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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

物語 『死神と呼ばれた男』 その1

2010年05月24日 13時56分32秒 | Weblog
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男の元に、ひとりの女性から相談が舞い込みました。

「私の嫁いだ先で不幸が立て続けに起きています。
結婚してすぐ優しかったお義父さんが亡くなって、
可愛がってくれた義母方の祖母が亡くなって、
親戚の中で年の近い、仲良しだった女性が意識不明で今も入院中です。
親戚の中で一番本家と親しい家には、
私が嫁ぐ前から寝たりの大ばあちゃんと、やはり寝たきりの小さな子供がいます。
年頃の若い子たちはみんな村を出て行ってしまいました。
私はお義母さんのお世話をしたり本家の家事を手伝っていて、
主人は農作業に興味が無いので、町工場で働いています。」

男は、その女性の住まいを訪ねました。
谷間の小さな村の奥を進むと、突然開ける絵画のように美しい光景。
田畑や水田に囲まれて、あちこちに家が点在しています。
女性が嫁いだ先の、とある一族だけで成っている集落です。

女性が嫁いだのは本家の長男。
しかし長男は長く独身で、そのまま一生結婚しないだろうと思われていた為、
本家には、耳の遠い母親と、姉夫婦が住み、
棟を別にして、長男夫婦が住んでいるとのこと。
見渡す限りの田畑や水田の殆どを運営しているのは、亡くなった本家の主の兄弟と、
耳の遠い母親(亡くなった主の妻)の兄弟。

「義母方の祖母が亡くなってから、夜中に裏の祠(ほこら)から物音がするのです。
泣き声のような時もあるし、誰かが言い争っているような声がすることもあります。
子供の泣き声がすることもあります。」

男は女性の案内で祠へ向かいました。足元に散乱する枯れた花がありました。
「声がする日の翌日は、花が枯れて落ちているのです。」
女性は枯れた花を集め、近くの野花を祠に飾りました。

男は訊きました。
「あの道は?」
「あれは裏の墓地へ続く道です。一族の墓が並んでいます。」
「泣き声や、言い争う声が聞こえたのは何時頃ですか。」
「午前零時から二時くらいの間です。」
「失礼ですが、あなたには、お子さんは・・・?」
「私は産めない体なんです。主人がそれでもいいと言ってくれまして・・・。」
「そうですか。立ち入ってすみませんでした。それと、あの窓のある部屋は?」

男は丁度真ん中に見える、女性宅の二階の窓を指しました。
「あれは空き部屋で、たまにしか使いません。」
「今夜、あなたのご主人とあの部屋でお話したいのですが。
それと、かかり付けの医者に明日この集落を回ってくれるように連絡してください。」
「分かりました。私はどうすればいいですか?」
「あなたは、親戚の大ばあちゃんの傍に居て、ずっと話しかけてください。
手をマッサージしながら。」
「何をですか?」
「結婚への経緯や今の様子など、何でも良いですよ。その時思いついたことを。」
「分かりました。」
「ご主人がお帰りになるまで、あの窓のある部屋で準備をさせていただいて
宜しいですか。」
「分かりました。じゃあ、ちょっと先に行って、簡単に掃除して来ます。」
女性は小走りに家屋へ向かって走り去りました。

男は祠の周辺と墓地への小道を歩くと、紙で出来た十体の人形を立てました。
それからゆっくり部屋へ向かい、御札を数箇所に貼りました。

                        *
その夜、女性の夫に男は言いました。
「この窓から、あの祠を見ていてください。」

女性の夫は言いました。
「あれ?祠の周りを白いものが回ってるような・・・。モンシロチョウかな。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「ああっ、大きくなった?!三つが大きくなって、暴れてますよ!」
「あれは誰ですか。あなたの知っている人ですか。」
「ええっ?!あーーーっ。そっ、そんな馬鹿な!」

「もう一度お訊きします。あれは誰ですか。」
「亡くなったウチのばあちゃんと、今も寝たきりの親戚の大ばあちゃんだっ!
真ん中にいるのは、大ばあちゃんとこの、寝たきりの曾孫だ!
これは、どういうことなんですかっ?!どういうことなんだーっ。」

女性の夫は、恐怖と驚きで腰を抜かしてしまいました。

                                            つづく

哀しみのフィギュア

2010年05月24日 10時39分13秒 | Weblog
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               彼にとって 良い彼女に
               なりたかったの

               どこに行く時も
               連れて行って 欲しかったの

               羨ましいと 思われたくて
               背伸びしていた

               みんなの前でも 彼に
               大切にして 貰えるように

               それが私に 許された
               唯一の方法だった

               あなたには分からないでしょう

               あなたには分からないわ
               That's the means of my love

                       *

               私たちの 穏やか愛
               冷やかされてた

               誰と会う時も
               彼の隣には 私が居る
               
               誰からも 大事にされる
               恋は 生きるツール

               彼の愛を逃したら
               やって来るのは 二つの絶望

               そして私は 私自身も
               野望のツールにしていた               
               
               あなたには分からないでしょう

               あなたには分かるはずもない
               That's the means of my love
                              
                       *

               あなたの隣 座る彼女
               私のターゲット

               友達になるわ
               親しくなるわ 何人でも

               四人で会うことが増えて
               夜を重ね合うの

               彼と彼女の口から
               あなたの耳に 届く "私"の形
               
               そして私は 勝ち得るわ
               あなたと彼の信頼を               
                              
               きっと私は 勝ち得るわ
               彼とあなたの・・・               

                       *

               あなたには分からないでしょう

               あなたには分からないわ
               That's the means of my love
               
                       *
                       *

2010-5-24のメッセージ【カフカースの諺】

2010年05月24日 05時26分41秒 | Weblog
ママの視線に見守られ、思い切った行動を取る、意外に勇気のあるママっ子!
そして、それに合わせて機を逃さず再チャレするチャレンジャー。
どうなる2人の運命は?                               つづく。
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  おはようございます! 
  5月24日は ・ゴルフ場記念日 ・伊達巻の日 ・エリトリア独立記念日 etc.
                      * 

