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尾の鼻の狐・・・ふるさとに伝わる日本むかし話

2020-05-13 | ふるさと



ベス🐕‍🦺と朝の散歩は、だんだん遠くへ、歩いたことのない方面へと変わってきてきます

ルーティンのようなコースはベスも飽きるみたいです

新しい道を歩き始めると、足どりも軽く、リードを引っ張ります

私の祖母の出身地近くまでベスに引かれて歩いていたら、橋の側に石碑がありました

立ち止まって読み始めると、あら、どこかで聞いたようなお話です

尾ノ鼻の狐

むかし、古狐が夜通る人をだましていたずらをしていました。

そのため、横峯の一郎茶屋では、古狐のいたずらを防ぐために「シロ」という、白毛の大きな犬を飼っていました。

ある夜、堂前の権右衛門という人のもとに、「今晩、横峯のある家に嫁入りするのだが、途中茶屋の前を通るので、キツネよけの大犬が吠えると困るから取り押さえておいてくれ」と言う、嫁入りの一行が訪ねました。そこで、権右衛門は言われるまま、シロに綱をかけて一行が通り過ぎるまでひかえてあげました。そのお礼に権右衛門は、両手一杯の小判をもらいました。

次の朝両手一杯もらった権右衛門の小判は

葉っぱになっていました。また横峯には嫁入りの家は一軒もありませんでした。

尾の鼻に伝わる狐のお話です。


地形は、盆地で周りは田畑。中央を川が流れていて、橋の辺りが両側の山が迫り出して一番狭くなっています

夜道は、暗くて怖い場所だったのでしょう

夜道は用心して歩きなさいと、子供たちに教えていたのが、このようなお話が出来たのでしょうね

それにしても、なんとなく、どこかで聞いたような内容


あの、🎶でんでんでんぐり返ってバイバイバイ🎶のメロディーが頭の中でリフレインされてました😄


ベスと歩いていると、面白い発見があり、散歩の楽しさも倍になっています



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