年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ヘボ将棋の棋譜 : 負け将棋のみ10局アップ

2009年12月29日 | 将棋
ヘボ将棋の棋譜倉庫に 10局の棋譜をアップしました。  
動く将棋盤で棋譜をご覧頂けます。 
 
 
9月13日に書きましたように、暫くの間は私めの「負け将棋」のみを掲載することにしております。 
今日掲載の棋譜 #501~ #510 も全て負け将棋です。  
 
 
新しいPCで、「ヘボ将棋の棋譜倉庫」のホームページをUpdateし、これを投稿しております。
ちょっと手間取りましたが、何とか各種設定を終えました。 
 
 
皆さま  良い新年を お迎え下さい!!
 
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一足お先に! ~ 年末年始連休に

2009年12月23日 | 日々雑感
恐らく皆様より一足早く、明日12月24日から来年1月5日まで年末年始の大型(13日)連休にはいります。 
 
過ぎてみれば あっという間の一年でした。 
まこと 歳を取るのは わきゃー(訳)ないですぞ、皆さん。  
 
 
世間はともかく、私め個人にとってこの一年の出来事のトップ3は;
 
①世界同時不況で2月から週3日勤務(=週休4日)になったこと。 
  それに伴って厚生年金と健康保険を脱退し、(報酬比例部分の厚生)年金をもらい始めたこと。 
  年金生活の始まりですわな。 本格的な年金生活へのソフトランディングが狙いでしたが、今の所 うまく行っておりますです。 とは言え、休みの間に働くような何となく後ろ冷たい気がするのは、うまく行っているとは言えない気がしないでもないですが…。 人生60年の「勤労観」が大きく変わった年でした。  
②愚息が(5月31日に)結婚したこと。     
  本人達には言っておりませんが、1日も早く子供(←私めには「初孫」)を産んで欲しいと願っております。 
 
③デジ一眼カメラの本格的(?)デビューをしたこと。   
  連続撮影、絞り優先やシャッター速度優先の撮影が少しずつ判り始め、三脚やリモートスイッチを買い、
  例えば夜景といった撮影チャンスの幅を広げたこと。 
  ちなみにこの1年余の撮影総枚数は(ボツのものを含め)約4万8千枚!で、撮影後PCに取込んで一通り見るだけでも相当な時間がかかります。 撮影時の苦労よりも撮影後の苦労の方が負担に感じられる程です。 
 
更に、このブログと「ヘボ将棋の棋譜倉庫」ホームページを継続してきたことも大きな成果だと思っておりますです。 
 
 
明日からは、年末に向けて溜まっている野暮用の処理片付けに手を取られそうですし…、 明日新しいパソコンを(私めのヘソクリで)買う予定ですが、新OSのWindows-7に慣れたり、LAN&メール設定をしたり、今のパソコンからデータを移さないといけませんし…、 年末年始には愚息夫婦が帰省してきますし…、 明日からこのブログの(少なくとも毎日の)更新は出来かねるものと思われます。  
 ということで、少し早いですが、 
  
   A Merry Christmas
     and
  A Happy New Year
    to You All !!
       
 
 
皆様 楽しいクリスマスと 良いお年をお迎え下さい!! 
 
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再雇用の嘱託の契約更新 (2009年12月)

2009年12月22日 | 定年・再雇用・年金

昨日 人事が出した私め 再雇用の嘱託の契約更新 書類を上司経由でもらいました。
即刻 署名&捺印して上司に提出しましたです。 これで来年(2010年)2月から再来年(2011年)1月までの1年間、再雇用の嘱託として継続雇用されることが実際上決まった訳です。

以前再雇用制度の採用基準について書きましたが、一旦再雇用された後の契約更新の基準については、過去に何も書いておりませんので、これを機会に簡単に書いておきます。

再雇用の嘱託の契約は1年単位ですが、「半自動的に」法定契約満了年齢まで契約が継続されます。 現に、人事が各部門長に出した書類には、太字&アンダーライン付きで「部門における人材の要否を理由に契約を終了することはできない」と書かれております。

