歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

美味しすぎるもろこしご飯

2018年07月24日 | 日記
かつてない猛暑が続くこの夏だけど、これから毎年こんな感じなのだろうか、いやだな〜。

去年の関東は7月はまぁまぁ暑かったけれど、8月は雨ばかりであまり夏を感じなかった。

だから来年もまた気まぐれに冷夏が戻ってくる、という淡い期待を密かに持っている。

これからずっとこの破滅的な天気を「夏」と呼ぶだなんていや。



ところで先日、農家をしている地元の友達から野菜が届いた。

中にはパプリカ、きゅうり、トマトと一緒に立派なとうもろこしが入っていた。

今までとうもろこしを買ったこともなければ、調理したこともない。

しかしタイミングのいいことに1ヶ月くらい前に夫の友人からとうもろこしご飯のレシピをもらっていたのだ。

これはやるしかないと袖をまくり気合をいれるも、あまりに簡単なレシピだったので拍子抜け。

出来上がりが余程よかったのでレシピを紹介したい。



必要なもの

お米:2合
水:お米を炊く用(2合分)
とうもろこし:1本
塩:小さじ1強



1米を研ぎ水加減して30分おく。

2その間にとうもろこしの準備。
 とうもろこしは長さ半分にしてから縦に置き、
 上から包丁でそぎ落とすように実を切り落とす。
 実と芯はどちらも使う。




3お米を30分置いたら塩を加えて溶かし混ぜ、
 とうもろこしの実と芯を入れて炊飯スタート。



以上。
炊飯は炊飯器でもいいし土鍋などお気に入りの鍋でもいい。
芯を入れるのはより風味や甘みが増すから。

炊き上がり、蓋を開けるとふんわ〜ととうもろこしの甘い匂いが。



これがはっとするくらい美味しい!

