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ユーラシア vs 西側:ユーラシア vs 英連邦

2018-05-27 22:23:39 | アジア情勢複雑怪奇

明治朝日本ぐらい気持ち悪い体制はないと考えを新たにする夕べだったが、その間、金曜日フランスのオランド大統領が中国を訪問していた。

http://www.globaltimes.cn/content/1104109.shtml

 

同日の中国にはメルケルおばちゃんがいた。

 

でもって、フランスの現職大統領の方はIMFの専務理事と一緒にロシアにいて、ロシアはヨーロッパだ、我々には共通のルーツがある、カウンシル・オブ・ヨーロッパに入っていてね、とかとかいろんなことを言っていた。

何はなくてもフランス人にはウィットはあるわけだよなと思わせる、苦笑しつつも楽しんでしまう会話があったりして、私としては面白かったし、プーチンも聴衆もマクロンみたいな頭の回転の速い人と話すのは楽しいんだろうなとも思ったが、それはそれとして、ともあれパートナーとしてお互いを認めましょうという友好ムードを作ろうとしていたのが非常によくわかった。

IMFのおばちゃんもフランス代表団と共に聴衆受けする楽しい会話をしていた。

 

マクロン大統領はレニングラード包囲戦の犠牲者を弔うメモリアルパークみたいなところで献花をしていた。ロシア的には常に重要。フランスはこの件に関してはロシアには足を向けられない立場ともいうが。

 

そして、中国の王副主席がロシアを訪問していた。安倍ぽんと同じ会議に出てた。

 

1週間前には、 初老夫婦が手を取り合ったんじゃなくて(笑)、ロシアとドイツが、困難な時にも対話を絶やさないことが大事だ、我々はパートナーだという認識を表明していた。

 

ということを並べてみるに、独仏は何か重大な覚悟をしていると考えるべきなのだろうか?

そんな中、オーストラリアとオランダが、ウクライナでのマレーシア航空機事故を持ち出して、ロシアが悪い~のキャンペーンを始め、ロシア外務省、国防省が絶対違う、こっち出した証拠見ろよ、等々頑強に拒否しまくってる最中。これはこれであざといというべきなにか、知恵がないというべきなのかわからないけど、なんか頓馬な感じ。

スクリパル親子事件は、ほとんどイギリス政府による拉致監禁物語のようだとみんな思っているまま、奇妙な劇が続いている。

さらに、911はイランが絡んでるから、補償金払えとかいう基地外じみた判決をニューヨーク州の裁判所が出して、それに対して、ふざけてんじゃねーというアメリカ人たちがイランに控訴しろ、俺らも裁判参加すうから、みたいなことになっている。何これ、という話なのだが裁判所が絡んでいるリアルな事件。

Over 5000 American Professors, Activisits, Politicians Voice Readiness to Testify for Iran's Innocence in 9/11 Appeal Case

http://en.farsnews.com/newstext.aspx?nn=13970304000253

 

まぁこうやって並べると、悪者が暴れているの図にしか見えないわけだが、残念なことながら日本はどうもかなり悪者の方に入ってるっぽい。

明治朝日本はアングロ・シオニストの極東の番犬だから大陸勢とは仲良くなれないというだけなんだな、という単純な図に見えたりもするが、カナダのナチシンパと仲良くしているあたりで相当やばい水準にいるよなとも思えて不気味。

 

見方によっては、ユーラシア統合派 vs 英連邦と言えるかも。で、日本は英連邦に入ろうとしているらしく見える。

ここに、イギリス、イスラエル/サウジを繋げれば、要するにアングロ・シオニストの守りみたいなものでしょ。

 

今現在、米軍の予算としてはこの構想を支持するような形になっている(パシフィックじゃなくて、インド・パシフィックにするらしいし)。

どんなことになるのやら。


 


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