前回(→ こちら)に続いて、シジュウカラ雛の巣立ち をご覧下さい。
前回言いましたように、シジュウカラの雛たちは 先を争うように続々と いとも簡単に巣立っていきました。 説明不要でしょうから、写真を見て巣立ちを追体験して下さい。
如何でしたか、シジュウカラ雛の巣立ちの様子は?
結局、雛は10羽(← たぶん)で、1羽目から10羽目が巣立つまでは たったの13分間程で、驚くほどの短時間でしたです。 シジュウカラの雛たちは 巣立ち後も2週間から1ヶ月は親鳥と一緒に生活して 餌の取り方や生き延びる術を学びます。
或るデータでは、シジュウカラの産卵から巣立ち迄の成功率は60%、巣立った若鳥のうち(繁殖可能になる)翌年まで生き残るのは13%、成鳥になったその後の生存率は年毎に46%だそうです。 換言すれば、卵から満1歳までの生存率は7.8%、満2歳までは3.6%、満3歳までは1.7% という生存率が超厳しい世界です。 それが野鳥の世界なのです。 巣立っていった雛たちが 上手く生き延びることを願わずにはいられません。
今夏は早々と 珍しい野鳥の巣立ちが見られて幸せです。 「幸せを呼ぶ青い鳥」(→ こちら と こちら)の効果でしょうか? 皆様にもきっと良いことが起きますよ!
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)