とうもろこしのだしが染み込んだ甘いご飯とシャキシャキした食感の新鮮なコーンの絶妙コラボ。

劇的に簡単なので是非。

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ベルギーに惚れたW杯

2018年07月15日 | スポーツ
先ほどW杯3位決定戦ベルギー対イングランドを観たばかりで、まだ興奮冷めやらぬ状態だ。

決勝リーグ第1戦で日本が3−2で負けてからはずっとベルギーを応援していた。

そのため試合観戦数も日本と同じく最多の4試合になったわけが、これが幸運だった。


開始早々シャドリのアシストから1点目を決めたムニエ。



そもそも日本とドイツ以外の試合は単純に面白い試合が観たいから観ている。

なんとなく一方を応援していたとしても1点入ったら今度は負けている方を応援したりとフラフラだ。

緊張感のある接戦と、トッププレイヤーたちの気持ちのいいプレーを観たいだけなのだ。

そんな中なんとなくずっとベルギーを追いかけていたわけだが、これがなんとも面白い。



ベルギーの魅力は語りきれないが、あえて語るならまず個性的なキャラクターがあげられる。

これは非常に個人的な好みの話だ。

かっこよすぎるキャプテン、エデン・ミハエル・アザール(名前までかっこいい)にはじまり、

美しいパスで空気を変えてしまうケビン・デ・ブルイネ(通称デブちゃん)、

鉄壁GKクルトワ、絶対的安心感のCBヴァンサン・コンパニ、走る冷蔵庫ロメル・ルカク、

頼れるCBアルデルワイレルドとヴェルトンゲン、

テクノアフロのミッドフィルター・ヴィツェル、原始的アフロのフェライニ、

WBのムニエ、シャドリ、カラスコ、背の低いトップ下メルテンス、

その他にもバチュアイ、ムサ・デンベレ、ティーレマンス、フェルメーレンとあげたらキリがない。

フランスのデンベレに注目していたが、もはやデンベレといえばベルギーのムサ・デンベレに取って代わってしまった。

何と言っても皆個性的な顔で覚えやすい。

勝手な妄想だが、皆やんちゃそうな雰囲気なのに一生懸命というギャップもまた良し。



次にプレーのスピード感がたまらない。

カウンターに入った時の切り替えの速さとボールを進めるスピード、またゴールに対する皆の姿勢がまっすぐでかっこいい。

今日の試合では後半35分くらいのアザールのヒールパスからつながった華麗な左右揺さぶりカウンターが最高だった。

アザール(ヒール)→左メルテンス→中央デ・ブルイネ(ヒール)→左メルテンス→中央デ・ブルイネ→左メルテンス→右サイドのムニエのダイレクトシュート。

決まらなかったけれど観てるこっちはウッヒョッヒョーーー!!という感じ。

ちなみに今日の試合の「感動した瞬間ベスト3」がこの一連のパス回しだ。



また個性の集まりにもかかわらずちゃんと守備ができるところも魅力的だ。

前回のユーロでは若いチームだったせいか個性は光るが組織力に欠けていたように思う。

攻撃面でもそうだが、特に守備面において今ほど成熟していなかったように思う(それでもベスト8だったが)

それが今回はコンパニ(通称お父さん)とクルトワを中心によく守っていた。

今日の試合の「感動した瞬間ベスト2」はダイアーの決定的なシュートをアルデルワイレルドが間一髪で防いだ場面だ。

日本戦でも麻也や昌子の鬼気迫る守備にはいつも感動させられた。



そしてトッププレイヤーたちが期待を裏切らないというのも1つの見所だと思う。

決勝リーグではなかなかボールに触れなかったロメル・ルカクだが、彼はグループリーグだけで4得点もあげている。

デ・ブルイネは常に決定的な瞬間を作り続けたし、美しいスルーパスには心底惚れた。

アザールがボールを持つと何かはじまる予感にワクワクさせられたし、ドリブルの保持力は圧倒的だった。

今日の試合でもっとも決定的だったベルギーの2点目はまさにデ・ブルイネのパスからつながったアザールの最高のゴールだった。

これが今日の試合の「感動した瞬間ベスト1」だ。

ゴールを決めた瞬間に夫Kが「さすが我らの誇れる兄貴」と言ったが、33歳になる夫からすれば6つも年下なのは置いておこう。




今回クールなアザールの笑顔を観たくて画面に張り付いていたが、自身がゴールを決めた時でさえ満面の笑みは見れなかった。
でも試合中にずっと眉間にしわを寄せているのを考えれば、アザールにとってこの笑顔は相当晴れやかな顔なのかもしれない。


一度はW杯ベスト4にまでなったベルギーだったが2002年の日韓W杯以降低迷期に入り2010年にはFIFAランク68位にまで落ちた。

しかし並々ならぬ育成改革でここまで強くなったのだそうだ。

具体的な改革については難しくてよくわからなかったのでここでは割愛する。

しかもベルギーには公用語が3つもあるため以前は言葉の壁も大きな問題だったらしい。

その問題に関しても英語が話せる選手が通訳に従事たりなんだりと積極的に取り組んだのだとか。



というわけですっかりベルギーファンになってしまった。

ベルギーのトップ選手はほとんどがプレミヤリーグ所属なのでこれからクラブサッカーも観てみようかという気になっている。

面白いサッカーをするという意味では今はドイツより注目している。

ドイツの組織的なサッカーも好きだけど、今大会ではなぜか迫力がなかった。

私の好きなエジルもなんだか腑抜けていたし、絶対勝つぞー!という覇気が感じられない。

強いと言われすぎてマンネリ化してしまったのか前回王者の不吉なジンクスを破れなかっただけなのかわからないけれど、

もしかしたらドイツはメンバーなのか精神面なのか何かしら一新する必要があるのかもね(ヴェール監督は続投らしい)。

こちらもどうなっていくのか見守っていこうと思う。



フランスやイングランドなど若いチームの活躍が目立つ中、決勝まで上がったクロアチアの熟練チームは是非とも応援したい。

イングランド戦でフラフラになりながらも走り続けるモドリッチの姿を観て感動してしまった。

ほとんどの選手が名前の最後に「チ」がつくので覚えにくいけれど、一旦覚えてしまえば忘れない。

ペリシッチやスバシッチ、ラキティッチにマンジュキッチ、個人的にはおじさんの中で一人元気いっぱいのレビッチ(24歳)がお気に入り。

フランスを応援している夫とは明日の決勝戦は敵同士である。

どうなることやら。


ベルギーがW杯最高成績の初3位!
アザールとデ・ブルイネが仲よさそうで微笑ましい。
アザールの後ろにはコーチのアンリもいる。
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ヨガの時間

