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多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

八王子市「打越八幡社」

2012年04月04日 | 神社
打越八幡社 

鎮座地 打越町1365

祭神 誉田別命 (はんだわけのみこと)
    素盞嗚命 (すさのおのみこと)
    天児屋根命 (あめのこやねのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 薬王寺

例大祭 7月15日 8月最終土曜

解説 
文治2年(1186)鎌倉鶴岡八幡宮のご分霊を遷したという。

正保2年(1645)社殿を再建。

慶安2年(1649)徳川家光より朱印地9石7斗を賜った。

以前には杉の大樹が多数あったが、
戦前に陸軍の薬品保管所になったためか枯死する木が多数出てしまった。

八王子市「大六天宮」

2012年04月03日 | 神社
大六天宮 

鎮座地 片倉町1632

祭神 面足尊 (おもだるのみこと)
    煌根命 (かしこののみこと)

解説 
車石地区の人々によって祀られた祠。

詳細不明。

八王子市「毘沙門神社」

2012年04月02日 | 神社
毘沙門神社 

鎮座地 宇津貫町273

祭神 毘沙門天?

旧格式 なし  

別当寺 本立寺

解説 
閑道谷戸地区の人々によって祀られた祠。

万治2年(1659)創建。

江戸時代には「天王堂」「天王様」といわれていた。

寛政元年(1789)再建されたが、
この時の遷宮導師は本立寺16世日舜がつとめた。

近年開発が進み周辺環境が一変してしまった。

ご神木のスダジイは樹齢300年、樹高18メートル、目通り4メートルの大樹。


毘沙門神社の御神木スダジイ



八王子市指定天然記念物

八王子市「浅間神社」

2012年04月01日 | 神社
浅間神社 

鎮座地 片倉町2009?

祭神 木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)

解説 
臺地区の人々によって祀られた祠。

「新編武蔵国風土記稿」には富士浅間社とある。

詳細不明。

恩方地区の神社概略

2012年04月01日 | 神社
恩方地区の神社概略

恩方地区は恩方・西寺方・小津などの各村からなる。

山村地帯であるが、
かつては甲州道中の裏道に当たる案下道(現在の陣場街道)の通る要衝で、
江戸時代には口留番所が置かれていた。

また戦国時代より下原鍛冶の根拠地として多くの刀鍛冶を生み出したことで知られる。


これにて恩方地区は終了!

次回より由井地区の神社を紹介予定。

八王子市「枠山神社」

2012年03月31日 | 神社
枠山神社 

鎮座地 上恩方3962?

祭神 大山祇命(おおやまつみのみこと)

旧格式 なし  

別当寺 村民持ち

解説 
下案下地区の人々によって祀られた祠。

「新編武蔵国風土記稿」には山神社とあり、
本殿の扁額も「山神社」となっている。


枠山神社狛犬



江戸時代の作と思われるが奉納年は確認できなかった。
同村竜蔵神社・上案下熊野神社にも江戸時代の狛犬が残る。

八王子市「上野原稲荷神社」

2012年03月30日 | 神社
上野原稲荷神社 

鎮座地 下恩方町768

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 ?

例大祭 2月初午?

解説 
詳細不明。

写真手前に見えるご神木の楠は、
特に説明は無いがかなりの大樹。

八王子市「天神社」

2012年03月29日 | 神社
天神社 

鎮座地 上恩方町2799

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 無格社  

別当寺 村民持ち

例大祭 3月25日

解説 
黒沼田地区の人々によって祀られた祠。

新田氏の一族、岩村藤三郎家時が応仁年間(1467~69)足利氏の権勢を逃れて入植し、
文明2年(1470)山頂に天神社を祀ったという。

文化元年(1804)現在地に遷された。

ご神体は束帯姿の坐像という。

江戸時代の除地は1000坪、
鳥居の扁額は菅原神社となっている。

八王子市「高留御嶽神社」

2012年03月28日 | 神社
高留御嶽神社 

鎮座地 上恩方2193?

