ロシアが北朝鮮に、小麦2092トンを人道支援で送ったそうだ。
清津市の港で受け取り式を行った模様。
Over 2,000 tonnes of wheat from Russia delivered to North Korea as humanitarian aid
PYONGYANG, March 4. /TASS/. A ship with humanitarian aid from Russia carrying more than 2,000 tonnes of wheat has arrived in the North Korean port of Chongjin, the Russian Embassy in Pyongyang reported on Facebook on Monday.
国境付近でコンサートをする予定も、人を集めて北朝鮮に入れろと投石する群衆も報告されていない。あははは。
ただ、量としてはロシアがしばしば送る援助よりだいぶ小さい。
北朝鮮の人たちが経済的に立ち行かない体制をいつまで取れるのか。アメ(または日米)としては、国民が蜂起してくれるまで、なんでしょうね。
ちなみにロシアは現在、世界一の小麦輸出国。
気候の影響で変動があり、昨年はどこも生産量自体は低かったようだし、ロシアもそうだったが、ロシアはここ数年ずっと収量が多かったことを受けて手持ち在庫も多く、2018年度も輸出世界一となっていた。オーストラリアが干ばつの影響を受けそうなので、今年もロシア産の輸出はいい線を行くのではないかと予想する。
Global Markets: Wheat – Robust Russian Exports, in Spite of Smaller Crop
https://agfax.com/2018/10/12/global-markets-wheat-robust-russian-exports-in-spite-of-smaller-crop/
ちなみにロシアは遺伝子組み換え(GM)食品を違法化しているので、これは将来または既に局地的にプレミアムかもよぉとかも思う。