歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

昼下がりのジェームスディーン

2014年11月04日 | 日記
今更、フランシス・コッポラの大作『地獄の黙示録』を借りてきた。

「観るべき映画リスト」には昔から入っている。

しかし長くて暗いという時点で、相当な覚悟が必要なのだ。

今日も観る気が起こらなくて、そこら辺に転がしておいた。



古い名作・大作というものを案外観ていない事に気づく。

いつも観なければと思うのだけどいざレンタルビデオ店に行くと、

誰の保証もない無名の映画を借りてしまうことしばしば。

面白い発見をする事もあるけれど、はずれを引く事も少なくない。



最近TSUTAYAが推進している発掘良品というコーナーはなかなか優秀だ。

前にも書いたけれどそこで見つけた『ハロルドとモード』という70年代の映画は、

ここ数年の映画生活の中でかなりのヒット作品である。

またウォン・カーウァイ監督の香港映画『恋する惑星』、『天使の涙』など

時代を先駆けてつくられた斬新な作品であったり、

「フライドグリーントマト』など静かで質のいい社会派であったりとさまざま。

観る映画に困ったら、とりあえず発掘良品コーナーに行けば大丈夫。



なんの話してるんだか、終着地点が見当たらない。

今日はなんの目的もなくブログを書いてみた。

机の上ではジェームスディーンがこちらを睨んでいる。

『理由なき反抗』かな。

小さい頃、親と一緒に観ていて子どもながらにそのタイトルに惹かれたのを覚えている。

私も思春期はとげとげしていた方だと思う。

母にはよく「ぶすっとしてるとかわいくないよ」と言われていた。

ジェームスディーンさん、その気持ちわかりますよ。

でももういいではありませんか。

それより一緒に踊りませんか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする