年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

オオタカ (12) ~ 若鳥3兄弟 (2)

2019年09月25日 | 写真~野鳥

先に オオタカ (大鷹) 3兄弟 の三男坊が衰弱して地面に横たわって動かなくなったので、東京都の公園管理職員に保護されたと書きました(→ こちら


その後 7月末に再訪して最新の状況を聞くと、三男坊は餌や強壮ビタミン剤をタップリ与えられ 大変元気になって戻ってきたそうです。

ところが、元気モリモリの3男坊が戻ってきて、3兄弟間の順位が変わって、元最弱の3位だった三男坊が元気モリモリで第1順位になり、その次が元1位の長男坊、そして元2位の次男坊という新たな順位ができ、三男坊が戻って来て約2週間後に 第3順位になった次男坊は衰弱餓死 してしまったんだそうです。

今は 三男坊、長男坊の2羽が生き残っている状態です。
(↓)の左側の 嘴に何か白いものが付いているのが長男坊で、右側が三男坊です。


(↓)は、(↑)とは左右位置が反対になった三男坊と長男坊です。


三男坊は体温を下げようとしているのか、よく翼を広げている姿が見られました。




三男坊は 時々 草むらでバッタや 近くの木で鳴くセミを獲ろうとする様子が見られました。(↓)   一度 ムクドリを捕えたのですが 殺し方や食べ方がよく判っておらず、逃してしまいました。


(↓)は 後から来た長男坊(右)を威嚇する三男坊(左)の姿です。


その後、三男坊にはもう敵わないと悟ったのか 兄弟間競争に負けた長男坊は縄張りの外へ飛んで行って もう戻っては来ませんでした。

(↓)は、一人になった三男坊の顔です。  嘴の端には幼鳥の証の黄色が まだ残っています。


その後、親鳥が来なくなって 三男坊もここを離れて独立して行ったそうです。

以上で、オオタカの若鳥3兄弟シリーズは終わります。



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公共交通機関利用助成 (2019年9月)

2019年09月19日 | 定年・再雇用・年金

東京へ行っていた間の郵便物が まとめて配達された中に、市役所からの「高齢者公共交通機関利用助成決定通知書」が来ておりました。(↓)


(画像は修正加工してあります)

これは、広島市の「高齢者いきいき活動ポイント事業」の一環として、70歳以上の高齢者の社会参加 を促す為に、1年間(9月1日~翌年8月31日)の利用実績に応じて公共交通機関の利用代金を最高3,000円まで助成する というものです。(→ 詳しくは こちら を参照)

助成を受けられる公共交通機関は8種類で、広島県内の主な路線バス、路面電車、アストラムライン(モノレール)で使える共通交通カード「 パスピー(PASPY) 」、JR回数券、タクシーチケット/回数券、乗船券、等々です。

例えば、私めが選択した「パスピー」の 9月1日以降の利用実績が 3,000円に達すると登録された口座に 市役所から3,000円が振込まれる! のです。
(→ 来年8月31日までに3,000円に達っしなかった場合は、利用実績額が振込まれる)


昨年2018年は 所得制限条件に引っかかって対象外になりましたが、一度申請すると翌年以降は市役所が助成対象可否を確認して、通知してくれます。  私めは 今年は所得制限に引っかからず 助成対象者になったということです。

その理由は、既に今年の記事のあちこちで書いておりますが、昨年度はおっ家内の死亡保険金が所得に算入されていたのですが、今年度は年金収入のみだったので、普段の少ない所得額に戻ったからです。


ということで、 これからは 車ではなく、 ちょっと不便? ですが、出来るだけ 路線バスや路面電車で お出掛けするつもりですわ。  だって 市役所から3千円も もらえるんですからね。



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所有農地の売却 (4) (2019年9月)

2019年09月15日 | 日々雑感

私めが25%所有する農地(346坪)を4万円/坪で売ることになり、不動産屋が農地転用許可申請を出したと書きました(→ こちら)。


農地転用許可が出るのは来年になるだろうと不動産屋が言っておりましたが、土地改良区からの農地転用可の意見書が何と1週間で出て(→ 普通は2~3ヶ月後)、農業委員会に農地転用許可申請を提出すると これまた2ヶ月後(→ 普通は4~6ヶ月後)に農地転用許可が下りた そうで、不動産屋も過去に例を見ない「超速」だと驚いておりました。

一方、去る6月下旬に農地の実測量が行われ、その結果、公簿地積では 1,143 m2 = 345.75 坪でしたが、実測地積は 1,013.67 m2 = 306.63 坪 となりました。  4万円/坪で売る際の 私めの取り分(=持ち分25%)は 306.63万円 となります。

