大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

あはれ草屋根

2006年06月28日 | かまど、五月工務店
まるで砂漠で息絶えたケモノのように、「白骨化」した死骸を発見した。
なんと、頭だけの「カブトムシ」。

先日結婚したN村氏によると、コウモリが昨夏食した残骸だろうとのこと。
一日800人が訪れたこのパビリオンの横の草屋根で、一年経ったのだろうか。




今日は、先日結婚したN村氏と、樋掃除や、細部の補修などのメンテナンスにやって来た。

ひと通り終わったあとで、あまりに「あはれ」なので、本来指示にはなかったのだが、となりの草屋根の樋も掃除してやろうかと上に登ったところこんな風景に出くわした次第。

悪のりをして、板金屋O野さん製作の「樋のトンボ」に対抗して、「カブトムシ」をつけてみた。いかがなものか?




C京テレビの報道スタッフも、隣宅の取材を終え、帰りがけに草屋根に登ってきた。
「これでいよいよ管理棟も陽の目を見るよ!北○さん、よかったね、報われるよ!」
と思う間もなく、カメラさんが発した言葉。
「あ、バッテリーが限界…」

あはれ管理棟、脚光を浴びる日は来るのだろうか。

再公開まで、あと半月。
サ○キと○イの家へお越しのかたは、どうぞ、富士の裾野の大工、北○氏が愛を込めて造った、「となりの管理棟」も目に焼き付けていってくださいな。



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