但し、下記に該当する場合は、次年度の契約は更新されません。
①勤務期間中の人事評価が「C」(期待を下回る)であった場合。
  (再雇用の嘱託の人事評価は、普通の社員とは異なり、「A」(期待を上回る)、「B」(期待通り)、と「C」の3段階しかありません。 そして、余程特別のことがなければ半自動的に「B」になります。 ので、実際上はほとんど無きに等しい「緩い」条件ということです。 但し、今の所はですが…。 (←12/19投稿記事への「定年前X」さんのコメント参照。)
②勤務期間中に戒告以上の処分を受けた場合。
③本人の健康状態が職務に適さなくなった場合。
④本人に契約更新の意思がない場合。

再雇用の新規採用は厳しくなったと先日書きましたが、一旦再雇用されたら、上記の更新不可の理由からみても「半自動的に」契約が継続更新されることがお判り頂けると思います。 だからこそ、逆に言えば、新規採用が厳しくなったとも言えます。

ある意味 甘い会社なのかも知れませんが、地域に根を下ろしている地方の企業として、長年会社に貢献してきた社員に報いるという終身雇用的な日本的企業経営の表れの一つかも知れません。 いずれにせよ、一旦再雇用された私め個人としては、ありがたいものだと思っておりますです、はい。


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ドイツの白ワイン  (まとめの目次)

2009年12月21日 | ドイツの白ワイン

ドイツの白ワインの解説原文は1994年7月24日付)を2008年7月から2009年12月まで計24回続けてきました。  また、その後「ドイツワイン法概説」(@2003年春時点)も掲載しました。

これはそのまとめの「目次」で、個々の解説ページにジャンプするようにリンクを貼りましたので、手早く目的の部分に行けると思います。 ブックマークに入れておきますので、どうぞご利用下さい。


第1部「ワインのラベルを読む」
  (1)ドイツワイン概説
  (2)ラベルの内容
  (3)ワインの品質
  (4)ブドウの木の種類
  (5)ワイン畑名
  (6)生産地域
  (7)生産年、ドイツ語の意味
  (8)ワインを日本に持ち帰る

第2部「各生産地の有名な畑名と生産者名」
  (9)ワイン情報の入手
 (10)アール、バーデン
 (11)フランケン
 (12)ミッテル・モーゼル(1)
 (13)ミッテル・モーゼル(2)
 (14)モーゼル・ザール・ルーベル
 (15)ナーエ
 (16)ラインガウ(1)
 (17)ラインガウ(2)
 (18)ラインガウ(3)
 (19)ラインヘッセン
 (20)ラインプファルツ
 (21)ヴュルテンブルグ

 (22)特別記念フランケン・ワイン(1)
 (23)特別記念フランケン・ワイン(2)
 (24)特別記念フランケン・ワイン(3)

<その他>
 (参考1)定年祝いのフランケン・ワイン
 (参考2)ワインバー

<ドイツワイン法概説>  (2003年春時点) 
(1)ドイツワイン法の基本概念
(2)ドイツワイン法の成立
(3)ドイツワイン法の概要(1) 
   (概念、ブドウ畑・ブドウ品種及び栽培法、ワインの混酒・甘味付け)
(4)ドイツワイン法の概要(2) 
   (ブドウ摘果・収穫期規程 超地域での上級酒造りの規程 アルコール含有量の補強) 
(5)ドイツワイン法の概要(3)
   (添加の申告義務、添加剤と添加作業法、残糖・亜硫酸・硫酸及びその他の含有物質 )
(6)ドイツワイン法の概要(4) 
   (地理的表示事項、地域限定上級酒、肩書き付き高級酒) 
(7)ドイツワイン法の概要(5) 
   (限界値、上級酒と高級酒の検査、特定表示の禁止) 
(8)ドイツワイン法の概説(6) 
   (その他の表示事項と表記、EC諸国生産物を原料とした並級酒と弱発泡ワイン、表示法の一部改訂) 


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ドイツの白ワイン (その21~最終回)

