これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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豊玉姫神社の由来・・・ベスとの散歩で見つけた所

2020-05-15 | 終の棲家の色々



特攻基地の三角兵舎跡地を訪ねたくて、散歩に出ました

早朝7時前に 車は平和公園内の駐車場に停めて、歩き始めました

前回戦闘指揮所跡地まで歩いたのですが、三角兵舎があったのは、さらに1キロほど杉林のある山手です

途中、お社がありました
そして石碑も




この辺りを取違(とりちがい)集落といい、その名前の由来が書いてあります




取違(とりちがい)の意味

海の神である父親に、川辺と知覧をそれぞれ治めるために、豊玉姫と玉依姫姉妹が遣わされました
ところがこの集落で一晩の宿を取られた際、妹である玉依姫は水田の多い川辺の方がよくなり、朝一番に馬で出かけてしまいました
朝起きた豊玉姫は仕方なく牛に乗って知覧へ向かいました
活発で知恵のきく玉依姫の気質は、川辺人気質に受け継がれ、のんびりした優しい気質は知覧の人に受け継がれたと今でも語り継がれています
行き先をこの集落で取り違えてしまったことから、この集落を取違と言うようになりました
豊玉姫は知覧の豊玉姫神社に、玉依姫は川辺の飯倉神社に祭ってあります

車で通ると あちこちに豊玉姫に関する史跡がある知覧ですが、取違は初めて知った伝承でした

豊玉姫神社は 帰省した折、子供の七五三のお払いや孫のお払いもしてもらった馴染みのある神社です

最近では、車を買い直した時にベス🐕‍🦺も一緒にお払いしてもらいました

コロナ自粛で参拝者も他になく、ベスも一緒に昇殿して本殿に入りました

膝に抱いていましたが、ワンと一言発することもなく、お払いも私と一緒にしてもらいました😄




👆は、お払いが終わった後

正月三ヶ日と水カラクリ人形が動く夏以外、いつもひっそりとしている神社です

この時は、豊玉姫神社の由来も知らなかったのですが、散歩して地名の由来や神社⛩の名前の由来を知ることが出来ました

いつもベスの気の向くままに歩いているのですが、嬉しい発見があると不思議な力を感じます

そうそう、川辺人は昔から商売上手で、仏壇制作でも有名です
二月初めの二日市はあちこちから大勢の車で人がやってくるお祭りのような市で、2日間あります

同じ二日市でも知覧の市は風前の灯😰

知覧は昔からお茶で有名で 知覧茶はブランドですが、平成の合併で同じ市に統合された後、合併されたもう二つの町で生産されるお茶にも知覧茶の名前が使われるようになりました

この辺も経緯も、お人好しでのんびりした知覧人の気質の表れのような気がします

終の棲家の地の 民間伝承と神話の紹介でした




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