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墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

父母不敢キ傷

2009-09-13 16:18:46 | 絵画・書
書道を習ってます。
週1回教室に通ってます。
2時間あまり、紙に向かうと落ち着きます。
私にとって大切な癒しの時間です。

父母不敢キ傷(キの字は漢字が無く変換できませんでした。)
「習作1」と「習作2」は上記の字の草書体です。

今月は、公募の展示会への出展作品の練習もしています。
いつもと違う紙を使ったので、「かすれ」や「にじみ」が違った感じになったので、面白くて記事にしてみました。
スキャナーの取り込みが悪いのか、違いが微妙すぎるのか、あまり上手く伝わらないですね。

習作1は手漉きの紙を使っているので、墨持ちが悪く「父」と「母」のつながりの線がかなりかすれました。
分かりやすいところは、そこでしょうか。
紙の違いで大きく作品が変わる事を実感しました。
こだわると面白い所でしょうが、こだわりすぎると金が持たんですね。

習作1

習作2


時には、こんな書道作品もUPしてみますね。
また、見てやって下さい。

ナスとかぶ

2009-08-21 07:29:28 | 絵画・書
夏休み中に、ほとんど映画が観れなかった私。
まだ、ボウズが小学生なので長期の休みはなかなか自分の時間が取れません。
今、がんばって映画館通い、記事の執筆、お絵かきと3本柱でがんばってます。

鑑賞記事は、また改めてどんどんと行きますね。

そんな中、描いた絵をUPします。
ちゃんとした、墨画の手法で描いてます。
かぶの茎と葉の感じを出すのが難しかった。

野菜高いですよね。
この雨夏のせいで、レタスやにんじんの高いこと、高いこと。
残業もできないし、(替わりに映画に行けますが。)野菜は高いし。
家計に響きます。

書と墨彩画

2009-05-20 15:29:26 | 絵画・書
昨年の秋から、書道教室に通ってます。
大学まで書道を続けていた私は、中等科の師範の資格をもっています。
せっかくだから、もう少し続けて教室が持てるくらいにまでがんばるつもりで再開しました。
昨今、年金制度がどうなるか分からないし、リタイア後に役立てばと思ってます。

再入会して、しばらくすると、墨画の講座もあることが分かりました。
私の師匠は、「絵は教えれない。」といわれてのでテキストだけ取ってもらい始めました。
パンパカパーン!
ついに、私の墨彩画も我流ではなくなったのです。
今回アップした墨画は、最近の課題での習作です。
「びわ」です。
粒により濃淡の変化もつけてみました。
多少の遠近感が出たのではないかと思ってます。

いざ、はじめてみると「目からうろこ」のようなことがいっぱいあります。
何事も、経験してみることの大事さをあらためて感じてます。

時々、映画とは関係ない絵も出品させてもらいますね。
そして,書も。

ゴーギャン展

2009-05-07 21:50:49 | 絵画・書
5/5ミリオン座で2本の後、堂島ロールを片手に観に行きました。
久しぶりの美術館。
3:30頃の時間帯にもかかわらず人が多く、びっくりです。
美術館などの企画展は、皆さん「駆け込む」ようで終わり際の方が混みます。
6/21までなのでまだ前半の頃と思っていましたが、さすがはGWでした。

メインの絵「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」以外はそんなに大きな作品はありませんでした。



しかし、彫り物や版画などゴーギャンの作品として知らない分野(?)の物も数多くあり意外でした。



初期の頃、印象派の影響を受け、ルノアールやモネの作品に近いタッチの画風から晩年の「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」の頃の画風の違いも見て取れ、非常に楽しめました。




ゴーギャンの絵は、絵の具を盛り上げて描くというよりは、伸ばして描く印象。
オイルっぽい感じかと思いきや、絵の具をそのまま伸ばしている感じで意外とつやつや感が無い感じでした。

油絵も昔少しだけかじったことがあります。

ゴーギャンはタヒチでの作品作りをよくしているようで、本作品もタヒチの人々が描かれている。
都会と自然の中で暮らすものの違い、そんな中に生きることへの問いかけがあるように思います。

ところで、劇場版パトレイバーの第1作の中でも、自殺してしまった犯人の仕掛けた罠の謎解きの中で、「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」といったセリフがあったように記憶しています。
関連あるのかどうか?

そんなことも、思いながら楽しんできました。
まだ、時間あります。
なかなかこういった有名な作品を目の当たりにできる機会は少ないですから、私と同地区の方はぜひ観にいってほしいです。

スペシャルサイトへ  こちらから
http://www.nagoya-boston.or.jp/gauguin/index.html