公簿と実測には 何と 129.33 m2 = 39.12 坪もの差がありますが、その内、85.14 m2 = 25.76 坪は市道拡張への寄付部分で、今迄 約18年間も市が登記をしていなかったことが判明し、市役所内でちょっとした問題になりましたが、ここでは その詳細は省きます。

残りの44.19 m2 = 13.36 坪が 本当の測量誤差になりますが、それにしても 約3.87%の誤差は、大昔の測量とはいえ、プロの測量士が測った割には ちょっと大き過ぎて、私めは驚きましたです。


ということで、農地売買の実務作業が 文字通り とんとん拍子で進み、10月1日からの消費増税前の最終銀行営業日(→ 不動産屋も銀行融資を受ける)の9月30日(月) に 関係6者(→ 農地所有者3人+不動産屋+土地家屋測量会社+銀行)が一堂に会して、最終取引 として、最終売買契約書や農地所有権移転登記、等々への署名と実印の捺印、売買代金の精算支払、測量費用の精算支払、銀行融資手続き、等々を行うことになりました。

高速道路の休日割引があり、且つ、ホテル料金が安い日曜日に泊まれるように、取引前日の9月29日(日)に、所有農地(と実家)がある某県某市に車で行って前泊し、翌30日(月)の最終取引に備えるという予定です。

実家では母親と 同居している弟に、また お墓参りをして父親の墓前で、相続した農地の売却を報告する予定です。



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2020東京五輪チケットの追加販売の抽選結果 (2019年9月)

2019年09月12日 | 日々雑感

2020東京五輪チケット の「第1次抽選の追加抽選販売」が去る8月8日から始まり、私めも申込んだと書きました(→ こちら)。

昨日9月11日が その抽選発表日でした。
早朝に2020東京五輪HPの「マイチケット」へ行って見てみると、第1希望も第2希望も「落選」 でした。


その後、東京五輪組織委員会から落選メールが来ました。


私めと息子夫婦は申込みの分担を決めて、3人が第1希望と第2希望を各4枚づつ申込みましたが、息子の第2希望と嫁の第1希望が当選したのですが、それが何と 同じ競技の同じ日の同じ時間帯のB席とA席が当選しました。  それが何と孫娘の6歳の誕生日の日なので、これはA席にして誕生日の記念にしようということになりましたです。

これで2020東京五輪は(ある競技を)実観戦することが決まりましたです。



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ダイシャクシギ

2019年09月10日 | 写真~野鳥

このブログで取上げた 180種類目の野鳥 になったのは ダイシャクシギ (大杓鷸) です。

ダイシャクシギは、春と秋の渡りの途中に日本に立ち寄る旅鳥 で、全長約60センチもある最も大型のシギの仲間で、大きく下方に湾曲した長い嘴(くちばし)と長い脚、顔から腹にかけて黒褐色の縦班が特徴で、ホウロクシギ(→ こちら)とよく似た姿をしています。

広島県では、国の絶滅危惧II類 に指定されているホウロクシギよりも ダイシャクシギの方が数が少なく、県の希少種 に指定されています。

ダイシャクシギとホウロクシギを見分けるポイントは、ダイシャクシギの背から腰は白く(→ ホウロクシギは淡褐色で班紋がある)、翼下面は薄灰色の風切りを除いて白い(→ ホウロクシギは淡褐色で黒い横紋がある)という点です。 

つまり、背から腰、翼下面が白いのがダイシャクシギ で、淡褐色なのがホウロクシギ なのです。  とは言え、鳥が翼を広げないと見えないので 根気よく待つしかないのです。  さもないと、私めが「ダイシャクシギ」ですよと言っても、いやいやこれは「ホウロクシギ」だよ! と必ず誰かさんに異論を唱えられます。

ということで、私めが撮ったのはダイシャクシギですよ という証拠写真を先ず見ておいて頂きましょう。(↓)


私めが このダイシャクシギ(1羽)に出会ったのは、春の渡り の時季としては遅いといえる5月中旬、広島市郊外のある川の河口で、干潮時の干潟でした。






ダイシャクシギは長い嘴で 主にカニやゴカイを食べるのですが、私めが見ている最中に 珍しくアナジャコ を捕えました。


手足を払い落としたカニの胴体を口の中に抛り込んだ瞬間のダイシャクシギの顔!


(↓)で ダイシャクシギ(全長約60㎝)と 手前のキアシシギ(全長約25㎝)の大きさの違いがお判り頂けると思います。  ダイシャクシギはデカイのです!


