前回 抱卵中のコサメビタキ のメスに オスが食事を口移しで与える珍しいシーンを見て頂きました。(→ こちら) 番(つがい)の努力の結果、遂に 雛(ひな)が産まれました。
メスは相変わらずほとんど巣に居て、雛を温めたり外敵から守っていました。
オスは メスと雛の餌を一人で捕らねばならず とても大変で、餌を待ちきれずにメスも時たま巣を離れて餌捕りに出かけることもありました。
今日は、オスが運んで来た餌を受取り、それを雛に与えるメスの姿、と言うよりも、餌をもらう 産まれて間もない雛(の頭部だけですが…)を見て頂きましょう。 親鳥(メス)の嘴(くちばし)の先に、雛の口がわずかに見えます。
この段階になって、やっと雛の誕生を確認できた訳ですが、何羽の雛がいるのかは未だ確認できませんでした。
この段階で気づいたことの1つは、オスが運んで来た餌は、メスや産まれたばかりの雛の胃袋をほぼ満たせるだけの量であり、メスは時には余った(?)餌を巣の中に蓄えていました。 餌が少ない雨の日への備えもあったのかも知れません。
勿論、雛が大きくなり食欲旺盛になると、オス一人では養えなくなり、メスも餌探しに出かけるようになります。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)
<追記> コサメビタキ(5)は(→ こちら)です。