2009年12月21日 | ドイツの白ワイン




昨年08年7月に始めて以来、今日まで1年半続けて来ました「ドイツの白ワイン」シリーズは、今日の21回目(→計24投稿)をもちまして、一旦終了とします。

ドイツの白ワインに対する皆様へのご理解が少しでも深まりましたとしたら、またドイツの白ワインを買う際には 改めて一読されてワインを選んで頂ければ誠に幸甚です。

長い間ありがとうございました。 m(_ _)m


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サボテンの花 ~ 白玉丸

2009年12月20日 | 写真~サボテンの花
名付けられた通りの姿で、赤い小さな可憐な花をつけます。 
 

 
これで「サボテンの花」シリーズ(?)は一旦終了します。 季節が季節ですし… 
 
昨日は薄っすらと積雪があり、朝の気温はマイナス2度でした。 冬籠りの季節がやって来ました。  先日ユニクロで今話題のヒートテックのタイツ、昔風に言えば股引、爺やんパッチを買いましたが、これがなかなか良いんですよね。 まさに年寄り向きでして、一度履くとやめられませんです。 

 
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再雇用制度の改定 (2009年12月)

2009年12月19日 | 定年・再雇用・年金

来年度上期(2010年4月~9月)の再雇用者の正式募集が始まりました。
先日書きましたように、この時点で誰を採用するか、実際上は既に決まっているのですが…。 それはさて置き、その中で再雇用制度の改定内容 が判明しましたので、簡単に書いておきます。

今回の再雇用制度改定の目玉は勤務形態の変更です。
過日書きましたように、間接部門はフルタイム勤務が無くなり短日短時間勤務のみ になりました。 現業部門は基本はフルタイム勤務ですが、本人希望と職場の受入可否検討結果次第では短日短時間勤務も可能(だが、実際は難しい雰囲気)です。

短日短時間勤務の種類は、現在の緊急不況対策措置と同じです。 即ち、
短日勤務は、間接は週3日勤務のみの1種類。 現業は2分の1勤務のみですが、隔週勤務、2週間毎勤務、週2日勤務と週3日勤務の交互勤務の3種類です。 短時間勤務は、現業&間接とも1日当たり4/5/6時間の3種類です。

もう一つの大きな変更は、短日短時間勤務の場合(←1日6時間勤務を除き)、厚生年金と健康保険は一律非加入(=脱退)になりました。 不況緊急措置では、一年間の暫定措置だった為、本人の選択制でした。 会社は厚生年金や健康保険の会社負担分が無くなりますので、比較的大きな(?)人件費の削減になります。

私めが関心を持っていた有給休暇日数は、短日短時間勤務が正式な制度になったことに伴い、定年退職時の初年度は、社員時代の(繰越分を含む)日数をそのまま引継ぐが、翌年以降は短日勤務ならその日数に応じて新規発生日数が減る仕組みになりました。 例えば週3日勤務ならフルタイム勤務の60%勤務なので、有休発生日数も20日の60%の12日に減ることになります。
 (ちなみに、現在 緊急不況対策措置で短日短時間勤務をしている人達の来年(2010年)の有休発生日数は20日であることが、別途確認されています)

一方、短時間勤務の場合、新規発生有休日数は20日ですが、短時間でも1日は1日の有休とカウントされる仕組みになりました。 例えば1日4時間勤務なら有休の1日分は4時間であり、8時間ではないということです。 また短時間勤務の場合、半日有休制度は非適用になります。

各種手当類は、労働日数/時間に応じて減額されるのは現行通りです。
例えば通勤手当は、週3日勤務ならフルタイム勤務の60%勤務なので、通勤手当は60%支給になります。 短時間勤務の場合の通勤手当は100%支給です。

手当関連の新しい規定は、残業手当と休日出勤手当です。(→会社に有利、個人に不利の感じです)
残業手当は、短時間勤務(1日当たり4/5/6時間)の場合、一日8時間を越えない残業時間部分は時間割賃金のみが支給され、割増金(+30%)は支給されないことになりました。 一日8時間を超える時間部分には割増金(+30%)が支給されます。 不況緊急措置では明確な規定が無かったものです。 現時点は全社的に残業ゼロですから今すぐ給料に影響が出るものではありませんが、将来的には影響が出る規定です。