ダイシャクシギの斜め前方と斜め後方からの姿です。




最後に ダイシャクシギの正面と後ろ姿を確認しておいて下さい。




「ひろしま野鳥図鑑」で ダイシャクシギが広島で観察されたのは 春季では5月中下旬とあったので、4日間通ったすえに 幸運にもダイシャクシギに出会えることが出来ました。   広島では「珍鳥」です。



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東京へ (2019年9月)

2019年09月05日 | 日々雑感

孫娘に会いに 明日9月6日から17日まで 東京へ行って来ます


今回の目的の第1 は、9月16日の「敬老の日」を前に 孫娘が通う幼稚園が例年行う「祖父母参観日」みたいな行事に出席することです。

第2 は、多磨霊園の墓地を申込み 当選したので(→ こちら)、割当てられた区画が場所的にOKか、現地確認することです。

第3 は、「敬老の日」を含むシルバー3連休に 孫娘家族と一緒に小旅行に行くことです。


では、行って来ます。




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オオタカ (11) ~ 若鳥3兄弟

2019年09月02日 | 写真~野鳥

過日 オオタカ (大鷹) の巣内で 生れて間もない 白い羽毛姿の3羽の雛(ヒナ)を見て頂きました。(→ こちら

その後 7月上旬 降り続く梅雨の合間に再訪してみると、雛だった3兄弟(→ 雛3羽が本当に全てオスとは確認できていませんし、3姉妹でも3兄弟姉妹でもいいのですが、猛禽類なので 私めの好みで3兄弟とします)は順調に?育ち、巣立ったようです。

(↓)が 珍しく地面に降りて来たオオタカ 若鳥3兄弟 で、大勢の鳥撮り屋さんが言うには、左が次男、中央が長男、右が3男(だそう)です。


その後、長男(奥)と次男(手前)は、近くの丸太作りの柵に飛び移りました。


次男(右)は3男坊(左)の近くに舞い下りて、飛べない3男坊に、何かを話しかけていました?。


(↓)が3男坊ですが、顔が痩せているように見えませんか?


しばらくすると3男坊は立っておれなくなって、地面に横たわってしまいました。 一般的に 鳥が地面に横たわることはなく、肉体的に相当衰弱している証です。


オオタカに限らず、鳥は 一般的に、雛が巣立つ時期が来ると、親鳥が雛に餌を与える回数が目に見えて少なくなります。  丸々と太った雛の体を 空を飛べるスリムな体つきにしてやるのと、巣の外で餌をちらつかせて 空腹に負けて雛が餌を求めて巣の外に出る(=巣立つ)ように仕向けるのです。

更に、巣立つ前でも、生れて以来 餌を奪い合う兄弟間競争に負けるのは 大抵が末っ子ですから、末っ子が巣立つ確率はかなり低いのです。

一旦 雛が巣立つと 親鳥は4~5日に1回くらいしか餌を運んで来ませんので、そこでも餌を奪い合う兄弟間競争がありますから、強い子は益々強くなり、弱い子は益々弱くなるのです。

そして 餌にあり付けなくなって衰弱した3男坊は 遂に地面に横たわってしまったのです。  オオタカの巣立ち雛と言えども、飛べなくては、遅かれ早かれ 野良犬/野良猫、カラス、イタチ/ハクビシン等に襲われることは間違いありませんので、鳥撮り屋さんの誰かが、公園管理者に通報し、東京都の然るべき職員が 翌日3男坊を保護したそうです。   餌を与え元気になったら放鳥する前提の環境で 一時的に保護したそうです。


ちょっと話が脇道に逸れましたが、巣立って空腹気味の長男坊も次男坊も、親鳥(→ オオタカの場合 抱卵し育雛するのはメスが多い。 オスは餌を運んで来てメスに渡す)に餌を持って来いと 常に大声で鳴き続けておりました。  

(↓)は 翼を広げながら鳴く次男坊で、 翼の表と裏の模様を見て下さい。




(↓)は 水浴び後に翼と尾羽を広げて乾かす長男坊です。


(↓)は 3兄弟を遠くから見守り続けている?母親が 久しぶりに餌を持って来た時の姿です。


最後に、オオタカ 若鳥3兄弟を見に集まって来た 大勢の鳥撮り屋さん達です。 (この右側にも ほぼ同数の鳥撮り屋さん達がいました)


この都会の公園で オオタカが繁殖するのは 少なくとも3年連続だそうで、来年もまた 繁殖して欲しいものです。




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