歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

ジャンプ流 冨樫義博

2016年11月03日 | 日記
小学生の頃から、好きで好きでしょうがなかった漫画が3つある。

それは冨樫義博の「幽遊白書」、「レベルE」、「HUNTER×HUNTER」だ。

気づけばおなじ作者だった。

休み時間、友達にドッチボールしようと誘われても、

断ってその漫画のキャラクターをノートに描いているような小学生だった。



漫画家冨樫義博に関しては、賛否両論あると思う。

週刊連載が基本のジャンプにおいて休載し続けたり、

絵のクオリティーが著しく低い時などが多々あったからだ。

それでいてストーリーが抜群に面白いわけで、熱狂的ファンは多い。

今なお続いている「HUNTER×HUNTER」だが、

最近出た新刊は売り上げを見込んでかコンビニでさえ10冊ほど陳列しているのを見かけた。

熱狂的というと少し違うけど、私も富樫義博に絶大なる信頼をくファンの一人だ。

彼の作る物語は必ず面白い。

物語のための都合のいいキャラクターなんて一人もいない。

それぞれが漫画という舞台の中で生きているのだ。

どんなに連載が遅れようが、文句は一切ない。

ただひたすら待ち続けるのみ。

一つ心から願うのは長生きしてくださいということだけ。



最近集英社がジャンプ流というシリーズ企画をやっている。

「伝説の作家たちの秘密大公開!!!!!!

作家たちの魂と技を、音と映像で体感せよ!ジャンプ秘伝のDVD付き分冊マンガ講座」

と銘打って作家ごとにDVD付きセットとして特集がくまれ順次発売されていくのだ。

主に漫画家になりたい人に向けたシリーズだと思われる。



それで昨日11月2日発売の第21弾が我らが冨樫義博だったのだ。

さっそく手に入れ即鑑賞。

DVDのほとんどが富樫が淡々とクラピカを書いている映像が続く。

それでも私にとっては「富樫がクラピカを書いてる!!」というミーハー心が騒ぐのだ。

本物のクラピカを描けるのは富樫しかいないんだなぁと再確認した。

DVDでは富樫の顔が一度も映されていなかったのが少し残念だったが、

付録の冊子にインタビューが結構載っていたので満足。

安いのでファンにはお勧めのセットです。



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