休日出勤手当は、短日勤務の場合、会社の出勤カレンダーの休日以外の自分の休日に出勤した場合は、時間割賃金のみが支給され、割増金(+40%)は支給されないことになりました。 会社休日に出勤した場合は割増金(+40%)が支給されます。 これも不況緊急措置では明確な規定が無かったものです。 今まで、そして現在もむしろ休業している状態で、休日出勤なぞはありませんから、これも将来的には給料に影響が出る規定ですね。


私め個人として直接影響を受けるのは、再来年(2011年)の有休発生日数が12日に減ることですが、当然のことですから否もありません。

定年退職後の再雇用制度で、短日短時間勤務を正規の制度として採用している会社を聞いたことがありませんが、どうなんでしょうか?  皆さまの会社の再雇用制度には短日短時間勤務がありますでしょうか?


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アザミ

2009年12月18日 | 写真~花・植物
最近ではあまりお眼にかかれません。 
  

 
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フェルメール作品メモ(#33)   信仰の寓意

2009年12月17日 | フェルメール


Allegory of Faith, 「信仰の寓意」
1671-74, oil on canvas, 114.3 x 88.9 cm,
The Metropolitan Museum of Art, New York, USA


足を地球儀に置き手を心臓に当て、ガラスの球体を見上げている婦人は、信仰を儀人化したもの。 (カトリツク教の)イエズス会員の紋章が、神を信じる人間の能力を球体の容積にたとえている。 フェルメールは、寓意の物体の大部分を、1644年にオランダ語版が発行された Cesare Ripaの "Iconologia" から取っている。
 Ripaによれば、信仰は足の下にある世界を、白のドレスは純粋さを、青は天国を、リンゴは原罪の残りを、蛇を押し潰す石はキリストを、意味している。 聖餐杯と木製の十字架と、Jacb Jordaens (1593-1678) の「十字架のキリスト」の絵は、カソリツク的解釈の寓意を示している。


フェルメールの歴史画、風景画、日常生活シーンの基礎となるシリアスなモラル的意味は、同時代の絵には見られない厳粛さと威厳を持っている。 絵に対する画家の知性的、哲学的アプローチを考え出させた個人的な理由や出来事はほとんど知られていないが、1653年の結婚前にフェルメールがカソリック教へ転宗した事は、彼の人生や芸術に大きなインパクトを与えたはずである。 フェルメールのカソリック教への転宗は、例えば、初期の歴史画のテーマの選択や解釈に大きな影響を与えている。 この絵は、しかし、抽象的な神学的概念を彼が明白な形で視覚的な言葉に変換した唯一の絵である。

この絵の室内は、彼が初期の寓意「#24/画家のアトリエ」(c.1666-67)で用いたものに、スケール的にも特徴的にも匹敵している。 実際、両者の透視画法は事実上全く同一であり、両者とも寓意を見せる為に左側へ引き寄せたタペストリーを描いている。

この絵は、金で縁取りされたエレガントな白と青のサテンのドレスを着た婦人に焦点を当てている。 彼女は緑と黄色の敷物でカバーされた一段高い所に座って、右足を地球儀の上に置き、右手を心臓部に当てて、青いリボンで吊るされたガラスの球体を見上げている。 開かれた聖書、聖餐杯、そして黒檀の十字架が彼女の横のテーブル上に置かれてあり、後方の壁に沿って置かれた精巧な細工の金箔の皮パネルが十字架を引き立てている。 白と黒の大理石フロアーにはリンゴと、大きな石に押し潰された蛇が描かれている。 寓意の最後は、シーンの視覚的な背景幕になっている「十字架のキリスト」の大きな絵である。

長年の研究の成果で、フェルメールが、D.P.Persによる1644年のオランダ語版で彼が知ったであろうCesare Ripaの "Iconologia"から、この絵の寓意の大部分を引用している事が判明している。 Ripaは、共通の特徴や象徴を持った4人の信仰の寓意的人物を記しているが、フェルメールの寓意の婦人に正確にマッチする人物はいない。 婦人のローブの色から彼女のジェスチャーまで、聖餐杯の存在からリンゴと押し潰された蛇まで、フェルメールのイメージは信仰の描写の中の二つに見られる要素の複合体である。

