墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

ザ・ムーン

2009-02-06 18:35:34 | 映画(さ行)
「月から地球を見る。その美しさに圧倒。
その上で生きる人間。なんてちいさいのだろう。
なんてちいさい事に争うのだろう。」

子供の頃、好きだった「いろはカルタ」があった。
その「あ」は「アポロ11号月へ着陸」だった。
カルタの絵は、正に月面へ下りようとするアポロの絵だったことを覚えている。

「2001年宇宙の旅」のように、木星までまだ行っていない。
21世紀はもっと科学の発展した時代を予想していた。
そして、未だに人類は、小さなことにいがみ合い小競り合いを続けている。

宇宙から地球を見ると、「なんて小さいことに、こだわっているのだろう。」と感じるようになるようである。そんな小さな事でいがみ合ったり、憎しみあったり。
そして今、このすばらしい地球で生きていることをうれしく思うらしい。
美しい地球に圧倒される。
そんな、その後のライトスタッフ達の人生を、考え方を、大きく変えたアポロ計画。
我々は、月から地球を見ることは、現状ではかなわない。
しかし、本作で彼らの考え方にふれることと,当時の映像を見る事はできる。
少しでも彼らの気持ちが理解できれば、紛争にしろ、ECOにしろ、いい方向に進むように思う。

とにもかくにも、地球を外から見てみたくなる映画に出会ってしまった。
だから、映画好きはやめられない。

【STORY】
1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸。
ニール・アームストロング船長によって、月に初めて人類の足跡がしるされた。以降72年間に12人の宇宙飛行士が月に降り立った。
しかし、いまだ地球外の地に立った人間はその12人しかいない。
NASA提供による初公開の映像や、アポロ11号のバズ・オルドリン、マイク・コリンズ。奇跡的な生還を果たしたアポロ13号のジム・ラベルら。
アポロ計画で月へ向かった10人の宇宙飛行士たちが、当時の体験を語るドキュメンタリー。

「goo 映画」で更に詳しく。
こちらから


ザ・ムーン - goo 映画