって、本当にどう解消するの? 

しかも、日本では「新しい生活様式」とかいう用語まで使って、次から次から奇妙奇天烈なことをさらしているんだけど、これどうするの?

コロナ対策で登山禁止とか意味がわからない。

これはもう明らかに、戯画化されたナチズム時代到来って感じ。

 

■ オマケ

コロナで飛行機が飛ばない中、各国で海外駐在、滞在の同国人を外務省が主導して帰国させているわけだけど、ロシアは苦心惨憺のうちにさんざん帰国させたにもかかわらず、さらにまだ30,000人(永住資格を持った人)が帰国を希望しているらしい。

Another 30,000 Russians wish to return home from overseas — Lavrov

https://tass.com/politics/1156821

これは、理性ある人たちにとって西側に住んでることがリスクになっているということではなかろうか。だって理性重視じゃなくなってるし、直近の将来にそれが解消される見込みもない。

ソ連を裏切って金にした人は犯罪が暴かれるから帰国できないけど、それ以外の人ならここらで考え直すのも無理はないタイミングかもしれない。ナチ残党リベラルみたいな人々が仕切る社会に将来性が見えなくても不思議はないし。

面白くなってまいりました。


 


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1 コメント

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Unknown (ローレライ)
2020-05-21 21:10:22
近代医療にアクセスできないアメリカ人多数向けのトランプ大統領の知恵の披露!
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