フェルメールが選んだ象徴がシーンの意味の重要性を強調している。 Ripaが文章の一部分で記しているように、信仰は(美)徳の中で最も重要なものであり、図像的には光と純粋さを表わす白いドレスを着た婦人として記述されている。 青は天国を表わす。 胸に手を置いた"信仰"のポーズは、真の信仰はハートに存在することを示し、蛇を押し潰している石はキリストを、リンゴは原罪を表わしている。


Ripaは、フェルメールが描いたその他の寓意、即ち地球儀、十字架、「十字架のキリスト」の絵、ガラスの球体については何も言及していない。 フェルメールは相当な芸術家的自由さでRipaの文章を解釈している。  例えば、「足の下に世界を持っている」というRipaの"信仰"の記述を全く文字通りに解釈している。

その他の寓意は、Ripaが示した以上にカソリック教、もっと言えばイエズス教的な解釈で描かれている。 Ripaが言うように、"信仰"に聖餐杯を持たせ、本に手を置かせるよりも、フェルメールは文章に書かれていない聖餐式的な性格をイメージに与える集合体として、即ち、金色の背景に黒檀の十字架を、黒色の背景に金箔の聖餐杯を描くことで、それらを目立たせている。 聖餐杯を十字架の金色の背景と少しだけ重なり合わせることで、フェルメールは、物理的な世界と精神的な世界を橋渡しするという聖餐式の本質的な役割を図像的に表わしたのであろう。
  Ripaの記述とフェルメールのイメージの間に、もう一つ重要な違いがある。 Ripaは信仰の勝利のシンボルとしてアブラハム(ユダヤ人の祖先)とイサク(アブラハムの子)の物語に言及しているが、フェルメールは、キリストの犠牲を示す旧約聖書のこの原型を「十字架のキリスト」の絵自体に置き換えている。 これは、キリストの犠牲がイエズス教徒に取って中心的な重要性を持っているということを反映した変更である。 聖イグナチウスは次のように書いている。 「目の前の十字架に架けられている我らが王キリストを想え。 創造者たる主が如何にして人になったかを、永遠の命を如何にして手に入れたかを、主と共に語れ。 主は我らの罪をあがなう為に現世の死を甘受されたのだ」と。

ガラスの球体はイエズス教的な寓意を示している。 イエズス教徒の作家Willem Hesiusによる紋章(魂を表わす羽根を持った少年が十字架の直ぐ傍で太陽光を反射している球体を持ち上げ、世界の大きさを表わす球体の容積を神を信じる人間の能力と比較している図。1636年作)をフェルメールが採用しているからである。

この寓意的イメージの作品を描かせた環境は不明であるが、恐らく、フェルメールはこの大きな絵をデルフトのイエズス教会か、または裕福なカソリック教徒のパトロンの注文で描いたものと考えられる。 プライベートな自室の中での祈りを重視するイエズス教の教えが、室内に寓意を置いたフェルメールの構図の理由を説明している。 しかし、彼がパトロンから図像的な注文を受けたとは考えられない。 Ripaによる象徴の意味を拡大した想像力は「#24/画家のアトリエ」のアプローチと類似している。 更に、彼が寓意の中に盛り込んだ多くの物体、即ち、Jacob Jordaen (1593-1678) 作の「十字架のキリスト」(c.1620) の絵、黒檀の十字架、金箔の皮パネルは彼の財産の一部だった。 Ripaはこれらの物体のどれ一つにも言及していないし、全てが寓意の意味にとって重要なはずなので、パトロンではなくフェルメール自身がそれらを盛り込むことを決めたという事は確実である。

婦人のポーズは"信仰"に対するRipaの記述の幾つかに当てはまるが、Ripaはその特定の寓意的な概念を図示してはいない。 フェルメールの"信仰"とRipaの"神学"の寓意的イメージを参考にした事を示唆している。 しかし、フェルメールの理想化した婦人のイメージに対する意匠的な基礎になったとは思われない。 片手を胸に置き上方を見上げている"信仰""のポーズは、オランダ絵画にはあまり見られないものである。

