産業技術記念館は、名古屋にあるトヨタ自動車の母体になった豊田織機の工場跡地を、産業史跡として博物館にしたものですが、世界のトヨタに恥じない、立派な施設です。柴田は何度も訪問していますが、全ての展示をきちんと見ようと思ったら、丸1日かけても無理だと思うほど、様々な展示が充実しています。柱は2つあって、織機と自動車です。非常に多くの展示があり、それが単に置かれているだけではなく、動作したり体験したり、物語を楽しむように作られています。下手な授業よりかは、余程、勉強になると思います。まだの方は是非、一度は行かれると良いと思います。
柴田は愛知の出身なので、実はどちらも縁が深いのです。まず、子供の頃は実家の近くには、のこぎり屋根の黒い工場が沢山あり、その中でガチャガチャと織機の鳴る音を聞いた覚えがあります。日本の経済成長のきっかけを作った繊維産業を支えたのが、この織機だったのだと思うと、豊田佐吉さんの先見の明と彼の努力には頭が下がる思いがします。
また、愛知にはトヨタを支える協力工場が沢山あって、自分の友人の家も工場などを経営しており、その様子を見ていると、皆、懸命な努力をしながら、自動車産業を支えてきたのが分かります。トヨタを頂点にしていますが、これを支えるためには、とても広い裾野がしっかりとしていないといけないのですが、日本の中小企業はそれを成し遂げているわけです。
トヨタ自動車については、世界1の自動車会社となり、経団連の会長を輩出する日本を牽引する企業となったわけで、その成長の歴史にはとても関心があります。色々と書籍を読んで勉強もしています。展示の資料を見ると、
=トヨタが、様々な失敗を乗り越えながら懸命な努力をしてここまで来たこと。
=決して始めから順風ではなく、幾度も危機を乗り越えながら成長したこと。
=世界1になった今も、次の成長に向けて自己研鑽を怠らないこと。
これらを見ると、研究室運営にあたっても、見習うべきことが多いです。様々な逆境に置かれても、それを何とか乗り越えてゆく力、それが本当の力であって、調子が悪いときこそ、真価が問われるのだと思いました。
また、これは柴田の思い込みかもしれませんが、展示にグループ企業の名前が並ぶとき、横書きでは、左が上座になると思うのですが、ここには創業の豊田織機があって、グループ企業が並んだあと、最後の下座にトヨタ自動車が書いてあります。世界1の会社になった今でも、創業の功績を称え、初心の思いを忘れずに、懸命に努力する気持ちが見えているようで、頭が下がる思いがします。
柴田は愛知の出身なので、実はどちらも縁が深いのです。まず、子供の頃は実家の近くには、のこぎり屋根の黒い工場が沢山あり、その中でガチャガチャと織機の鳴る音を聞いた覚えがあります。日本の経済成長のきっかけを作った繊維産業を支えたのが、この織機だったのだと思うと、豊田佐吉さんの先見の明と彼の努力には頭が下がる思いがします。
また、愛知にはトヨタを支える協力工場が沢山あって、自分の友人の家も工場などを経営しており、その様子を見ていると、皆、懸命な努力をしながら、自動車産業を支えてきたのが分かります。トヨタを頂点にしていますが、これを支えるためには、とても広い裾野がしっかりとしていないといけないのですが、日本の中小企業はそれを成し遂げているわけです。
トヨタ自動車については、世界1の自動車会社となり、経団連の会長を輩出する日本を牽引する企業となったわけで、その成長の歴史にはとても関心があります。色々と書籍を読んで勉強もしています。展示の資料を見ると、
=トヨタが、様々な失敗を乗り越えながら懸命な努力をしてここまで来たこと。
=決して始めから順風ではなく、幾度も危機を乗り越えながら成長したこと。
=世界1になった今も、次の成長に向けて自己研鑽を怠らないこと。
これらを見ると、研究室運営にあたっても、見習うべきことが多いです。様々な逆境に置かれても、それを何とか乗り越えてゆく力、それが本当の力であって、調子が悪いときこそ、真価が問われるのだと思いました。
また、これは柴田の思い込みかもしれませんが、展示にグループ企業の名前が並ぶとき、横書きでは、左が上座になると思うのですが、ここには創業の豊田織機があって、グループ企業が並んだあと、最後の下座にトヨタ自動車が書いてあります。世界1の会社になった今でも、創業の功績を称え、初心の思いを忘れずに、懸命に努力する気持ちが見えているようで、頭が下がる思いがします。