四国は 高地の 山間部にあるという 馬路村 (うまじむらとよみます)の 存在を知ったのは 二十年近く前?
柚子ポン酢を 友人に紹介された時です。
以来 我が家では ポン酢といえば 馬路村のポン酢 しか あり得ないというほどの 贔屓になってしまいました。
最初の頃は 取り扱い店舗がなく、取り寄せていました。
そのうち スーパーや デパ地下でも見かけるようになり もっぱら 地元で買っていたのに、
小麦やバターなどが値上がりした数年前から 見かけなくなり またもお取り寄せに逆戻りです。
何故に そこまで ポン酢ごときにこだわるのかと言えば、やはり原料がいいのでしょう。
まず 酢の酸っぱさが 全くないのです。
では この贔屓のポン酢の酸っぱさは 何かと言えば クエン酸の酸味のさわやかさが勝っているということでしょうか。
そして 酸味と塩分のバランスが絶妙で、 しょっぱくもないのです。
今では 馬路村のウェブページも出来 簡単に買い物できるようになりました。
二年ほど前に お取り寄せして以来 年に数回 カタログが届きます。
そのカタログが 面白いのです。
まるで 巨大な絵てがみ風。
今回は 季節外れ?のカタログが届きました。
その中に なんと 豊作のおすそわけ というタイトルで 柚子加工品の詰め合わせが 単品購入よい二割ほど安くなっています。
欲しいのは ポン酢と柚子絞り汁なのですが、またまたお得感に惹かれて セット購入。
柚子こしょうは、いつも鹿児島 末吉産のものを使っているものの、こちらも美味しそうです。
あと二つは 柚子ジュースと 柚子茶です。 柚子茶は 柚子のコンフィチュールのような仕上がりで、
お風呂上がりに 氷と水で割って試してみました。
ヨーグルトにもよさそう。
ジュースは 子供が小さかった頃、お取り寄せしていたので、プーサンが懐かしがって 喜んで飲み干しました。
もう一つ 嬉しかったこと、箱詰めの為のパッキング材が タオルだったことです。
これが 人口千人ほどの小さな村の 農業協同組合のものだから 驚きです。
粋でエコで 買い手想いの工夫じゃないですか。
こんな物作りをしている 馬路村 一度行ってみたいと思ってしまうのは 私だけではないでしょう。