この絵は寓意の図像的な寄せ集めではあるが、20世紀の人間に取ってフェルメールの他作品で引き起こされるのと同じ感動を受けることは容易ではない。 見る人によって反応は異なる。 ある人は象徴的な意味には関心を払わず、フェルメールのイメージの基本的な現実性をこの絵にも認めるだろうが、そう簡単に直接的にこの絵にアプローチすることは出来ない。 婦人のポーズや押し潰された蛇は、絵を理解する為には見る人が先ずそのイメージを解読しなければならないことを示している。

ある人は、現実性らしきものを創り出している合理的な基礎から作られているフェルメールの絵のスタイルが、この寓意的な概念を描くのに適しているか? という疑問を抱くかも知れない。 フェルメールは他の作品では、物理的な物体や、その状況にあると思われる人間の状態を通して抽象的な概念を表現している。 彼はカソリック教的な信仰をこの絵で表現したが、テーマから来る図像的な要求が彼の現実的なアプローチを損ねている。 絵の象徴的な意味では本質的なものかも知れないが、婦人の法悦のポーズと押し潰された蛇はオランダ絵画では不適切なものである。 更に、フェルメールの1670年代のはっきりとしたスタイルである動きや情緒的なエネルギーを、婦人のポーズの中に暗示してはいない。 即ち、彼女のジェスチャーと上向きの眼差しは彼女の真の信仰を表わしているというよりも、むしろ作為的なもののように思われる。 こうした困難さにもかかわらず、この絵は彼の人生の困難な時期に於ける、芸術家としての彼の信念を余りなく示している。


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愚息夫婦の帰省

2009年12月16日 | 日々雑感
先日愚息から、例年通り12月31日から1月2日まで2泊3日の予定で夫婦で帰省するのでよろしく、との連絡がありました。 愚息の馴染みの小料理屋で作ってもらうお節料理も例年通り持って帰るので心配なくとのことでした。 
 
愚息夫婦の顔を見るのは5月末結婚式以来ですから、半年振りになります。 待ち遠しいことです。  色々な意味合いで私め夫婦とは全く違う世界に住んでいるので、このブログでは愚息夫婦のことは なるたけ書かないようにしております。 
 
例年2泊3日の帰省ですので、晩御飯のメニューは、一晩はステーキ、一晩は牡蠣(カキ)の土手鍋と決まっておりました。 しかし、昨年の正月におっ家内が事前予約するなど苦労して 張りこんで買った超高級(?)ステーキ肉を、愚息にそんなに美味くないと言われてしまいました。 

そこでおっ家内は、今回はステーキを止めたいが……、 さりとて代わる良いメニューがない……、 いっそ おっ家内の誕生日祝いに行った焼肉の「叙叙苑」に行こうか……、 でも超高級(?)ステーキ肉を買うより何倍も高くつくし……、  嫁さんの好物は何なのか?  とかとか、早速おっ家内はボヤいたり悩んだりしておりますです。 
 
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再雇用の採用率 (2009年12月)

2009年12月15日 | 定年・再雇用・年金

来年2010年の再雇用の採用率 は現業系が50%、間接系が40%だと10月16日に書きましたが、小さい字で書いてあった為私めが見間違がったようでして、現業系は60%が正しい数字でした(→10月16日の投稿も訂正しました)。  現業系の定年退職者が多いので、全体では50%をかろうじて超える数字のようです。

話が横道に逸れますが、歳を取り眼が弱くなりまして、近視+乱視に老眼が重なるようになりましたので、普段から短距離用、中距離用、長距離用(←特に夜間運転用)と3種類のメガネを使い分けておりますが、適切なメガネがいつも手元にあるとは限りませんので、字の輪郭で判断することもありまして、こういう失敗を起こすことがあります。 どうぞ ご勘弁を。

