:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
それは先日のことであった。
シスターのところの母の日パーティーに参加する予定だった俺のところへ、
シスターから電話がかかって来た。
「もし良かったら早めに参加しませんか。
今、あなたから分けて頂いた、鹿児島のツワブキをみんなで洗っています・・・。
(=フキのスジ向きを手伝ってください)」
しかしタイミング悪く、ちょうどその時俺は、
フレンドWと会う約束を果たす為、車で待ち合わせ場所へと向かう途中であった。
う~む。止むを得まい・・・。
こんな時、多くの男がそうするように、俺もまた丁寧にありのままを伝えるのだった。
「わかったー♪」 ヾ(≧▽≦ )o♪
そしてWに電話して、赤に変わったばかりの信号待ち車列に並んでいると、
ラジオから懐かしいサザンの『勝手にシンドバッド』が流れてきた。
こんな時、多くの男がそうするように、
俺もまたラジオから流れる曲に合わせて、♪ラララと声をあげて唄い、
ラララとラララの間にハンドルの指をカタカタさせて
「スットコドッコイ!」 ヾ(≧Σ≦ )o♪
と高尚な合いの手を上品に入れて、アホヅラでゴキゲンになっていると、
向かいの細道から1人の女性がこちらに向かって歩いて来るのが見えた。
女性は両手に重そうな白いスーパー袋をそれぞれ下げていて
一見生活観が溢れている光景のようでありながらも、
歩く姿は楚々とした百合の花のような、今時珍しい清楚な美しさを醸し出していた。
多くの男が一日100回ほど通りがかりの女性にいちいち一目惚れするように、
俺もまたその女性に見入ってしまうのだった。
ぽわわぁぁぁん ○0o。( ̄▽ ̄*)
そして、
その顔立ちをなにげに見つめてみたところ、
なんと!
彼女は両目から大粒の涙をポロポロとこぼしながら
歩いているではないか!
ガガーン!!┗┃ ̄■ ̄;┃┓
こんな時、多くの男が
一目散に車から飛び出して女性の涙を拭いてあげたいと思うように、
俺もまた、『見せる用のハンカチ』を握り締めた。
ぎゅっく。 Σo(`・ω・´;)
そしてついつい軽やかなアホヅラスマイルもスットコドッコイも忘れてしまい、
『素』のままの好青年に戻っていると、
そんな俺の、
情熱と躊躇のハザマでもだえ苦しむシャイなハンサムぶりを察知した女性は、
涙がこぼれ伝う頬を拭くことも出来ないままに、
俺に向かって、にこっ。と微笑んだのであった。
その様子はまるで、
「心配していただいて、どうもありがとう。」と
言っているかのようだった。
ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン?!
こんな時、
多くの男がポーッとのぼせ上がり、
突然すすす好きですケケ結婚してくださいと口走っては
気持ち悪がられて一瞬にしてフラレてしまう時のように、
俺の中にも後先考えられない盲目の恋心の大噴火が突き上げて世の中薔薇色。
もう空気さえも甘かった。
しかも百合ちゃんは、
「間違いじゃありません、わたし、あなたに微笑んだの。」と言わんばかり、
俺の車の傍を通る際に、もう一度麗しく微笑んで、
穏やかに会釈をしてから通り過ぎたのだ。
ズガガ━━(= ̄■、 ̄=)━━ン!!
こっ。
これわっ?!
今年の初詣のおみくじに書いてアった運命の恋人TOノ出会いでハっっっ?!
そーなんですか、そーなんですか、そーだとしたら
俺はこのまま予定どおりの行動に流されて良いのか、
フキのスジをムキに行ってる場合じゃないのかどうなのかそこんとこ、
教えてください神様っっっ!!
