これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

今日は叔父のお見舞い … ガンと宣告されても 怖くない時代がきたことを実感

2010-07-17 | 日々の雑感
二週間ほど前 実家の父が夢を見た。 夢に 父の妹の連れ合い(叔父)が出てきたという。

私の祖母や父は よく夢を見る人で 『夢見ぃが悪かったから 気になって』なんてことを よく言っていた。

今回は的中? 

電話をして、叔父が前立腺ガンと言われ 入院・手術が近いということを知ったという。

わが身も心配な父なのに、妹夫婦のことが気になり 動揺し 涙しているということだった。

そこで 私の出番。 いとこに電話すると、かなり詳しく聞くことができた。

最初は 今年の始めあたりから 下腹部の不調を訴え、いくつかの病院で診断された後、泌尿器科で前立腺がんと言われたという。

そして 東京医大付属病院が紹介されて 色々な検査の後、手術することに決まったという。

その手術が 私も初めて聞く内容だった。

ロボットが手術する のだという。 アメリカでは前立腺がんの手術では ロボット手術が一般的になってきているが 日本では 東京医大ぐらいしか実績がないらしい。

メリットが多いということで、その手術方法を選んだそうだ。

もちろん 手術は成功、回復も順調ということで、本日 宇都宮から出てきた妹と二人で見舞いとなった。

面会は病室ではなく 面会コーナーで。

今日カテーテルなどすべての管を取り外したということで 下腹部を少々かばいながらも 足取りもしっかりしているし、顔色もすこぶるいい。

オペ担当の先生は九州に東北にと 日本全国を このオペの為に飛び回っているそうだ。

万が一に備えて 自己輸血の為に血液を準備したものの ほとんど出血もなく 輸血は必要なかったという。

近い将来 オペ担当の先生は東京医大に居ながらにして 九州や 東北 北海道など 遠隔地の患者を ロボットの遠隔操作で手術するようになる とも聞いて ますます 驚き。

そうなると オペ担当の先生は 全国を飛び回る時間と体力のロスもなくなり この手術の恩恵を受ける患者も増えることでしょう。

実家の父の心配とはうらはらに 回復も早く元気そうな叔父に会えてほっとしたし その後妹と二人でとった食事も 楽しいものになった。

叔父はタイミングも運も良かったのかもしれないが ガンを宣告されても さほど怖がらなくていい時代が確実にきていることを実感した一日になった。

東京医大のロボット手術の紹介記事は こちら

先進医療技術の紹介の記事は こちら 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする