歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

測量野鳥届く

2020年07月23日 | 文房具


クラフト紙で包まれたこの四角柱が届くとなんだかとてもいい気分になる。

紅茶でも入れて一息いれましょかてな具合に。

いったい何かと言うと、測量野鳥10冊セット、どどーん!!



好きな文房具というのは、本当に心を豊かにしてくれる。

はぁ新しい匂いがする〜♫

文房具で重要なのは値段ではない。

どれだけ本気で気に入っているかが大事なのだ。

私がどれだけ測量野鳥に全幅の信頼を置いていることか。

値段、サイズ、ペンのノリ、開いた時のフラット感、愛着の総合点で他の追随を許さない。

中でも長年愛用しているボールペン「uni-ball Signo DX0.38」と、

「STABILO バイオニックワーカー」との相性が抜群。

ちなみに夫はボールペンなら断然ジェットストリームらしい。

確かになめらかな書きごごちがたまらないが、私はインクがたくさん出る方が好きなのだ。



とにかく何を書くにも測量野鳥で、残り5冊を切ると落ち着かなくなる。

そこですかさずポチッといくわけだ。

10冊セットで買うとお得なのでおすすめ。

以前テレビで探検家が愛用している姿を見て誇らしかったのを覚えている。

やはりフィールドワークのために作られただけはある。



それにしても好きな文房具に囲まれて過ごすのって、なんて幸せなんだろ〜♬。

いいにおいグフフフフ
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小さいムファサと似た者飼い主

2020年07月23日 | 日記
先日紹介した寿限無ですが朝からにゃんにゃこにゃんにゃこ元気なこって、

まだ生後3ヶ月だからいつも遊びたくて遊びたくてウズウズしている。

うかつに小物とか紐を手に取ると目を爛々とさせお尻をフリフリ、

おいら生粋のハンターにゃのだ!!と言わんばかりに飛びついてくる。

それをぬはっっ!!と振り払うわけだが、

どうやら大げさな反応が勘違いさせてしまうらしい。

もっともっとと絡みついてくるのだから始末が悪い。


なぜかサンダルが好きらしい



そんな元気いっぱいの寿限無だが、

獲物を捉えるとき飛びつくフォームがライオンキングのムファサにそっくりで可笑しい。

紐の先に丸めた紙をくっつけて遊んでいるとかなりの頻度でムファサポーズが見れる。

グワッとジャンプするのだが前足が内側に向いていて後ろ足が伸びているネコ科特有の形だ。

ムファサと違って迫力がないもんだから、思わずプッと笑ってしまう。

この小さいムファサだけどとどまるところを知らない。





長らく人間だけで生活してきたのであっちでガシャン、こっちでドシャンには慣れていない。

2階で暴れとるな〜と思いつつとりあえず放っておくと、

本棚の本が崩れていたり畳んだ服がめちゃめちゃになっていたり、

これには思わず目を覆いたくなる。



小さいムファサは、人間の仕事中もおかまいなしだから困ったもの。

夫が床に資料を広げて慌ただしくしているときも、夫の膝の上に寝転がり彼の手を追いかけているし、

私がパソコンで作業しているとキーボードの音が気になるのかデスクトップの裏から手を出してくる。

先日頼まれて知人の店のユニフォームの絵をパソコンで描いているときもそうだった。

ゴロンとキーボードの上に寝転がりやがる。

こっちも悠長にどいてくれーいとどかすだけ。

部屋から追い出せばいいのだろうけどドアを締め切るのが好きじゃないのでしょうがない。

ついにノートパソコンがバタンとひっくり返った。

もー!!と思って元に戻すと画面が変わっていた。

ちょっと嫌な予感。

こまめに保存してるつもりだが、その時に限って長時間保存してなかったのだ。

案の定データがとんでいた。

胃のあたりがずしん。

とほほ、共存するためには締め出すこともしなきゃなと反省。





そしてついさっき、インクで紙に絵を描いているとやはりやつはやってきた。

机から何度降ろしても這い上がってくる。

根性あるやっちゃ。

落書きということもあり私もちょっと悪ふざけで、

紙に描かれていく線に夢中のムファサを放って描きつづけてみた。

すると盛り上がってきたムファサはペシッとペン先を引っ掛けたのだが、

なんとその先にインクの瓶があったのだ。

インクの瓶は大きくスライドし黒々としたインクが私の服やお気に入りの椅子、新しい床に飛び散った。

あ〜あ〜またやってもーた。

耐水性のインクだから乾いたら厄介なので、急いで汚れをおとしたのだが、

服と椅子の汚れは取れるわけもなくとほほと肩を落とす。

反省せず自分の好奇心のまま行動してしまうのは飼い主も同じか。

まぁ仲良くやっていこうぜムファサ、じゃなくて寿限無。


作業机の上に寿限無スペースを作っておいたら素直にそこで寝るやつ。
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寿限無現る

2020年07月20日 | 日記
寿限無 寿限無 五劫のすりきれ
海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
食う寝るところに住むところ
やぶら小路のぶら小路
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのクーリンダイ
クーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助



有名な落語の演目『寿限無』に出てくる子供の名前。

長い名前をいちいち呼ぶのが大変で、そこが笑いどころ。

なんとなく子どもの頃に母が口ずさんでいたのを覚えている。



4月に実家の隣の寺の猫が出産した。

その中の1匹を引き取ることになったのだ。

その猫に寿限無と名付けた。

友達と猫の名前についてあーだこーだ言っているとき、

唐突に友達が「寿限無」と言いだし「それだ!!」となった。

ピンとくるってのは結構大事。

猫を飼うなら名前は「護民官ペトロニウス(通称ピート)」と決めていた。

私の好きな小説『夏への扉』に出てくる猫の名前だ。

亀を飼うなら「カシオペイヤ(小説『モモ』より)」にするっていうのと同じ発想。

でも珍しく夫に拒否されたので泣く泣く諦めた。



7月1日に友達4人に手伝ってもらって引っ越しをし、

2、3日で最低限猫を迎え入れるほどに片付けをし、

4日にはるばる石川県の実家まで迎えに行った。

夫の仕事の都合に合わせ、コロナのこともあるので1泊2日の弾丸帰省。

6、7時間ある大移動が心配で事前にいろいろ調べたはいいけど、

さみし泣きする以外は酔ってる様子もなく終始おとなしかった、一安心。





帰ってきた当日は母親を探すようにさみしそうに鳴いていたけれど、

次の日からピタッと元気になって子猫の切り替えの早さに驚いた。

本当のところはわからないけれど。

トイレは匂いのついた砂をもらっていたので、

それを新しいトイレに入れたら粗相もなく一回で覚えた。

猫って結構かしこいんか。



寿限無を連れ帰って初っ端5日間夫は仕事で家を留守にしたので、

唐突に始まった新しい家(しかも片付いていない)での猫との生活。

全く知らない街に住む多少のストレスと新しい存在への多少の戸惑い。

ただ「かわいい」「癒しだ」などということにはらず、

若干の猫見知りを感じながらの手探りの新生活。

が、しかしこやつの愛らしさは無限大だった。


捨てる予定の洗濯カゴ。この中がお気に入り。


よく半目で寝ている。


一旦離れて戻ると私の椅子で寝ていた。


作業してると邪魔してくる。天使なのか。


あの、仕事にならないんですけど。



あなた犬なの?ってくらい人間にべったり。

もうちょっと自立して欲しいんだけど、子猫だからしょうがないのかな。

どんなに邪魔で鬱陶しくてうるさくてもなぜか笑ってしまう。

この家にきてまだ半月なのに、もう寿限無がいない生活は想像できないなあ〜。

はちゃ〜〜。




親父は実家の菊千代、今まで見た猫の中で一番好きなビジュアルをした猫だ。

母親は隣の寺のゆき、誰もがいい猫という性格のべっぴんさんだ。

そういうわけで猫バカかもしれないけれど、

人間になったらアイドルになれるくらい顔が整っている我が家の寿限無でございやす。

以後お見知り置きを。

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