４/２（火）その２ 城下町『竹田』で オールドノリタケコレクション鑑賞 他

4/2（火）しだれ桜を見たあとに向かったのは竹田市です。

竹田市は　大分県の南西部に位置する市で、
かつての岡藩の城下町でした。
岡城は瀧廉太郎が「荒城の月」の構想を練ったことで知られています。

この日の目的のもう一つは　こちらの展覧会を観ることです。
圧巻の岡本依大コレクション

大分市在住の方らしいのですが
長い年月かけて収集されたオールドノリタケなどの美術品を
この度　子供の頃過ごした竹田市に寄贈されたそうです。

一部ですが　ご紹介します。


オールドノリタケ…創始者　森村市左衛門
江戸で馬具商を営んでいた森村市左衛門は
ペリー来航以来、欧米から様々な文化が流入する一方で
日本の金が海外に流出し、
日本の国力がどんどん弱くなってしまうことを憂慮。
『国外に流出した金を取り戻すには
輸出貿易で外貨を稼ぐのが一番だ』
との助言を　師と仰ぐ福沢諭吉より　得ました。


長年にわたり培ってきたノリタケの食器製造技術から、
様々な技術や素材が派生し、現代のセラミック産業に発展。
衛生陶器のTOTO、電力用碍子の日本ガイシ、
蛍光表示管のノリタケ伊勢電子（Noritake Itron）、
スパークプラグの日本特殊陶業、
世界に誇る日本の高級食器の大倉陶園などは
全て日本陶器（現在のノリタケカンパニー）から独立した企業。











目の保養させていただきました。

会場の竹田市歴史文化館　由学館では

国指定史跡の『岡城址』について楽しく学ぶ工夫がされてました。

大画面（石垣シアター）で観る　歴史…『豊後岡城物語』

これ、お金かかっとるわ～
・・急に生臭い話にしてごめんなさい。

大好きなジオラマもありました。


隣接する、、というか、
なぜかエレベーターで坂の途中まで行ける
『竹田荘』（ちくでんそう）です。

文人『田能村竹田』（たのむらちくでん）
の住まいを見学できます。


お庭から見る城下も桜が美しいです。

田能村竹田は　非常に贋作が多い作家としても知られています。
『開運！なんでも鑑定団』でも　よく登場しますね。

ゆずぽんの主人のおじいちゃんは
竹田（ちくでん）の掛け軸を何本か大事にされており
つい一週間前、主人の実家に　義弟一家と集まった時に

義弟が「じいさんの　ちくでん、素人鑑定してみようか？」

と言って　皆で爆笑したばかりだったので
なんだか　ちょっと笑えました。

＜展覧会備忘録＞
今回の　コレクションは
少し前に県立美術館（OPAM）で開催されたこちらに行って
情報を得たからです。
『畠山記念館名品展』


『風景をめぐる・・・アートで小旅行』

↑
こちらでは　友人のおじいちゃまの作品が展示されていて
なんだか嬉しかったです。＾＾

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