フリン問題は妙な展開になっていて大笑い。
アメリカABCが、フリンの行動を指示したのはトランプとか報じ、何時間があたかもトランプの弾劾が近づいたかのような時間帯があった。が、それはABCの誤報でございましたと当人たちが認めた。それによって市場が混乱したようなので、案外そっちからの要請かもしれな、などとも思った。
もうなんてか、資本主義がどうのこうのというより、金融資本主義の無法ぶりが極まった感じで毎日大笑いですね、ほんと。クレプトカレンシーは軟着陸できるんだろうか。
アメリカ人のブロガーが、フリン問題とはつまりマーサ・スチュワート問題だろ、これと書いていて、ああ、そうかもと思った。2008年の金融大パニックの周辺で、アメリカメディアは、毎日毎日マーサだった。マーサもそりゃ悪いところはあったわけだが、所詮は小物なわけですよ。
しかも、今回のフリンと似てるのは、メディアが、偽証、偽証というけど、どちらのケースも、FBIに嘘をついたという罪の作り方をしている。日本で、警察に拘束されて、やり取りの中で、よくみりゃ本筋ではない、相対的にいえば大した問題でもないところで嘘がみつかり、でも、嘘は嘘だろう、という手法で「偽証」が作られていく可能性が大きいという話と似てる。
そういうわけで、リベラルの皆さん、そろそろ見方を変えた方がいいですよ。これからのバトルのためにも、偽の理解の構図は早く捨てて本腰を入れた方がいいと思うんですけど、どうでしょう?
「終戦」と羅針盤の壊れたリベラル勢はどうなっちゃうんだろう
そんな中、大本営NHKの記事が、思わぬものを拾っていて興味深い。
さらに、トランプ大統領は「フリン氏はFBIにうそをついて人生が台なしになった。一方で、いかさまクリントンには何も起きないのか。制度がおかしいのか、単にダブルスタンダードなのか」とつぶやいて、大統領選挙で戦ったクリントン元国務長官のメール問題の捜査を引き合いに出し、ロシア疑惑の捜査への不満をあらわにしました。
そう。去年からず~っと一緒。クリントンにはあまりにも大きすぎる疑惑が複数ある。ウラニウム・ワンが最近登場しているけど、これはまぁ収賄罪で立件できそうな話ではあるけど、でも、実害として考えれば、サウジ、カタールあたりと組んでいた戦争がらみの話の方が、アメリカに与える影響は破壊的でしょう。
こっちを開けられないアメリカは病んだままでいるしかないってところですね。
アメリカの(似非)リベラル暴走の一例。こういうケースが続くと、トランプ二選もありうると思う。
トランプがやろうとしていたのは、ボーダーコントロールを取り戻すことであって、排斥ではないはずだが、これらの言論が日本では、移民排斥→ヘイトと曲解され、ネトウヨの言論になってしまう。
セクハラのミートゥーも、(似非)リベの目くらましではないかと思う。私は女だけど、セクハラ告発嵐には大変違和感を覚える。