歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

STAR WARS episodeⅦ フォースの覚醒

2016年01月07日 | 映画
私にとってスターウォーズとはなんだろうか。

あまりにも当たり前に生活の中に潜んでいる。

映画が公開しなくたってスターウォーズの特集雑誌が本棚に置いてあるし、

砂漠に佇むC-3POとR2-D2のお気に入りのポスターもある。

もはやスターウォーズは好きか嫌いかという議論を超えた存在だ。

もしかしたら信仰に近いのかもしれない。



スターウォーズは常にワクワクを運んできてくれた。

小学5年生のころに公開されたエピソードⅠのパンフレットはすり切れる程読み返した。

パンフレットに描かれたキャラクターを眺めていると、虫博士と呼ばれる父は嬉しそうに

「スターウォーズに登場する変わった生き物や機械の多くは虫がモデルなんやで。」と言っていた。

ストーリーにあまり関係ないところで出てくる生き物や機械を観察するのも楽しみの1つだ。

家族みんなでスターウォーズ観るぞ!と気合いを入れてこたつを囲んだ風景が懐かしい。



小学生の頃はマーク・ハミル演じるルークに恋をしていた。

旧シリーズを見返すとエピソードⅣのルークが若々しくイケメンで驚いた。



そして周りの女の子がジャニーズやウィンズに熱をあげていた中学から高校にかけて、

私はエピソードⅡ、Ⅲのヘイデン・クリステンセン演じるアナキンにぞっこんだった。






今回はルーカスフィルムがディズニーに買収されてから初めてのスターウォーズ。

期待と不安が入り交じる。



高鳴る胸を押さえて、冷静を装いながら映画館へ出陣した。

IMAXの3Dは通常より800円も高いけれど迷わず購入。



はっきり言ってかなり面白い。

スターウォーズに流れる独特の空気は守りつつ、

万人に受け入れられそうな爽やかさを兼ね備えていてとても観やすかった。

そしてファンなら嬉しさ倍増オプション満載だ。

懐かしさと新しさのバランスが本当絶妙。



監督のJJはかなりのスターウォーズファンとみえる。

観る者の楽しみ方を熟知している。

とにかくかっこよくてゾクゾクする。



フォースの存在は空想かもしれないけれど、哲学的でとても自然に近いものでもあると思う。

言葉は違えど、この地球や宇宙も似たようなエネルギーで満ちているような気がしてならない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする