ちらっとNHKのニュースを見たらロシアはニコライエフを狙ってます、ここはオデッサへの道なので、みたいなことを言っていた。
何を言っているんだろう、みたいな感じもするし、こうやって仮想戦記を書いて行って、前回の2014年のクーデターの時と同様に、いつまでもいつまでも5年でも10年でも、ロシアが悪いロシアが悪いと叫び、いつの間にか別のストーリーを書き出していく、みたいなのが西側の過激派の狙いなんだろうかしら。
仮想戦記とロシア・ヘイトが著しいのはイギリスが最大手であるらしく、イギリス人でも脳みそのある人たちが困惑してる。
で、どうやったところで、軍事的には、ロシアの勝ち、NATOの負けは覆らない。ロシア vs ウクライナと読むからおかしいわけで、ウクライナはNATOのロシア侵略（東方侵略）の舞台。
ロシアが開けたことによって、ウクライナでは、NATOによって、
1) 生化学の研究施設
2) 核兵器＋ミサイルの準備
3) その他、傭兵施設、航空施設
4) ドンバス襲撃プラン
が進められていたことが明らかになった。昨日あたり極超音速ミサイルで壊しているのはこのうちの3)の施設。こんなにあったのかと初めてしるものばかりだが、NATOは自分から、結構オープンに、傭兵施設作ってます、すごいでしょみたいに広報していたので、わかりやすい。
元CIAのおじさんがいろいろわかりやすくWebに書いてた。
NATOはここを自分のものだと思ってるわけですよ。
これはちょうど、1) の生化学の研究施設について、アメリカで記事になったり大使館なんかがあっけらかんとWebに書いていたのと同様。
総じていえば、ロシアはスローモーションのバルバロッサ作戦を見抜いて、二度と再び1941年6月22日を無為に迎えるような真似はしなかった、ということ。
昨年末、NATOに書面で東方拡大をしないと言え、保証しろ、といったのは、あれがつまり最後の外交努力だったということになるのでしょう。そして、アメリカ政府もEUも、無視した。
NATO（欧州＋極東）は、ナチ残党を使って2014年にウクライナを傀儡化したことによって、ウクライナでの戦争準備が非常にやりやすかったので、見てなさいよ、ロシア、もうすぐあなたは滅びるのぉ～みたいに暮らしていたんだろうけど、前に書いた通り、反撃のスケールが違った。
3月6日に書いたことをまた書いている感じですが、次第に出てくるものを見るにつれ、この説が正しかったと自分で思ってる。
総じていうなら、NATO/USAは、過去20年かそこら内緒で用意してきた、ウクライナをローンチパッドにしてロシアを攻撃するというプランを根底からぶち壊されているところ、と言っていいでしょう。
そうであるなら、そらまぁ怒る。
どうして西側の怒り方が異常なのかといえば、ロシアがこのスケール**で来ることを読めなかったからだと思う。流れとして、西側がドンバスを使って虐殺プレーして引き込む、みたいなストーリーに確かにロシアはすっぽり嵌っていたので、ロンドンだのワシントンは笑っていたんだろうけど、起こったことは彼らの想像以上だった。
そうであるなら、そらまぁ怒る。
どうして西側の怒り方が異常なのかといえば、ロシアがこのスケール**で来ることを読めなかったからだと思う。流れとして、西側がドンバスを使って虐殺プレーして引き込む、みたいなストーリーに確かにロシアはすっぽり嵌っていたので、ロンドンだのワシントンは笑っていたんだろうけど、起こったことは彼らの想像以上だった。
脱軍事化・脱ナチ化が進むウクライナ
■ 西側次第
で、この先どうなるのかですが、それはロシア次第ではなく西側（上層部）次第でしょう。西側がロシアは俺のものだという発想を捨てない限り、この、阿呆な取り組みは続く。
ウクライナでのクーデター後の混乱に重大な責任のあるCIAのブレナンが、プーチンが逮捕されることを望んでいる、とか抜かしている。
この男が悪い奴。CIAのブレナン。プーチンの逮捕を望むとかぬかしてる。JUST EVIL!! https://t.co/vUVuR8rGuR
— DEEPLY JAPAN (@DTJTakumi) March 20, 2022
俺らの都合のいいロシアに代わってほしいという、見果てぬ夢を追って、制裁だ、ゲリラ戦だ、市街戦だ、プロパガンダだ買収だとず～っとやってる。
こうなってくると、ひょっとしたら、生化学兵器だ、ってのは普通にありそうだよな、としか思えなくなる。
そういう集団が西側の上層部に存在することが、とにかく問題。
スローモーションのバルバロッサが失敗したわけだが、仮想戦記を書いて捲土重来を喫しているとしたら、さらにまたこの馬鹿みたいな取り組みが続く。ロシアは防備を固めるだけだし、基本がアウタルキーだけど、実際には付き合いたい国はいくらでもあるのでアウタルキーになる必要もない状態。
結局、この20年ぐらい、イラク、リビア、シリアの方も問題だけど、ロシアをこのグループに入れて壊そうとするという、馬鹿みたいな野望を持った集団がいたことによって、西側各国の政治体制（したがって国民生活）は、非常な迷惑をこうむっていると言っていいでしょう。
懲りないファシスト、粘り強い（笑）ナチを私たちは倒せないらしい、ってのが実にまったく情けない結論＠西側ですね。
■ オマケ
日本にとってのリスクは、英・独あたりにくっ付いて反ロシア一色になっていて、ある日気がついたらアメリカが、バイデン政権は悪い人たちでした、とかいって我が身の糞を落とし始めたらどうしよう、ってあたりではなかろうか。基本的に、2014年のナチを使ったクーデターって秘密というにはあまりにも知られ過ぎているし。
この手の映像が出回ってて、もう、なんか、知った順に嫌になるウクライナものって感じでしょう。
Anyone? Anyone at all? https://t.co/N2VLonJyOl
— George Galloway (@georgegalloway) March 20, 2022
ですがそういうことより、軍事大国のホーム陣地で火遊びをすることが問題だと思います。
そして、結局、勝てないと思うと何やら怪しいことに手を出したくなる・・・・。
「ウクライナにナチス？」
https://quietsphere.info/no-nazis-in-ukraine-huh/
2700万人が犠牲になった、これは簡単には癒えないでしょう、とおもいます。
目まぐるしく国際政治外交動いていますね。
アディオス、英米欧！
日本のお粗末さに情けなく泣きたい気持ち。