【7月6日 天気 快晴】
5つ星ホテルなのでもしかすると?と思っていたサーモンが朝食に現れたが、味が期待通りでなくちょっと残念な気持ちでホテルを出発した。この町にもいつも利用させて戴く例のダブルデッカーが動いており、偶然にもホテル前に停留所があるので利用しない手はないということで1日券をバス内で購入、いざマドリード観光へ。
先ず訪れたのが部屋数が2700を超えるという王宮。現在はお住まいになられていないとのことだが、流石”王室”、各々部屋は用途に応じて贅をつくして飾られており、すごいの一言。ここも内部は撮影禁止なので外観のみ写真にて紹介。別料金となるが反対側にある聖堂にはエレベータで上がることができ、町を一望できる。
1か所のみ観ただけだが、お腹の虫が叫ぶ頃になったので、4階建ての建物に4方囲まれたマヨール広場にバスにて移動。建物に沿って多くの食べ物屋がテーブルとイスで”出店”を出しており何処で食べるか悩んでしまうが、涼しそうを最優先に店を決定、ランチタイムに入った。お味はまあまあだったが量が多い。
お腹に栄養を与えたので次はディッセン・ボルネミッサ美術館を訪れ、頭に栄養を与えた。此処では偶然にもゴッホ展が行われており、それのみ時間制限となったが、ゆっくり鑑賞することができた。
その後ホテルにて2時間弱の夕寝にてエネルギーを充電、再び車上の人となる。ダブルデッカーは2コース有り、別のコースに乗り換え、レアル・マドリードの全ての優勝杯が飾られているというサッカー場も含め市街観光をした後、最後にアトーチャ駅周辺に有りピカソの「ゲルニカ」を展示するソフィア王妃芸術センターを訪れた。ここにはピカソ、ミロ、ダリも含め多くの作品が展示されていた。
閉館時間である21時迄センターにて頭に栄養を与えた後、近くのBARにてスペイン最後の夕食を摂った。未だ明るいが直射日光もなくなり、熱いのが苦手な私でも気持ち良く食事をすることができた。湿気の多い日本において外での食事は先ず考えられない。
結構待つことになったが、食事後も未だダブルデッカーが動いており、タクシーを使うことなくホテルに戻ることができた。
マドリードにおいて3つの美術館を訪れたが、何れもスペースが非常に広く、合わせて展示品も多く、でもゆとりのある展示のせいか人が少なく、ゆっくりと鑑賞することができた。
(本日の歩数13,544歩)