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シリア攻撃がいつになるか言ったことはない by トランプ

2018-04-12 20:45:20 | アジア情勢複雑怪奇

今日のトランプ

シリア攻撃がいつになるか言ったことはない。間もなくかもしれないし、そんなに近々じゃないかもしれない!

44分44分前

Never said when an attack on Syria would take place. Could be very soon or not so soon at all! In any event, the United States, under my Administration, has done a great job of ridding the region of ISIS. Where is our “Thank you America?”

 
だそうですよ。
 
もうね、さっき書いたプーチンの姿のまっとうなこと。もはや信じられないぐらいの差だ。
 
 
とはいえ、このへんはむしろ大騒ぎになった時に見えてたってところはある。単純に、極東と違って英仏イという危険なプレーヤーが入ってるのが極東より危険なところ。
 
でまぁ、この先どうしたいのか本当は真面目に話してもいいところだと思うが、そうもできずに手を変え、品を変えいろんなことをしているアメリカさん。
 
ということで、極東側の北朝鮮問題を例に考えると、トランプとアサドが会うとか言い出すとか? あとはネタニヤフが引退するでもいいかもしれないけど、でもこの人は良くも悪くもイスラエルをまとめているから(悪くも悪くもんだとしても)、こういう人に現状認識させて、多少なりとも変更させるのが本当は最も良い。穏健派がやると強硬派が裏切者扱いして危険だから。
 
日本の安倍ちゃんもこの例だと思うな。共産党が北朝鮮と国交を結ぼうじゃないか、と正面切って言い出したら、単純に、売国奴~の嵐になって終わっちゃうでしょ。ここまで来たから多少は言っても大丈夫だけど1年前までだったら大変だったでしょう。それがどれだけ適切な考えでも。だからこの問題は右から来る奴しか解決できない。好むと好まざるとにかかわらず。
 
というと、なんだかイスラエルと日本が同じみたいだけど、でも役割として似てるところは多いにある。
 
イスラエルが、いてください、いてくださいと言わないと、日本がいてください、いてくださいと言わないとアメリカはプレゼンスを置く根拠を失う。
 
イスラエルに敵がないと、そして日本に敵がないとアメリカの存在根拠がない、とも言う。
 
さらに、両方とも戦後になってアメリカがプレゼンスを持ったものだという共通点もある。そしてその前に手をかけていたのはアングロ・シオニストさんだという共通点もある。
 
だからですね、アングロ・シオニストさんチームの世界制覇計画にとって日本って本当に重要なんだなとしみじみ思うわけです。まったくうれしくないですが。
 
 
そして、そうであれば、田中角栄内閣の時、イスラエルの行動をよろしくないと正面切って言ったことがあったわけですが、あのへんが日本の岐路だったんでしょうね。
 
虎の尾踏んだ田中の自主外交 米公電が示した不快感「対米従属批判を恐れた」
 
ロッキード事件に絡み、田中が独自の資源外交を展開するためアラブ諸国に接近を図ったことが、米国の石油メジャーの「虎の尾」を踏んだという説がまことしやかに語られている。
 
 
このへんの歴史はもっとちゃんと見直すべきでしょう。事実関係というより、解釈が妙なだけ。今になっても妙なんだから、やっぱりここらへんはタブーなのでしょうねとしばしば思う。
 

  
 

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