子供たちが揃ったときにでも作りましょう と 買って冷凍してあった ポークスペアリブ1kg。
お嫁ちゃんが孫ちゃん連れで遊びに来たので 出番となりました。
スペアリブは 郷土料理の豚骨煮か マスタード煮のどちらかを よく作るのですが、 今回は 古い飲み残しの梅酒を使いきろうと 梅酒で煮ることにしました。

まず 中華鍋を熱し サラダ油少々を回して スペアリブのすべての面に焦げ目がつくほど焼きます。 火は中火の強火ぐらいで。

全体にこんがりと焼き目がついたら たっぷりのお湯を注ぎ しばらく煮ます(沸騰して1~2分ほど)。
ここで肉に余分な油とアクを取り除きます。

圧力なべに肉を移し 梅酒 1カップ お酢 1カップ 醤油 1カップ (好みで砂糖 大さじ1~2) を入れて さらに肉が隠れるぐらいの水を足します。
圧力がかかって5分ほどしたら 火を止めます。
圧力が抜けた後 蓋を取り 煮汁の半分以上を煮詰めて味を見て出来上がりです。
途中でエリンギの割いたものを入れて一緒に煮ました。
ところで 上の子とちょっとだけ買い物に行きたいということで 初めて 下の孫ちゃんは私と留守番でした。
いつもは 母乳のみで(母乳で十分足りてはいるのですが) 調整粉乳を飲ませようとしても 嫌な顔をして 絶対に哺乳瓶のミルクを吸わないと 嘆いていたお嫁ちゃん。
調整粉乳を飲まないと お預けが出来ないので たまには飲ませて馴らしておいた方がいいわよ とは 言っていました (もちろん 孫守がしたいばぁばの言です)
ミルクをあげる人が変われば 飲むというのでと 100cc分の調整粉乳が入った哺乳瓶を準備してきていました。
お出かけ前に おっぱいをあげていったらと私も勧め、お嫁ちゃんも飲ませようとしたものの お腹が空いていないのか、なんとなくおいてきぼりになるのを感じたのか ほとんど飲みませんでした。
ママと上の子が出かけた後、 私はルンルンで スリングに入れ お話してあやしていると すぅーっと寝入ってしまいました。
そのまま スリングに入れたままの状態で一緒にお昼寝したものの 1時間ちょっとで目を覚まし 泣き出しました。
おむつを確かめ ミルクを作って飲ませようとしますが、泣いて嫌がります。
その泣き方が半端ではないのです。
私の下の子のプーサンも 母乳以外は絶対に飲まない赤ん坊でした。
生後6ケ月が過ぎて職場復帰した私は お昼に 授乳に保育園に出かけていたものの、お昼前の1回と午後の1回のミルクタイムは 保母さん泣かせで 哺乳瓶を嫌がっていました。
それで 保母さんは プーサンには スプーンでミルクをあげるという涙ぐましい努力をしてくださったのですが、
そんなことを 哺乳瓶を嫌がり大泣きする孫ちゃんをあやしながら 思い出しました。
そこで 私もスプーンを使ってみることに。
泣きやんだところを見はからい 哺乳瓶の乳首を取って 小さなスプーンにミルクを取り 口にもっていくと どうにか口を開けて 入れてくれます。
しかし おっぱいではないとすぐにわかって またも大泣きが始まります。
あやして 泣きやんで またもう一口 そして またも大泣きということを7回ほど繰り返しましたが、さすがに可哀そうになってしまいました。
私も泣きたい気分です。
そうか そうか 嫌なのね ママのおっぱい以外は嫌なのね お顔も肌の色もよくプーサンに似ているけど おっぱい以外は嫌っていうのも同じなのね と 語りかけながら やめてしまいました。
音楽でも聴いて 気でも紛らわせましょうかと 言いながら 片手で バロック音楽のCDを探すものの 見つかりません。
上の孫も好きなエンヤのCDをかけてみました。
すると 泣きやみ ひくひくいいながらも またも寝てしまいました。
最初の寝ざめから さらに1時間ちょっと経っていました。
ほどなく お嫁ちゃんと上の子が帰ってきて 一安心。
30分ほどして 目を覚ました孫ちゃんは ママの顔を見て ニコニコです。
一生懸命声を出して おしゃべりします。
こんなにママ大好きを全身で発しているのですから 母親はこの時期を乗り切れるのでしょう。
離乳食もまだスタートしていないのですから この状態が続く限り お預かりはしばらく出来そうにありません。 ばぁばとしては ちょっと残念。
上の子は ママと二人でお出かけできて 上機嫌でした。