祭神 日本武尊(やまとたけるのみこと)

旧格式 なし  

別当寺 村民持ち

例大祭 ?

解説 
高留地区の人々によって祀られた祠。

江戸時代の除地は400坪。

小学校の裏山に鎮座する。

八王子市「住吉神社」

2012年03月27日 | 神社
住吉神社 

鎮座地 上恩方町2750

祭神 上筒男命 (うわつつのおのみこと)
    中筒男命 (なかつつのおのみこと)
    底筒男命 (そこつつのおのみこと)

旧格式 なし  

別当寺 村民持ち

例大祭 6月15日?

解説 
振宿地区の人々によって祀られた祠。

永享12年(1440)創建という。

真峯嶺に鎮座するため真峯明神ともいわれる。

江戸時代の除地は2反2畝21歩。

明治5年(1872)竜蔵神社に合祀されたが跡宮として現在も残る。

「新編武蔵国風土記稿」に記載がある享和3年 (1803)奉納の灯篭があるが、
崩壊したまま放置されている。

八王子市「菅原社」

2012年03月26日 | 神社
菅原社 

鎮座地 下恩方町618

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 無格社  

別当寺 ?

例大祭 9月15日

解説 
元木地区の人々によって祀られた祠。

承応3年(1654)再建の記録がある。

八王子市「菅原神社」

2012年03月25日 | 神社
菅原神社 

鎮座地 西寺方町613

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 村社  

別当寺 ?

例大祭 3月25日

解説 
寺方村の鎮守。

本殿は承応3年(1654)築という。

八王子市「竜蔵神社」

2012年03月24日 | 神社
竜蔵神社 

鎮座地 上恩方2799

祭神 岩瀧姫命 (いわたきひめのみこと)
    底筒男命 (そこつつのうのみこと)
    中筒男命 (なかつつのおのみこと)
    表筒男命 (うわつつのおのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 村民持ち

例大祭 8月17日

解説 
降宿地区の鎮守。 

伝説によると、800年以上前竜神が龍宮より石舟山に降臨し、
その跡に社殿を建てたという。

寛文3年 (1663)社殿を再建。

「新編武蔵国風土記稿」によると、ご神体は帆柱に竜が巻きついた船の像だという。

明治5年(1872)住吉神社を合祀したため、
市史などには竜蔵神社住吉神社合社と記されている。

祭神が竜ということで雨乞いに霊験ありとのこと。


竜蔵神社の狛犬



寛政8年(1796)の銘があり「新編武蔵国風土記稿」にも記載がある。
下案下の枠山神社にも古い狛犬が残る。

八王子市「小津神明神社」

2012年03月23日 | 神社
小津神明神社 

鎮座地 小津町879

祭神 豊受姫命(とようけひめのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 百姓持ち

例大祭 8月16日

解説 
詳細不明。

神明社で祭神が天照皇大神でない神社はめずらしい?

伊勢外宮のご分霊を遷したものか?

八王子市「小津熊野神社」

2012年03月22日 | 神社
小津熊野神社 

鎮座地 小津町142

祭神 速玉男命 (はやたまのおのみこと)
    事坂男命 (ことさかのおのみこと)
    伊奘册命 (いざなみのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 村民持ち

例大祭 8月第二日曜

解説 
貞観年間(859~77)に熊野速玉大社のご分霊を遷したという古社。

例大祭では五穀豊穣・雨乞い祈願の獅子舞が奉納される。

雄・雌・金の三頭獅子だが、普通の形式より面長な事から重箱獅子と呼ばれる。

江戸時代に奉納された石造物などが多く伝わり、
本殿の建築も江戸時代くらいまでさかのぼると考えられる。



熊野神社の摂社、秋葉神社の狛犬



・奉納年 嘉永5年(1853)
・記事 恩方地区には江戸時代造の狛犬が多く残る。