大工風の道

仮設住宅ってわけでもないけれど、
ま、しばらくここで様子みようっと。

くらがりの丘

2006年07月02日 | 見聞録
ここのところ、これでもか!というほどマトモな休みがない。
土日も毎週といっていいほど、棟上の応援が入る。

1日、2日と、T橋建築工房の棟上。設計屋さんのS氏が図面を書いた物件。

このブログの最初のころに登場した、墨つぼのM井さん。
久々に登場したのが、その墨つぼを手に取るO氏。

屋根の下地に釘を打つために、「墨つぼ」で線を引くわけだが、なぜか、のきなみ壊れてしまった。
「やっぱりパーフェクトなパーフェクト墨つぼが要りますね…」とO氏。


さて、今年に入ってから、「○○の丘」シリーズで綴ってきた、桑名の現場のB監督から電話があって、早く残材を引き上げてほしいと。
大工なんて哀れなもの。工事終わればさっさと消えてしまえってところだ。
もう、月曜までには…というので、日曜日、T橋氏の棟上が終わってから夜、桑名まで2時間(片道)かけて走ることにした。
「お供します」とO氏がやさしい言葉をかけてくれたので、二人で桑名に…。



これが若い女性ならいうこともないのだが、それが残念で…(笑)。

静まり返った住宅地で、愚痴も言わずに(実際は愚痴をこぼしながら)トラックに残材を積み込む。
雨まで降ってきた。
二人ベタベタになって、なんとかロープで縛り、コレで大工工事完全撤収かな?
もっとも、あと一日、雑工事が一日分ほどあるのだが、それはもうちょっと先。

ここのところ「現場撤収」は雨の中暗闇で…、てのが多いような気がする。

O氏をK野町で降ろして、自宅に帰ったらすっかり日付も変わって…。

肉体労働の午前様はやっぱりこたえる。





ついでの一枚。
なんか似ていると思いませんか?
津市美里町にて…。




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