2018年07月03日 | 日記
先日知り合いがやっているヨガ会の手伝いでヨガをしてきた。

東京ど真ん中に位置するとある庭園の涼亭に上がり、

い草の匂いが仄かに香る畳の部屋にマットを敷き詰めて皆でヨガをする。

私のお気に入りの場所だ。

今回で4回目だが17時半集合の会は初めてだった。



石の上に亀発見。

手前で亀が泳いでいたので眺めていたら、

左下からぬっと視界に現れたストレンジャーに思わずヒャっと声が漏れる。



すっぽんのなんとも言えない異星種的外見は、お世辞にもかわいいとは言えない。

人間が何を思おうが関係ないのだろうけど。

そのまま泳いで石に到達し、鯉も寄ってきてみんなで集合写真。





西から差す強い光が対岸を橙色に染めはじめるころ、

彼女の声がかかり皆ヨガマットの上に戻った。

彼女と一緒にするヨガは多分(他を知らないから)ゆったりしている。

何も押し付けず、何も求めない。

ディジュリドゥのように芯に響くような声で静かに語りかける。

具体的な効果を求めるスポーティーなヨガのイメージが強かったので新鮮だった。



こんな気持ちのいい場所で、このようなやりやすい環境で、ヨガをして改めて思うことがある。

私は皆と同じ動きをしたり一連の動きを覚えたりするのが苦手だということ。

4回もやっているのにヨガがちっとも私に寄ってこない。

皆と同じポーズを取ることが必ずしも正解ではないのだろうが、

初心者はまず形や重心を置く位置を体で覚えるというのが基本であろう。

そもそもヨガのなんたるかを全く知らないままやっているので少し滑稽かもしれない。

思い返せば昔からそうである。



体育の授業や運動会、ラジオ体操など満足できるような協調性を示せたことがほとんどない。

当時は苦手意識がないどころか日々無意識的に言われたことをしていただけで、

ダンスや体操をするときは人の動きをなんとなく大雑把に真似していたので常に人より一歩遅れていた。

その他の分野も同様だ。

学校の校歌や合唱曲の歌詞、メロディを覚えたことがほとんどない。

音痴なことだけは自覚していたからあまり大きい声で歌ってはいけないことは理解していたが、

今覚えばなぜあんなに適当だったのかよくわからない。

どちらかといえば優等生だったが、いろんなことに受け身で運動神経も悪かった。

大学生の頃地元の友達の結婚式があり余興でモーニング娘。のダンスを踊ることになり、

私は謝り倒してメンバーから外してもらったくらいだ。

今の小学生はダンスが必修科目らしいので、外野から勝手に「お気の毒に」と思っている。



ヨガは呼吸が重要で、ヨガの最中は基本的にウジャイ呼吸をする。

寒い時に手を温めるため口に手を当てて「ハァー」と息を吐くことがあると思うが、それを鼻呼吸でする感じだ。

あくまで私の理解だから成否は横に置いておく。

喉にくぐもった摩擦を感じ、吐く時も吸う時も普段より長く時間を使う。

これは私のお気に入りで、普段から深呼吸をする時はウジャイ呼吸をしている。

ヨガをしている時ポーズの最中に部屋のいたるところからウジャイ呼吸の音が聞こえてくるがこれがなかなか心地いい。



戦士のポーズで西に顔を向けると空がピンクに染まっていた。

以前行った早朝の会もよかったが、夕方も乙ですな。

こんな私でもたまーに動きと呼吸がピタッとはまることがある。

よくわからないけどそういうことなのかもしれない。

人任せのヨガタイムだが不規則かつ無秩序な私の生活マップにピンを一つ押すような感じがある。



いつの間にか夜になっていた。

彼女の旦那さんがデザインした証明がきれい。





W杯日本代表ありがとう!

ベルギー戦の後半では夫と二人テレビの前で立ったまま応援していた。

力が入りすぎて座っていられなかったのだ。

本当にお疲れ様でした。



6日のフランス対ウルグアイ、ブラジル対ベルギーは見ものですな。

日本対ベルギー戦を前のめりで見たことですでにベルギーに親しみを感じている。

ということでここからはベルギーを応援しようと思う。
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