所で、先週 昔部下だったことのある係長の人から、来年定年で再雇用を希望したがダメだと上司から言われたとのことで相談を受けました。

私めと同じフロアーにいる部門では現在9人の再雇用者がおります。 再雇用を希望しなかった3人を除いて、今までは希望者全員が再雇用されてきましたが、再雇用希望者でも再雇用しないというのは、私めのいる部門では私めの知る限り初めてのケースです。 (初年度2006年の再雇用率が8割位でしたから、全社的には珍しいことではないのかも知れませんが…)

不況が続く中、新卒者の就職内定率だけでなく、定年退職者の再雇用内定率も大幅に悪化していることは、報道されませんが、紛れもない事実です。


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コーヒーカップ(#41) : フッチェンロイター

2009年12月14日 | コーヒー&ティーカップ・コレクション

ドイツは フッチェンロイター 社の「ドレスデンの花」と名付けられたカップです。
以前にもフッチェンロイターを見て頂きました)




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広島ドリミネーション 2009 (その2)

2009年12月13日 | 写真~その他
昨日に引き続いて「広島ドリミネーション」の写真をご覧下さい。 
平和大通りの片側7ブロック、両側で計14ブロック毎に、それぞれテーマがありましてイルミネーションされております。 そのテーマ名も書いておきます。 
(↓の本文の画像をクリックして 是非 拡大画像でご覧下さい) 
 
「愛の使い」 

 
「未来の丘」 

 
「癒しの音楽堂」  中央にパイプオルガンがあって、そこからゴスペルが…  

 
「スノークリスタル」 

 
「ドリームランド」 かぼちゃの馬車の中に座ることができます。  

 
「ふしぎの森」  本当に何とも不思議な空間でした。

 
「奇跡の樹」  人影から大きさを想像してください。  

  
どうも お疲れさまでした。 如何でしたでしょうか? 
東京のイルミとは比べ物にならないでしょうが、広島では「大」イルミなんですよ。 
  
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広島ドリミネーション 2009 (その1)

2009年12月12日 | 写真~その他
全国各地でクリスマスのイルミネーションが飾られる季節になりました。 
 
名高い神戸の「ルミナリエ」ほどではありませんが、広島市でも2002年から平和大通りを中心にした「広島ドリミネーション」(dreamination)というイルミネーション・イベントが、今年は11月6日~来年1月3日まで開催されております。 私めの住む田舎町では大掛かりなイルミネーションは珍しいので、イルミネーション撮影の練習に早速行って来ましたので見て下さい。 
(↓の本文の画像をクリックして 是非 拡大画像でご覧下さい) 
 
「ピース城の舞踏会」と名づけられたイルミネーションです。 

 
「ピース城の舞踏会」の違う角度からの1枚です。 お城の中に入れます。 

 
「ドリームランド」の一部分です。 馬車の中に座って記念撮影できるようになっております。 

 
「フェニックスと命の滝」  フェニックス側からも撮ったんですが…   

 
「ドリームステーション」  子供達に大人気でした。 

 
「帆船と幻のクジラ」  これが一番印象に残りましたです。  

 
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冬ボーナス (2009年12月)

2009年12月11日 | 定年・再雇用・年金

昨日10日の公務員に続いて(?)、今日11日 私めにも冬のボーナス が支給されました。
再雇用の嘱託にも社員平均額の約75%(←フルタイム勤務の場合)が支給されます。

今春の春闘でボーナスは基準内賃金の年間4ヶ月分で冬分は額&支給時期を秋に再協議する条件付きで妥結したと書きました。 生産販売が回復傾向にあり、現在は従来の80%近いレベルにまで戻ってきておりますので、再協議はあったものの予定通り支給することの確認でした。

夏のボーナス額を報告した際に「冬ボーナスは、正規の勤務時間の約60%(週3日)勤務に相当するので、その分減額されて約42万円と予想」と書きましたが、その予想通り、私めの冬ボーナスは約43万円でした。 (←四捨五入の結果で数字上1万円の差が出てきましたが、実質は同じです)

週3日勤務は「休みの合間に仕事に行く」ような感じでして、そんな嘱託にもボーナスが支給されるんですから、支給されるだけでも ありがたいことだと思っておりますです、はい。


皆様の冬ボーナスはどうでしたでしょうか?


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