                 【カフカースの諺】

                 愛は我々を高める。

                      *
  
      あなたを堕落させ、法律や条令に違反させる人、
      あなたに倫理や道徳を踏みにじらせる人、
      「故意に」あなたの心身の健康を侵す人は、
      決してあなたを愛していない。

      (その人はあなたではなく、その人自身を愛しているだけである。)
                      *

          本日も民間の日本人は、愛を間違えない~♪

  あなたが今日も1日、無事に過ごせますように。
  幾久しく日本の神々に守られますように。
                          行ってらっしゃ~い! ヾ(≧▽≦ )o♪

::::::::::::::: WE ARE JAPAN!= 神通神妙神力加持 :::::::::::::::::
                                
オリャッ♪   \ /  ★))  《 本日のニュース 》 
       ( ・ω・ )φ 

↓日中韓、10分野で初の行動計画 環境相が合意。
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2010052301000279_Main.html 
エンドレスずぶずぶ。あ~んど時代遅れ。会合場所は千歳だったり苫小牧だったり。


↓小沢、郵政改革法案の今国会成立を約束。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162512-storytopic-3.html 

↓うつ病:「国レベルで対策を」学会が共同宣言。
http://mainichi.jp/life/today/news/20100523k0000e040016000c.html 

日本人の自殺を減らす為には、
雇用対策が何より第一、続いて経済支援、「無職」の概念の切り替えなどが
先だ。
日本では自殺者が精神病だったとは一概に言えない、と考えるから。

日本には、「惨め・屈辱的・恥ずかしい生き様を晒すくらいなら、自決する」
「他人に迷惑をかけるくらいなら、自殺する」という精神文化が、元々あった。

切腹(女なら舌を噛み切るとか川に身投げするとか)によって、
忠誠や絆の強さを証明したり譲れない主張を示したことにも共通する、
日本人特有の潔さや意思の強さや死生観が、
自殺という行為に秘められている可能性は、誰にも否定出来ない。

(病気治療にかかる経費がないから自分はここら辺で潔く死のう、
生活費が捻出出来なくて他人に迷惑をかけるくらいならその前に死のう、
自分の生命保険で周辺の経済問題を片付けよう、
として自殺した人たちには、精神病院に通って薬を飲むことよりも、
雇用や経済力についての自信が何より必要だったはずだ。)

そこを飛ばして、
「自殺した人は精神病だった」と言わんばかりのイメージが社会に浸透することは、
個々の死生観や日本文化の土壌を異常扱いしたの否定したりすることにもなり、
遺族の方々が益々偏見を持たれたり特異な視線を浴びてしまうことにも繋がる。

子ども手当てや外国人学校も含めた授業料無償化、
政策の無能を隠蔽するかのような機密費の使い方、
内内の報奨金などに5兆円以上かけるなら、その予算で、
徹底した雇用対策や社会構成の健全化・構造改革
(転職の経歴がマイナスにならない社会づくり、個人への安心な経済支援対策、
コネ・ツテ・優遇・差別・天下り・渡りの無い平等なチャンスが生み出せる社会、
などに対するテコ入れ)、中小企業への基本的かつ積極的な保護や支援、
などに取り組めば、いくつかは早期にメキメキと効果を発揮しただろう。

それによって現実的な生きる力と、
社会と個人の繋がり、社会活動による人と人との絆の育成の過程で
精神的な生命力や生命の実感、幸福感・充実感も得られ、
何より新たなる自殺者を防ぐことが出来るのだ。

社会に、「死んでしまいたくなる程、個人を苦しめる何か」
(上記内容の他にも、学校や会社でのイジメ、ドクハラ、etc)や、
「生きていたくても現実的に不可能」という状況に追い込んでしまう大きな要因が
いくつも棚上げされたまま根本的な政策や取り組みが為されていない段階で、
死者にレッテルを貼り兼ねない論理を国家プロジェクトにしてしまうことは、
本来追求されるべき国の問題点を被害者の病のせいにして、
問題を摩り替えたり、問題を放置したりすることにも成り兼ねない。

(一歩間違えば独裁政治によって、
中国共産党のファルンゴン虐待・虐殺のように、
「グループ分け」「理由付け」にも利用される。)
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↓韓国の北朝鮮への制裁は、心理戦・・・・・・・・・・・・・。
http://wowkorea.jp/news/Korea/2010/0521/10070727.html 


↓韓国も言論統制開始か?(だとしたら、次は日本。)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0523&f=politics_0523_002.shtml
『悪質な情報』の、「悪質」と「情報」の定義って不明確だよな。
それに、いろんな説が出ているかのようでありながら、いつのどのケースも
1つの仮説だけは絶対出て来ない(出さない)のが朝鮮の特徴と言える。

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シャワ~っ                         εεεεεε=(o `・ω・)o