ジタバタ 三o( ̄□ ̄o)三(o ̄□ ̄)o三 ジタバタ
・・・と運命を賭けて大いにうろたえていると信号が青になった。
俺も発進。シューーーッ・・・・・・・・・・。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こうしてまたひとつ、激しい恋が終わった。
◆ 名曲に染みるメモリー 白百合の
立ち居振る舞い 万緑に映え
なんで泣いてたんだろーなー・・・
話してみたかったな~・・・ ぽこぽこ・・・ ~~旦(-ω-`*
それは先日のことであった。
シスターのところの母の日パーティーに参加する予定だった俺のところへ、
シスターから電話がかかって来た。
「もし良かったら早めに参加しませんか。
今、あなたから分けて頂いた、鹿児島のツワブキをみんなで洗っています・・・。
(=フキのスジ向きを手伝ってください)」
しかしタイミング悪く、ちょうどその時俺は、
フレンドWと会う約束を果たす為、車で待ち合わせ場所へと向かう途中であった。
う~む。止むを得まい・・・。
こんな時、多くの男がそうするように、俺もまた丁寧にありのままを伝えるのだった。
「わかったー♪」 ヾ(≧▽≦ )o♪
そしてWに電話して、赤に変わったばかりの信号待ち車列に並んでいると、
ラジオから懐かしいサザンの『勝手にシンドバッド』が流れてきた。
こんな時、多くの男がそうするように、
俺もまたラジオから流れる曲に合わせて、♪ラララと声をあげて唄い、
ラララとラララの間にハンドルの指をカタカタさせて
「スットコドッコイ!」 ヾ(≧Σ≦ )o♪
と高尚な合いの手を上品に入れて、アホヅラでゴキゲンになっていると、
向かいの細道から1人の女性がこちらに向かって歩いて来るのが見えた。
女性は両手に重そうな白いスーパー袋をそれぞれ下げていて
一見生活観が溢れている光景のようでありながらも、
歩く姿は楚々とした百合の花のような、今時珍しい清楚な美しさを醸し出していた。
多くの男が一日100回ほど通りがかりの女性にいちいち一目惚れするように、
俺もまたその女性に見入ってしまうのだった。
ぽわわぁぁぁん ○0o。( ̄▽ ̄*)
そして、
その顔立ちをなにげに見つめてみたところ、
なんと!
彼女は両目から大粒の涙をポロポロとこぼしながら
歩いているではないか!
ガガーン!!┗┃ ̄■ ̄;┃┓
こんな時、多くの男が
一目散に車から飛び出して女性の涙を拭いてあげたいと思うように、
俺もまた、『見せる用のハンカチ』を握り締めた。
ぎゅっく。 Σo(`・ω・´;)
そしてついつい軽やかなアホヅラスマイルもスットコドッコイも忘れてしまい、
『素』のままの好青年に戻っていると、
そんな俺の、
情熱と躊躇のハザマでもだえ苦しむシャイなハンサムぶりを察知した女性は、
涙がこぼれ伝う頬を拭くことも出来ないままに、
俺に向かって、にこっ。と微笑んだのであった。
その様子はまるで、
「心配していただいて、どうもありがとう。」と
言っているかのようだった。
ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン?!
こんな時、
多くの男がポーッとのぼせ上がり、
突然すすす好きですケケ結婚してくださいと口走っては
気持ち悪がられて一瞬にしてフラレてしまう時のように、
俺の中にも後先考えられない盲目の恋心の大噴火が突き上げて世の中薔薇色。
もう空気さえも甘かった。
しかも百合ちゃんは、
「間違いじゃありません、わたし、あなたに微笑んだの。」と言わんばかり、
俺の車の傍を通る際に、もう一度麗しく微笑んで、
穏やかに会釈をしてから通り過ぎたのだ。
ズガガ━━(= ̄■、 ̄=)━━ン!!
こっ。
これわっ?!
今年の初詣のおみくじに書いてアった運命の恋人TOノ出会いでハっっっ?!
そーなんですか、そーなんですか、そーだとしたら
俺はこのまま予定どおりの行動に流されて良いのか、
フキのスジをムキに行ってる場合じゃないのかどうなのかそこんとこ、
教えてください神様っっっ!!
ジタバタ 三o( ̄□ ̄o)三(o ̄□ ̄)o三 ジタバタ
・・・と運命を賭けて大いにうろたえていると信号が青になった。
俺も発進。シューーーッ・・・・・・・・・・。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こうしてまたひとつ、激しい恋が終わった。
◆ 名曲に染みるメモリー 白百合の
立ち居振る舞い 万緑に映え
なんで泣いてたんだろーなー・・・
話してみたかったな~・・・ ぽこぽこ・・・ ~~旦(-ω-`*